新型コロナウイルスの感染拡大を「自民党・改憲の実験台」に?!/新自由主義の終焉は,イギリスから始まるのか/安倍首相の「募っているけど募集していない」発言の根底にあるのは“国の根幹を揺るがす大事”

2020/01/30(木)晴れ。最高気温は17.5℃。
 オオイヌノフグリ

20200130 オオイヌノフグリ その1 .JPG

2020/01/31(金)晴れ。最高気温は12℃くらいでも,北西の風が強く吹いて冬らしい寒さ
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§ コロナウイルスの感染拡大を人権の制限につながる事態として,ほくそ笑む伊吹文明衆院議員

 これが自民党改憲草案の本性か。国民の生命・財産を保守するという大義など,どこにもない。

 グローバリズムの進展により,私たちはさまざまな国や地域の人びとと交流でき,文化的にも物質的にも多くの恩恵を受けるが,地球にあるたとえばウイルスというリスクもまた国境を超えて拡大する。当然,それは視野に入っているべきで,新型コロナウイルスの脅威に立ち向かうには国際連携や平和といったテーマこそ最優先事項となるはずだろう。
 しかも,菅義偉官房長官は,31日の記者会見で新型肺炎への対応の遅れを指摘されると「対応が一番早かったのは日本だ」と反論したという。(毎日新聞)

 人の不幸に乗じて人権を制限しようと発想するもそうだが,ひたすら「日本が一番」と口を吐く態度は,浅はかだ。


武田砂鉄 on twitter 2020/01/31
20200131 武田砂鉄  伊吹「改憲実験台」発言.PNG
https://twitter.com/takedasatetsu
この方が、憲法改正のための「実験台」という言葉を使ったことを覚えておこう。 自民党の伊吹文明元衆院議長は三十日の二階派会合で、新型コロナウイルスの感染拡大について「緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えた方がいいかもしれない」と話した。
tokyo-np.co.jp
自民党の伊吹文明元衆院議長は三十日の二階派会合で、新型コロナウイルスの感染拡大について「緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えた方がいい・・・


§§ 新自由主義の終焉は,イギリスから始まるのか

 UE離脱で沸く英国だが,同時にイギリス鉄道の再国有化に注目したい。

 木村正人氏によると

「鉄道の再国有化は最大野党・労働党の強硬左派ジェレミー・コービン党首が掲げてきた主要政策だっただけに、驚きました。保守党は鉄の女・マーガレット・サッチャー首相時代の「小さな政府」から「大きな政府」に180度舵を切ったのです。」(YAHOO! JAPAN ニュース)

§§§ 「書き換えだけど改ざんじゃない」「募っているけど募集してない」

 プチ鹿島氏による2018年“見出し大賞”は「書き換えだけど改ざんじゃない」だった。
 そして,今日の文春オンラインでプチ鹿島氏は,安倍首相の「募っているけど募集していない」発言の根底にあるのは“国の根幹を揺るがす大事”であると安倍内閣に対する危機感を顕わにしている。以下に要点をまとめる。


文春オンライン 2018/12/28
https://bunshun.jp/articles/-/10217?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
2018年“見出し大賞”はこれしかない
「書き換えだけど改ざんじゃない」

「言葉のすり替え」と「ステーキ屋の『うそ』」
「公文書を書き換えたけど改ざんではない」
「武力衝突はあったが戦闘ではない」
「残業代ゼロ制度は高度プロフェッショナル制度」
「移民を実技実習生や外国人労働者」
「日米FTAを日米TAG」

文春オンライン 2020/01/31
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200131-00029871-bunshun-pol
「募ってはいるが募集はしていない」 ちゃんと説明されない“3大事件”を安倍首相の「私情」で読み解く
1/31(金) 6:00配信 文春オンライン

プチ鹿島
「内閣支持層」こそ、桜の危うさに早めに気づき「とっとと説明せよ、面倒なことになるぞ」と叱るべきだった

〇 今回の「募っているけど募集していない」という首相の言葉。
注目すべきはこの説明で大丈夫だと思っていたことである。この「言い換え」でいけると思っていた怖さである。

〇 またしても首相の「私情」がキーポイントということだ。広島の溝手憎しも、モリカケも桜を見る会も共通するのは「私情」。そこには私怨や友情や贔屓が全部詰まっている。

〇 巨悪ではないがせこい。一強ゆえにそのせこさは身内からは文句が出ない。私情が過ぎて何かおかしくないか? と世間から問われると「説明しない」という選択で済ます。

〇 ちゃんと説明しない手法や言葉の言い換え。
この体質がすすむとどうなるか。官僚は「誰か」を守るために公文書破棄をして結果として歴史を断絶することになってしまう。伝統破壊である。せこさが国の根幹を揺るがす大事となるのだ。

〇 このヤバさは、保守を自認する人こそ指摘してあげるべきではないだろうか。

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◇ 報 道
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202001/CK2020013102000138.html
新型肺炎「緊急事態の一つ、改憲の実験台に」 伊吹元衆院議長
2020年1月31日 朝刊
自民党の伊吹文明元衆院議長は三十日の二階派会合で、新型コロナウイルスの感染拡大について「緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えた方がいいかもしれない」と話した。自民党がまとめた改憲四項目の一つである緊急事態条項の導入を念頭に置いた発言。同条項は、大規模災害時に内閣に権限を集中させ、国民の権利の制限を認める内容。
 政府は二十八日に新型肺炎を感染症法上の「指定感染症」とする政令を閣議決定したが、施行日の二月七日までは感染者の強制入院などの措置は行えない。
 伊吹氏はすぐ強制措置が取れることが望ましいとし「周知期間を置かなくてもいいことにするためには、憲法を変えてもらわないとできない」と語った。
 これに対し、共産党の小池晃書記局長は、政令施行後は一定の行動制限ができることを踏まえ「憲法を変えないと対策ができないというのは筋違いの暴論だ」と批判した。 (井上峻輔)

毎日新聞
https://mainichi.jp
新型肺炎「対応は日本が一番早い」「桜」資料隠蔽は「内閣府にお尋ねを」菅氏記者会見詳報 毎日新聞 2020年1月31日
31日午後の菅義偉官房長官の記者会見では、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大や「桜を見る会」、菅氏の信頼が厚いと評される東京高検検事長の異例の定年延長に関して質疑があった。菅氏は新型肺炎への対応の遅れを指摘されると、「対応が一番早かったのは日本だ」と反論した。内閣府による桜を見る会の資料隠蔽(いんぺい)に関しては「基本的にその件は内閣府にお尋ねを」と回答を避けた。主なやりとりは以下の通り。【秋山信一】・・・

YAHOO! JAPAN ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200130-00161090/
イギリスの国鉄民営化はどうして破綻したのか サッチャーの新自由主義革命はEU離脱で終わりを告げる
木村正人
 在英国際ジャーナリスト1/30(木) 19:36
英国鉄改革26年目の破綻
[ロンドン発]英イングランド北部で2016年から旅客鉄道輸送を引き受けている列車運行会社ノーザンを3月1日から再国有化すると、グラント・シャップス運輸相が29日発表しました。サッチャー改革による民営化路線は欧州連合(EU)離脱をきっかけに大きく転換します。・・・

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