オーストラリアの野良猫大虐殺は,どうにかならないのか

Stop
A terrible massacre of cats
In Australia

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 昨日は1日中イヤな雨が降っていた。今朝は雨がやんで薄日が差している。

 「外来種」が「在来種」の生存を脅かすことは,地球上の歴史ではそれほど珍しいことではない。 かつては春になると 「ドジョッコだのフナッコだの」と歌にも歌われた水生生物にしても,私は身近で実物を見たことはない。 環境問題は,さまざまに,また安易に,政治利用されることも多いと私はおもう。

 さて,野良猫と呼ばれる猫たちは,もちろん,言うまでもなく,人間の無責任ゆえに野良猫という生き方を強制されたわけなのだが,2世紀くらい前に人間がオーストラリアに猫を持ち込み,野良猫は在来の固有の鳥類などを絶滅させたということらしい。
 けれど,ほんとうに200万匹も野良猫がいるんだろうか。
 しかもオーストラリア政府は,野良猫たちを駆除するのに 毒餌を撒いて大虐殺することにしたという。
 これ,どうにかならないのか。

 この記事を書いた岩見旦氏の結語を引用する

「 人間により強引にオーストラリアに連れて来られ、毒入りソーセージで駆除される野良猫たち。クジラに向ける慈悲の心を多少なりとも猫に向けてほしい。」

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2019.04.29
オーストラリア政府、毒入りソーセージを飛行機から撒き、野良猫200万匹を駆除へ
Photo By Shutterstock
文 : 岩見旦
オーストラリア政府は、固有種を保護のため、2020年までに野良猫を200万匹駆除する計画を立てている。 しかし、その駆除方法の一つが極めて残忍であると批判を強めている。

毒入りソーセージで野良猫を駆除
その駆除方法とは、毒入りソーセージを食べさせること。 『ニューヨーク・タイムズ』によると、そのソーセージはカンガルーの肉、鶏の脂肪、スパイスやハーブから作られ、食べると15分以内に死に至るとのこと。 野良猫の生息地で1kmの間隔で、この毒入りソーセージ50個を飛行機から撒く。 開発を手がけたデイブ・アルガー博士は 「このソーセージが猫の最後の食事です」と語っている。

野良猫によるオーストラリア固有種の危機
猫は2世紀前、入植者によってヨーロッパからオーストラリアに持ち込まれた。 それ以降、約20種の動物を絶滅させてきた。 オーストラリア環境省の絶滅危惧種担当官のグレゴリー・アンドリュース氏は 「私たちはオニネズミ、ワル(黒足のイワワラビー)、ヒメフクロウインコなど、私たちが愛している国を象徴する動物たちを守るために、選択をしなければならない」 と、野良猫が固有種にとって最大の脅威であると述べた。 「私の利益や好みで駆除するわけではない」 とも。
オーストラリアは長い間他の国から切り離された島国であり、オーストラリアの哺乳類の80%、鳥類の45%が固有種である推定されている。 調査によ
ると、猫はオーストラリア全土で毎年3億7700万羽の鶏と6億4900万羽の爬虫類を殺しているという。

野良猫の駆除は目くらましの政策との批判も
この野良猫を駆除する政策に対し、16万人以上がオンライン署名で反対を表明。 イギリスのミュージシャン・モリッシーやフランスの女優であるブリジット・バルドーも批判を展開した。
さらに、野良猫の駆除は他の環境問題から目をそらさせるための目くらましだという声も挙がっている。 ディーキン大学の環境生物学者の トム・ドハティ氏は 『CNN』 に、「そもそも当初、オーストラリアに野良猫が何匹いるかすら分かっていなかった」 と語り、「生物多様性に対する脅威に対処するため、包括的なアプローチを取る必要があります」 と、この政策を批判した。
人間により強引にオーストラリアに連れて来られ、毒入りソーセージで駆除される野良猫たち。クジラに向ける慈悲の心を多少なりとも猫に向けてほしい。

CNN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/fringe/35136451-2.html
野良猫200万匹の駆除、オーストラリアが目指す理由
2019年4月29日 18時16分


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