平野 博文 「大きなかたまりを作って,自民党に対峙をする」
国会で野党同士が会派を組んでも,安倍内閣を問い詰めるどんなにデキのいい討論をしても,今後が安倍・自公政権のままじゃあ,ダメでしょ。
このまま安倍政権が続く限り,今回もまた厚労省の勤労統計不正に象徴されるように,国家の基幹である統計および情報の多くがデタラメで,このまま税金だけ分捕られて,健康で文化的な生活がのぞめないまま国民大衆が疲弊していくのを指をくわえてみていることになる。
階猛議員にお聞きしたい。
何のために 「野党の大きなかたまりを作る」 のか。
とりあえず野党第1党の立憲民主党が,いつまで経ってもその大きなかたまりを作ろうぜって呼びかけをしていない。
私は1月28日の 「国民民主党 自由党・両院会派 合同総会」での以下の発言は,ちょっとのんびりし過ぎなんじゃね?って思った。
https://www.youtube.com/watch?v=6KfA35ni3sU
04:40 ~ 09:00 /12:35
国民民主党 自由党・両院会派 合同総会
2019年1月28日
階 猛 衆議院議員
衆議院議員の階猛です。 発言の機会をいただきまして,ありがとうございました。 平野(博文)幹事長にちょっと質問をさせてください。
もう,こういう会が,両院会派が結成されたということを前提にされて行われているわけですけれども,ここに至るまでですね,私は両院総会で出席の機会すら与えられていませんでした。
私もですね,野党が大きなかたまりを作る,玉木さんの方針にまったく異存はありません。
ただ今回の一連の流れが,それに資するものなのかどうか。
先ほども代議士会でも発言しましたけども,大義が見えない。
また,大きなかたまりになるどころか,むしろ立憲(民主党)との溝が深まって,むしろ大きなかたまりからは遠ざかっているような気がします。
そこで私は今回の件は,まず第1歩としてですね,参議院で統一会派というところから始めて,それでお互いに分かり合ったうえでですね,次のステップに行くべきだということで,あの総務会,3時間の議論を経たうえで,あのような結論に至っていると思います。
中身については,当時,どこでも話すことはまかりならんということでしたので,私はその日はまったく申しあげませんでした。
しかし,総務会で,次の日にですね,両院総会が開かれる,このこともまったく知らされておりませんでした。 それで私は,真夜中に次の日の朝9時半から両院総会が開かれるということでですね,なぜそうなってるんですかと,代表に直接電話で尋ねました。 そうしたところ,代表からはあくまで総務会で議論された参議院での統一会派,このことについてお諮りするものだと,こういう話であって,それ以上のものではないということでしたので,私はそのまま私の重要な所用がございましたので,そちらを優先させていただきました。 しかし蓋を開けてみたら,参議院だけではなくて衆議院もということで,これは総務会ではまったく了解は得られてないことであります。
くり返しになりますが,私は大きなかたまりを作るための行動であれば喜んで参加いたしますけれども,今回のことは,我が党がこれまで守ってきた「中道改革政党 」という,その理念にも,私は必ずしもそぐわないのではないかと思います。
なぜならば,小沢代表には,私は恩師であると思ってます。 政界に導いてくれた恩師だと思ってます。 その当時小沢代表は二大政党制を作るということで,その一翼を担うということで私もこの世界に入らせていただきました。一生懸命私も党の政権交代のために活動し,そして運よく政権交代もできたわけですけれども,その政権をせっかく獲ったところで小沢代表はじめ何人かの同志がやはり政策や理念が合わないということで党が割れてしまったわけです。
そうしたことが過去にあったことを踏まえれば,やはり一緒になるにしても,そのあたりの総括も必要ですし,また,一緒になることによってさらに大きなかたまりに繋がっていくんだというヴィジョンも必要だと思っております。
この政策と理念の一致あるいは大きなかたまりに繋がっていくそのヴィジョン,こうしたものがなければ,一足飛びにですね,こうした両者が合わさってこういう会を開くといいうことは,私は拙速に過ぎるのではないかと思っております。
もう一度総務会からしっかり議論をして,この両者の協力のあり方,考えていくべきだし,ほんとうにこれでいいのかどうか,私は疑問を持ってます。
まず,長くなりましたけれども,幹事長からはなぜ総務会の議論に反してあのようなことが行われたのか。そこだけお尋ねします
平野 博文・幹事長
階さんから思いのご質問ですからお答えをいたしますが,総務会では党大会でも確認をさせていただきましたが,野党が大きくまとまっていかなきゃいけない。
この方針は党大会でも,代表からも 私も 党の方針からも 申しあげてきました。
総務会ではいろいろご議論ありました。
国会が始まってくる時間軸のなかで,3時間にわたるご議論もいただきました。 そのうえで,大きくかたまっていくために,今後も進めていく。方法については,代表に一任と。こういうことで,総務会で決定をいただきました。
階さんから,そういう流れのなかで,時間軸あるんだったら参議院から進めたらどうだと,こういうお話もいただいて,総務会として意思決定したわけであります。
それ以降,自由党の小沢さんのところと陰に陽にやりながら,大きなかたまり作るんだったら,まず会派は衆参でやろうじゃないかと。
このことについては,私は党大会,総務会で決めた,皆さんからご了承いただいた範囲のなかでの活動であると,こういうふうに思っておりますので,これからも丁寧にはやっていきたいと思っておりますが,ぜひ時間軸のなかで,急な両院総会の了承を得なければ会派ができないと,こういうことでもありましたので,ぜひその点は十分にご理解いただいて,ご了解をいただきたい。 かように思います。
しかし,先ほど言われたように,大きなかたまりになっていかないんじゃないか。 余計離れていくんじゃないか,という階さんからのご指摘ありましたが,そうならないように,我々が全力で頑張らなきゃいけない。
それでないと目的を果たしていきません。
会派を作ることが目的ではありませんので。
大きなかたまりを作って,自民党に対峙をする。 これが本来の趣旨でございますので,ぜひご理解をいただきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございます。応援をお願いいたします

◇ 参 考
自 由 党
http://www.liberalparty.jp/
https://www.dpfp.or.jp/
国民民主党
https://www.hhirano.jp/
衆議院議員
平野 博文 ひらの ひろふみ
大阪11区
http://shina.jp/
階 猛 しなたけし 衆議院議員
岩手1区
このまま安倍政権が続く限り,今回もまた厚労省の勤労統計不正に象徴されるように,国家の基幹である統計および情報の多くがデタラメで,このまま税金だけ分捕られて,健康で文化的な生活がのぞめないまま国民大衆が疲弊していくのを指をくわえてみていることになる。
階猛議員にお聞きしたい。
何のために 「野党の大きなかたまりを作る」 のか。
とりあえず野党第1党の立憲民主党が,いつまで経ってもその大きなかたまりを作ろうぜって呼びかけをしていない。
私は1月28日の 「国民民主党 自由党・両院会派 合同総会」での以下の発言は,ちょっとのんびりし過ぎなんじゃね?って思った。
https://www.youtube.com/watch?v=6KfA35ni3sU
04:40 ~ 09:00 /12:35
国民民主党 自由党・両院会派 合同総会
2019年1月28日
階 猛 衆議院議員
衆議院議員の階猛です。 発言の機会をいただきまして,ありがとうございました。 平野(博文)幹事長にちょっと質問をさせてください。
もう,こういう会が,両院会派が結成されたということを前提にされて行われているわけですけれども,ここに至るまでですね,私は両院総会で出席の機会すら与えられていませんでした。
私もですね,野党が大きなかたまりを作る,玉木さんの方針にまったく異存はありません。
ただ今回の一連の流れが,それに資するものなのかどうか。
先ほども代議士会でも発言しましたけども,大義が見えない。
また,大きなかたまりになるどころか,むしろ立憲(民主党)との溝が深まって,むしろ大きなかたまりからは遠ざかっているような気がします。
そこで私は今回の件は,まず第1歩としてですね,参議院で統一会派というところから始めて,それでお互いに分かり合ったうえでですね,次のステップに行くべきだということで,あの総務会,3時間の議論を経たうえで,あのような結論に至っていると思います。
中身については,当時,どこでも話すことはまかりならんということでしたので,私はその日はまったく申しあげませんでした。
しかし,総務会で,次の日にですね,両院総会が開かれる,このこともまったく知らされておりませんでした。 それで私は,真夜中に次の日の朝9時半から両院総会が開かれるということでですね,なぜそうなってるんですかと,代表に直接電話で尋ねました。 そうしたところ,代表からはあくまで総務会で議論された参議院での統一会派,このことについてお諮りするものだと,こういう話であって,それ以上のものではないということでしたので,私はそのまま私の重要な所用がございましたので,そちらを優先させていただきました。 しかし蓋を開けてみたら,参議院だけではなくて衆議院もということで,これは総務会ではまったく了解は得られてないことであります。
くり返しになりますが,私は大きなかたまりを作るための行動であれば喜んで参加いたしますけれども,今回のことは,我が党がこれまで守ってきた「中道改革政党 」という,その理念にも,私は必ずしもそぐわないのではないかと思います。
なぜならば,小沢代表には,私は恩師であると思ってます。 政界に導いてくれた恩師だと思ってます。 その当時小沢代表は二大政党制を作るということで,その一翼を担うということで私もこの世界に入らせていただきました。一生懸命私も党の政権交代のために活動し,そして運よく政権交代もできたわけですけれども,その政権をせっかく獲ったところで小沢代表はじめ何人かの同志がやはり政策や理念が合わないということで党が割れてしまったわけです。
そうしたことが過去にあったことを踏まえれば,やはり一緒になるにしても,そのあたりの総括も必要ですし,また,一緒になることによってさらに大きなかたまりに繋がっていくんだというヴィジョンも必要だと思っております。
この政策と理念の一致あるいは大きなかたまりに繋がっていくそのヴィジョン,こうしたものがなければ,一足飛びにですね,こうした両者が合わさってこういう会を開くといいうことは,私は拙速に過ぎるのではないかと思っております。
もう一度総務会からしっかり議論をして,この両者の協力のあり方,考えていくべきだし,ほんとうにこれでいいのかどうか,私は疑問を持ってます。
まず,長くなりましたけれども,幹事長からはなぜ総務会の議論に反してあのようなことが行われたのか。そこだけお尋ねします
平野 博文・幹事長
階さんから思いのご質問ですからお答えをいたしますが,総務会では党大会でも確認をさせていただきましたが,野党が大きくまとまっていかなきゃいけない。
この方針は党大会でも,代表からも 私も 党の方針からも 申しあげてきました。
総務会ではいろいろご議論ありました。
国会が始まってくる時間軸のなかで,3時間にわたるご議論もいただきました。 そのうえで,大きくかたまっていくために,今後も進めていく。方法については,代表に一任と。こういうことで,総務会で決定をいただきました。
階さんから,そういう流れのなかで,時間軸あるんだったら参議院から進めたらどうだと,こういうお話もいただいて,総務会として意思決定したわけであります。
それ以降,自由党の小沢さんのところと陰に陽にやりながら,大きなかたまり作るんだったら,まず会派は衆参でやろうじゃないかと。
このことについては,私は党大会,総務会で決めた,皆さんからご了承いただいた範囲のなかでの活動であると,こういうふうに思っておりますので,これからも丁寧にはやっていきたいと思っておりますが,ぜひ時間軸のなかで,急な両院総会の了承を得なければ会派ができないと,こういうことでもありましたので,ぜひその点は十分にご理解いただいて,ご了解をいただきたい。 かように思います。
しかし,先ほど言われたように,大きなかたまりになっていかないんじゃないか。 余計離れていくんじゃないか,という階さんからのご指摘ありましたが,そうならないように,我々が全力で頑張らなきゃいけない。
それでないと目的を果たしていきません。
会派を作ることが目的ではありませんので。
大きなかたまりを作って,自民党に対峙をする。 これが本来の趣旨でございますので,ぜひご理解をいただきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございます。応援をお願いいたします

◇ 参 考
自 由 党
http://www.liberalparty.jp/
https://www.dpfp.or.jp/
国民民主党
https://www.hhirano.jp/
衆議院議員
平野 博文 ひらの ひろふみ
大阪11区
http://shina.jp/
階 猛 しなたけし 衆議院議員
岩手1区
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