れいわ新選組・山本太郎代表の「COVID-19対策で1カ月国会を休会」という国会軽視 の錯誤

2020/02/27 晴れ
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 れいわ新選組・山本太郎代表は,議会制民主主義も法治主義も,ましてや憲法も,ほんとはよく分かってないんじゃね? と嘆きたくなる。

 山本太郎代表は,2011年東日本大震災のときの「国会自然休会」で被災地対応したことを例に挙げ,今般の COVID-19 に係る緊急補選予算を成立させつつ国会を1カ月程度休止することを提案している。
 国会の日程についての “技術的な” 提言をしているかに見えて,その実,ほとんど錯誤の主張だ。

 いわく,「国会が休めば,ほかのところも休みやすくなる」「爆発的感染の拡大を防ぐためには,まず国会が,まず,止まるということを選んで,皆さんに対して同じように足並みをそろえていただきたい。可能な所は,っていう話ですね。それによる損失は国がちゃんと補填するからっていうことを約束する,という話です」

 何を言ってるんだろうね,やれやれ。
 国会を止める理由なんか,何一つ言っていない。

 「国会には高齢者が多く・・・」とも説明していたが,それであれば,むしろ全国各地にある高齢者施設に対する防疫体制をいかに迅速に構築するべきかが喫緊の課題になる。
 また,まったく言及していないのが,現下で休めるはずのない医療関係従事者についてである。
 COVID-19 に係る補償等を国家規模で推進すれば,多くの医療関係従事者の「カネじゃない。自分以外の人の役に立つこと」という〈信念〉と〈使命感〉は,最大限に発揮されるだろうが,果たして行政の支援なしで有機的連携がなされるのだろうか。その行政を監視する国会を止めて,どうしようというんだ。
 言うまでもなく,行政の監視と,急遽立法が必要となった場合の国会の役割は,あまりに重要だ。いや,いわば緊急事態である現在にあって,国会が止まっているなど国家存亡の危機と言ってもいい。

 山本太郎代表のこれまで政治が積極的に光を当てなかった層に直接届く政策提言をするという姿勢は,まったく評価に値しないものではなかった。だが,今回については,とりわけアナーキーをとおり越してアホとしか見えないれいわ新選組になってしまった。実に残念なことではある。単に“炎上狙い”とも見えるパフォーマンスが身についてしまったのだとしたら,支持する方々は,これに簡単に賛同せずに,山本太郎代表に苦言を呈してもらいたいと思う。


You Tube JP
https://www.youtube.com/watch?v=s2R-CUi1624&feature=youtu.be
国会休会?けしからん!? 落ち着いてください。恥をかく前に、まずはこの動画をご覧下さい。山本太郎とネットでおしゃべり会 2020年2月26日

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