小池晃「生活できる年金に底上げを」安倍晋三「それはまったくばかげた政策だ」

 朝と日中は晴れてやや強い風が吹く。
 湿度も低く,夏休みが始まって梅雨明けしたような1日だったけど,夕方になってからすこし曇り始める。 今夜の満月は見えるだろうか。
 昨夕2019/06/16(日)の月。
 月齢12・7

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§ 現行の消費税は,おかしい。まず賃金の底上げだろ!

 たとえば日本の人口1億人 世帯数は約 5000万 として,概算をしてみよう。
 所得最上位層が1% 約100万人(≒50万世帯)。
 所得上位層と中位層が19%。
 所得下位・最下位層が60% 6000万人(≒3000世帯)と 仮定し,消費税率10%とするとき

 最上位層1%の世帯の年間消費支出が平均1000万円 なら,負担する消費税は
 100万円×50万 = 5000憶円

 上位層と中位層19%は,単純化するため計算しない。

 下位・最下位層60%の世帯の年間消費支出が平均200万円なら,負担する消費税は
 20万円×3000万 = 6兆円

 つまり,所得下位・最下位層の年収を上げ消費支出を平均400万円にすれば,消費税収はあっと言う間に12兆円になる。 
 そう。 税収の安定を考えるなら,所得下位・最下位層の大幅な賃金の底上げをすればいい。 単純なことだ。

 だから,年金問題に限らず,マクロ経済スライドだの,財政健全化だのに騙されるんじゃない。
 それでもさあ,日本の現行の消費税ってさ,メッチャおかしいだろ。 なにしろ資産も収入も考えに入れていない人頭税の性格が濃厚だからね。

§§ 小池晃 「生活できる年金に底上げを」 安倍晋三 「それはまったくばかげた政策だ」

 6月10日 参議院決算委員会の小池晃・書記局長の動画ショート・ヴァージョン(02:19)は,およそ220万回も再生・共有されている。
 ロング・ヴァージョン(29:26)もすでにほぼ5万回も再生・共有されている。


YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pp3hsB1-Fo4
生活できる年金に底上げを―
48,220回視聴
 
 簡単に言えば,およそすべての人が生活できる年金を受給できるための政策提言をしている参議院議員・小池晃 (共産党書記局長) に対して,安倍首相は,大企業や富裕層の増税をすれば 「日本経済がダメージを受ける」 「それは間違った政策,全くばかげた政策だ」 と答弁している。
 速記録も公開されているので,以下,抜粋してそのなかでとくに重要な部分を太字にしてノートする。

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http://www.a-koike.gr.jp/?p=9634
速記録
2019年6月10日 参議院決算委員会 速記録
2019年6月10日 Akira Koike

○小池晃君 何を言っている。 もう、こんなことを延々としゃべられたら議論にならない。
 よく分かりました。 総理の考えている百年安心というのは、年金制度さえもてば国民の暮らしはどうなってもいいということですよ、結局ね。 これだけ年金の暮らしで赤字が出ているけれども、それに対して何の手も打とうとしない。
 共産党はどうするんだと言われました。 私たちは、低過ぎる年金、政府のように低い年金には低い底上げしかしない、こんなやり方ではなくて、低年金には全てこれは底上げをしようではないか、そして、今やろうとしているこのマクロ経済スライドは直ちに止めろというふうに言っております。 大企業やあるいは富裕層に対する行き過ぎた減税を見直すということで財源を示すということで財源を示すということもやっておりますから、ちゃんとホームページ見てください。

< 中 略 >

 財源も、法人税について、大企業にせめて中小企業並みの基準で法人税の負担を求めれば、これ四兆円出てまいります。 それから、株で大変なもうけを上げている富裕層の皆さんに平等に所得税を払ってもらう、そして所得税の最高税率を上げていく。 これで三兆円の財源出てまいります。
 こういった財源を私ども示して年金の底上げをやろうじゃないかということを提案していますから、ちゃんとホームページ見てください。

〇 内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの財源については、それは全く私は信憑性がはっきり言ってないと思いますね、全然、それは。 日本の経済自体が相当のダメージを私ははっきり言って受けると思います。 言わば、経済は成長どころかマイナス成長になるかもしれないし、それによって税収はこれは逆に減っていくだろうし、これ、収入が減れば保険料収入は減っていくことにつながっていくんだろうと思います。
 我々、低所得の高齢者の方への対策については、既に年金受給資格期間の二十五年から十年への短縮や医療、介護の保険料負担軽減を実施したほか、今年の消費税率の引上げに合わせて、低年金への年金生活者支援給付金の創設を行い、また、介護保険料の更なる負担軽減も行っているところでございます。
 将来世代の年金受給者の給付が増えるなんということを私は一回も言ったことはありませんよ。年金の給付が増えるということは言ったことありません。だって、そのマクロ経済スライドの説明をさせているとおりでありまして、それによって増えると言ったことはもちろんないわけであります。
 マクロ経済スライドにおいては、それは、一%、もし賃金あるいはインフレ率が上がったとしても、そこから言わばマクロ経済スライド分も差し引くということでありますから、それによって何が可能かといえば、今まさに、今の受給者と同時に将来の受給者においても年金の受給を確かなものにするということでありまして、それをやめてしまうというのは極めて無責任であり、また、将来世代の皆さんにとってこれは不安をかき立てるものになるわけでありまして、それは全くばかげたこれは政策なんだろうと、こう言わざるを得ない。 間違った政策だと思いますよ、それは、だと言わざるを得ないと思います。
 年金というのは、これ給付と負担があって初めて成り立つものであって、それを真摯に受け止めながら真面目に政策を実行していくことが大切であろうと。 我々は、経済を成長することによって、〇・一%でありますが、これはもう久々にプラスの成長を可能としたと、こういうことでありまして、ちなみに、民主党政権下の三年間は一回もプラスにはなっていないということであります。

〇 小池晃君 民主党じゃないですから、私ね。 そういう無意味な反論しないでくださいよ。
 実際、安倍政権になってから六%年金削っているんですよ。マクロ経済スライドなど発動してキャリーオーバーもやって、六%年金削っているんですよ、安倍政権は。 何を胸張って言っているんですか。
 さらに、これからだって、今はっきり増えないと言ったけど、減るわけでしょう、マクロ経済スライドで。明らかに減るんですよ。 それをこの報告書では正直に言ったのに、慌ててまた隠している。 私はこういう姿勢こそが年金不安をあおっていくんだと思いますよ。
 やっぱり正直に認めるべきですよ。 これから年金はどんどんどんどん目減りしていきます < 後 略 >

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