スキャンダルだらけの安倍政権は,なぜ続くのか : Revisionism とたたかうには

2019/10/11(金)朝のうちやや晴れ,のち曇りときどき雨。夜遅くには本降り
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2019/10/11(金)立憲デモクラシー連続講座 第Ⅳ期 第3回
中野晃一教授 政治学(上智大学)
安倍政権と Revisionism : 報道・表現・学問の自由への圧迫を考える

[ 個人的なメモ ]

❑ Historical Revisionism(歴史修正主義) と Constitutional Revisionism (憲法改正主義)は,繋がっている
 「自虐史観」「みっともない憲法」➡ 「安倍・9条明文改憲」は最後の仕上げ
❑ スキャンダルだらけの安倍政権は,なぜ続くのか
 要因は複合的にある。
 1つのスキャンダルは命取りになるが,複数のスキャンダルは命取りにならない
❑ Revisionism の手法の1つ = Gas Lighting 効果〔心理的虐待〕
 説得ではなく混乱させる ~ 多くの人が訳が分からない状態をつくる ~ 主体的判断を困難にさせる = New Normal をつくる
❑ 理屈のないことをくり返し実行し続ける安倍首相 ~ 棄権している半数の有権者は,安倍のウソを見抜けない
❑ Revisionismとたたかうために。 攻撃の標的になり,孤立させられて倒されないために。
 私たちは正気を失わない。
 社会のなかに「連帯の砦」をいかに維持し機能させていくか


[ここまで個人的なメモ ]

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中野晃一教授 政治学(上智大学)
安倍政権と Revisionism : 報道・表現・学問の自由への圧迫を考える


レジュメ p.1
(1) ポスト冷戦時代の政治家、右派メディア・知識人、右派団体
、・運動体との連携で1990年代後半から始まったバックラッシュの流れが小泉政権期に主流化していった。
(2) 自民党内の穏健保守、そして民主党の崩壊を経て、第2次安倍政権でついに歴史修正主義は、政府与党の公式な政策となってしまった。
(3) オルタナティブとなる野党のない政党システムの下、自民党による国内メディアの統制・抑圧には相当程度成功してしまった。
(4) アメリカを中心とした海外キャンペーンが展開されたが、反発を招いた。
(5) 海外で「慰安婦」問題は、女性の人権問題や軍事性暴力の問題と捉えられており、歴史修正主義キャンペーンも言論や学問の自由など人権問題と深刻に受け止められた。
(6) アメリカの顔色を窺いつつ、安保や経済面での対米追随政策とのバーターで、歴史修正主義のお目こぼしをしてもらう方針を注視する必要。
(7) 国内では、明文改憲を視野に入れるなかで、学校や大学への介入も強化されている。
(8) 全体としては、対米追随の安保外交そして経済政策を優先しつつ、改憲や教育・マスコミへの介入を「粛々と」進めるのだろう。
(9) 一定程度、ブレーキの役割を果たす側面があったアメリカ政府だが、トランプが大統領になったことによって、安倍政権による言論や報道の自由の抑圧や歴史修正主義的な傾向はいっそう加速する危険性がある。
(10) Revisionism の狙いは、「誰も気づかない」手法で New Normal をつくること。

レジュメ p.1 下段 ~ p.4 2012年12月から2019年8月までの問題点

2012年12月
 衆議院選挙、安倍自民党の政権復帰
2013年 7月
 参議院選挙、自公連立与党の勝利
 麻生副総理「ナチスの手口に学んだら」発言
2013年12月
 特定秘密保護法成立
 安倍首相、靖国神社参拝

 < 途中省略 >

2019年7月
 参議院選挙、改憲勢力「3分の2」割れ、自民党単独過半数失う
 戦後2位の低投票率で50%割れ
 安倍総理「改憲議論への民意が得られた」と繰り返す
2019年8月
あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」中止

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