小沢一郎「 自公に変わり得る受け皿を作り,棄権していた大衆を投票所に呼び戻す」

(2/2) 自公に変わり得る受け皿を作り,棄権していた大衆を投票所に呼び戻す

小沢 一郎 代表
総選挙,野党共闘
✑ 自由党だけでできるわけじゃない。国民の期待が盛り上がるには,自公に変わり得る受け皿を作り,棄権していた大衆を投票所に呼び戻す
✑ 年明け選挙とすれば,年内にどういう体制で戦うかを決めないと,とても勝てない
✑ しっかりした連携ができれば,逆に野党は圧勝する。ちゃんとした連携が取れれば単純換算の5割増し,倍の票が入る。眠っている2000万票の7~8割は野党に入れていた人たちだから,全部勝つ
✑ 国民が投票所へ足を運ぼうという気持ちになるための我々の体制づくりが何が何でも必要だ


国会運営,IR法案,カジノ
✑ 最終的には数で決めるからしょうがないが,今の政府・自民党のやり方は横暴かつ稚拙だ
✑ IR,カジノ法案。僕は今の法案には賛成しない。また役人のポストを増やすための法案みたいな仕組みで,政府が主導して総理大臣まで出てくる。何だか知らんがヘンチクリンな法案だ
✑ 国民自身がきちんと判断できる社会になれば,賭け事であれ何であれ,プライヴェィトの領域は,自由にして良い。賭けごとも,オープンであったら何の問題もない。たとえば,パチンコではシステムを大きなコンピュータに全部,全国1本に繋げるなどすれば脱税の問題も起きないし,暴力団の資金源にもならない


我々のフリー,フェア,オープン
✑ フリーだけじゃない,公平・公正と,そしてオープンと。これが付いていかないと自由社会は弱肉強食,暗黒社会になってしまう。そういう意味でもっとオープンにすべきだ


玉城 デニー 幹事長
沖縄
✒ 日本の安全保障,75%の米軍基地が沖縄に集中しているという事実から起こる事件,事故について,本土のメディアは地元のメディアよりも詳しくは伝えていないところに,隠されている沖縄の実態がある
✒ 沖縄の問題が解決できれば,全国の問題解決のひな型になると,私は常々考えています。しかし今,国会で行なわれていることは,そのまま沖縄に丸写しして国民が考えれば,今の国会の異常な状況も,沖縄の異常な状況も,すべて選んだ人たちの責任になるということも浮かび上がってくると思います


https://www.youtube.com/watch?v=EQC5Hnce5L0
39:44
2016年11月30日(水)
定例共同記者会見 自 由 党


(1/2)  その政策には反対でも,安倍政権を支持する 日本人の不思議さ
からの続き
18:50~39:44/39:44


【 記者質疑 】
光文社FLASH
 ; このところ自由党の各県連の集会が続いていると伺いますが,支持者の方々を前にされてどういったエネルギーを受け取っていらっしゃるかを,両代表に。2009年政権交代のときには,小沢代表がいわゆる保守層を,自民党から引きはがして得票させたことによって追い風になった面があると思う。今後もそういった可能性はあるとご覧になっているでしょうか。


小沢 一郎 代表
 今,各県連,各地域まわってね,皆,非常に喜んで期待してくれてるって現状で,たいへん僕らも気持ちがね,楽しく,僕もまわってるんだけれども。
 自由党だけでできるわけじゃないからね。 やっぱり,国民の期待が盛り上がるには,自公に変わり得る受け皿ができないと,なかなか棄権していた大衆を投票所に呼び戻すっちゅうのはね。
 それは,各党が同時でやってるうちはね,自公の,比例で言うと2000万票弱ぐらいかな,此間1900万票ぐらいだったかな,あのほぼ一定の固い票に,勝てないね。
 2009年の前の民主党と自由党との合併のときもそうだったけども,それぞれでやってたんでは,僕は勝てないと思ったから,あの当時はね,民主党と合併したけれども。
 今は,さらにね,その必要性と,国民の期待感が,あのとき以上にきちんと野党が連携して頑張れという思いが,実は潜在的には強いんじゃないかなという気がします。
 ですから,年明け選挙とすれば,とにかくもうこの年内に,どういう体制で戦うかということを決めないとね,これはとても勝てないね。
 此間,読売かなんかにデッカク載ったけどもね。 あれは前の選挙の野党の単純換算したんだろ,きっと。 それでも59万負けるって報道されてたけどね。
 それは,なかなか単純換算のとおりにはいかないけれども,逆にしっかりした連携ができれば,単純換算の5割増し,倍の票が入る。
 ちゃんとした連携が取れれば,野党は圧勝するね。
 だって,2000万票,眠ってるんだもの。 2009年に比較したら。 これが,僕の計算だとだいたい7~8割は野党に入れてた人たちだよ。 これ入ったらね,もう,もう,もう,全部勝つよ。
 国民が投票所へ足を運ぶような気持ちにさせるための我々の体制づくりが,何が何でも必要だと思うね。 

山本 太郎 代表
 政策別では支持が低いけれども,政権に対して支持が高い。 アンケートの問題とか先ほどいろいろ言ったが,いちばん大切な部分を,今,小沢代表が言われた。
 受け皿,対抗できる受け皿の問題だと思う。
 まさに,自由党いかがですかという,名前が変わって短くなって良くなったという意見を聞く僕の気持ちも複雑ですけれども<笑>そんなことないです。でも,「小沢さん」って言う人,けっこういらっしゃる 。僕とも会ってるので僕のことも言ってほしいですけれども,どうしてもやっぱり小沢さん,あの人。 あの人にやってもらいたいという方々。 その度に自分の中でもテンション上がるんですけど。 いろいろ地方をまわってると,そういう方々が集まってらっしゃる。でも,自由党だけでは勝てない。 そのとおりだと思います。 皆でやっていかなきゃいけない。そこに対していろんな気持ちはあるんですけれども,小沢さんのこの強い気持ちを感じてたら,もう余計なこと言ってちゃいけないと思っちゃうんですよね。<笑> すごいことですよね。
 とにかくそれまでに,かたまりとなって,魅力ある政策を打ち出せるような,受け皿として選挙を迎えるのが理想だと思います。

東京新聞 ; カジノ解禁を含むIR法案が本日審議入りしたが,この間,年金はじめ強行的な政府与党の姿勢が目立つ。 この手法についてどうお感じになっているか。 また,いわゆるカジノ法案そのものに対する受けとめ,賛否,お考えを。

小沢 一郎 代表
 最終的にはね,数で決める以外ないんだからしょうがないんだけれども,ちょっと何ちゅうか,横暴かつ稚拙だね,今の政府・自民党のやり方はね,と,僕は思う。
 IR,カジノ法案。 僕は今の法案には賛成じゃない。あれはまた役人のポストを増やすための法案みたいな仕組みになってる。
 これは本来,もっとそれによって民間の活力を結果として大きくし,活力を活かして,地域振興だやれ何だかんだに役立てようということでしょ。
 あの法案はもう,何だか政府が一生懸命主導してね,総理大臣まで出てくるんだろ,あれ,何だか知らんけれども。 何かヘンチクリンな法案だよね。
 賭博という言葉が刑法に使われてるから,明治以来,賭博ちゅうのは悪いイメージばっかりになるけどね,賭け事そのものはきちんと自立した国民であればね,オープンにして良いと,僕は思ってますよ。
 いつも例に出すけどイギリスなんて子どもだって賭け事してる。 自由だ。 日本の大相撲の優勝まで賭けの対象になってるわな。 あっちゃこっちゃで,いっぱい賭けやってる。 だけど,そこでそんなに多くの人が賭け事に溺れたり,そのために犯罪に走ったりというのは,あんまり聞かないわな。 子どもは子どもなりに自分のお小遣いの範囲でやるとかね,ちゃんとそうした自主的な,自律性を持った国民だから良いけどね。
 日本の場合は何でもかんでも自由にしたらメチャクチャになっちゃうかもしれないから<笑>,何でも全部フリーっちゅうわけにはいかんだろうけれども。
 僕は,国民自身がきちんと判断できるような国民社会になれば,賭け事であれ何であれ,プライヴェィトの,遊び,趣味みたいなエリアでしょ。 それはもう自由にして良いと思ってるよ。

山本 太郎 代表
 馬だ,船だ,自転車だ,オートレースだ,パチンコだって,溢れてると思う。 まだ欲しいですかって部分があると思う 。まだ欲しいんであれば,小沢代表が言われたような,国が主導ということではなく民間で主導的やっていくべきだろうと思います。 ギャンブルで溢れたこの国に,そこで依存症ってものが生まれてくるけれども,そこに対する対策がなされていない。 おそらくそこに対しては先々考えると,先延ばしの話になっていくと思う。 そういうことでどんどん立法されていっても困るなと思うんですけれども。

小沢 一郎 代表
 それから,もう1つはね,競馬でも競艇でもパチンコでも,とくべつに今許されてるでしょ。 そうすると,どうしても隠れた部分が出てくるんだな。 オープンにならないんだよ。
 君,パチンコやったことあるか? 景品換えに行ったろ? そうすっと,それは暴力団の資金源になっちゃうんだよ。 俺だって,行ったことあるよ。
 それ,パチンコ屋でちゃんとオープンに金に換えられるようであったら,別に何の問題もないわけだ。 それを,しないわけだな。 パチンコ屋のシステムを大きなコンピュータに全部,全国1本に繋げちゃえば,脱税の問題も起きないし,そういった暴力団の資金源になるってこともないし。
 そういうふうに,すべてオープンにすることなんだ。
 我々のフリー,フェア,オープンなんだ。
 フリーだけじゃない,公平・公正と,そしてオープンと。 これがくっ付いていかないと自由社会というのは弱肉強食になっちゃうから。 暗黒社会になっちゃうから。
 そういう意味で私は,もっとフリーに,フリーっちゅうよりはオープンにね,すべきだと思う,こういうものは。うん。  

フリーランス・田中隆作 ; 玉城幹事長,小沢代表,山本代表に沖縄のことについて伺います。 先ほどベルギーのジャーナリストの方の質問の補強になると思うが,今ものすごい弾圧が起きています。 沖縄2紙でさえも入れないところに僕とかが入っているが,ヘリパッドを造るために原生林をものすごい広さにわたって切り拓いていて,そこは入れないようにしている。 刑特法,地位協定に基づく刑事特別法にあたると言って,実際沖縄2紙にも入っていない。 そこで克明に記録し続けていたカメラマンを,いわゆる 転び公妨,目の前で転んで傷害だとか公務執行妨害だとか言って逮捕している。 カメラマンと発表すると報道への弾圧だと言われるから「写真家」として発表する。 反対運動のリーダーは,去年の夏にはブロックを置いたくらいで公務執行妨害と,とにかく目障りな奴はことごとく逮捕している。 こういう事態をどう思われますか。

小沢 一郎 代表
 そういう事態を国民が許してるんだよ。 沖縄も。カネと権力,お上とカネに弱いんだよ,日本人ちゅうのは。 結局,何だかんだ言いながら,すぐ参っちゃうんだ,妥協しちゃうんだな。
このヘリパッドが,ほんとうにどういう意味を持つかというのは,きちんと勉強しないと分からないけれども,果たしてその原生林を,ヤンバルを伐採してやるぐらいの価値があるのか。 あるいは,もっとほかでも良いじゃないかっていうのは,勉強しなきゃ分からんけれども。
 だけど,そういうこともね,従来から問題になっているヘリポートの問題も,皆そうなんだな。
 沖縄自身の多数派はノー。NOが多数派だと思うけれども,そうでない人も負けず劣らずいるわけだ。
 これはね,県民が,国民が,選ぶ以外ないんですよ。何言ったって。
 だから,原発だってさ,60%以上が反対だって言ってるんだろ。 反対なのに,何で原発の再稼働してさ。
 また新しい原発まで,今造ってるんだぜ。大間に造って,マグロがたいへんじゃないかと思うんだけど<笑>。だけど,それが許されてんだよ。 何だかんだ言うけど。
 だから,そこだな。 そこが日本人の未熟なとこだよ。 それで,お上とカネの力に従っちゃうんだな。 それは,俺は国民自身の問題だと思う。 

山本 太郎 代表
 はっきり言っちゃえば,「小池劇場」とか,韓国で起こっているデモとか,アメリカ大統領選でトランプさんがこんな人間だとか,というようなこと,ほとんど日本国内のこと,伝わってませんよね。
 TPPのこと,この国に生きてる人たち,どれぐらいの人たちが詳しく語れるか。
 どうして,っていうことですけど,それは,皆が勉強しないからではなく,情報が与えられないからだと思うんですよ,ほんとうに。
 だからテレビなどで流れてくる情報が,ほんとうに世の中を覆い隠してしまっていると言っても過言ではないと思う。 事実を知れば,怒れると思うんです。 でもその事実を知るには,やっぱり自分自身で情報を取りにいかなきゃいけないし,見にいかなきゃいけないっていうところまで,きちゃってると思うんです。 

玉城 デニー 幹事長
 私は,沖縄の問題が,色々な問題がありますけれど,それが解決できれば,全国の問題解決のひな型になると,常々考えています。
 しかし今,国会で行なわれていることは,そのまま沖縄に丸写しして国民が考えれば,今の国会の異常な状況も,沖縄の異常な状況も,すべて選んだ人たちの責任になるということも浮かび上がってくると思います。
 沖縄は今まで民主的に,県知事選挙,衆議院選挙,参議院選挙,それから県議会議員選挙,7月の参院選もそうですけども,明確に,国に対して意思を表示する大きな選挙のときには,ことごとく沖縄の県民が反対であるという意思を示した。 正当な手続きを踏んでいます。
 なおかつ裁判もそうですけれども,すべてきちんと法に則って訴え,憲法で定められている手続きを取って,反対の意思を示している。
 これ以上に,私は,非暴力,民主的な県民運動はないと思うんですね。
 しかし,それでも止まらない。
 この国の権力を縛る国民は,それが自分たちに向けられたときに,どう思うのか,ということを,今の国会の状況と沖縄の状況を,しっかり見る目を持ってほしいと思います。 それだけです。

共同通信 ; 小沢代表に衆院選の野党共闘について。今,連合が基本方針の策定の作業をしている。 その中で,民進党と共産党の連携はあり得ないなどといった,強く牽制する内容を検討しているようだが,野党共闘に関する連合の姿勢についての受けとめを。  

小沢 一郎 代表
 それは,今,連合内でやってるの? そういうふうな表現で作ろうとしているの?

共同通信 ; 草案を今まとめたと。

小沢 一郎 代表
 草案を見たの,君?

共同通信 ; 取材ベースで。

小沢 一郎 代表
 ああ,取材ベースでね。
 連合はね,政党のことをどうだこうだって言う立場じゃない。 ただ,自分たちは共産党と一緒にやれと言われてもなかなかできませんと言うのはいいけどね。 あの党とこの党がどうしちゃいけない,こうしちゃいけない,なんてことを言う立場じゃない。
 連合は,応援団なんだから。政党じゃないだろ,連合は。
 そこはもし,君の言うことが,その表現がそのとおりだとすれば,それはちょっと行き過ぎじゃないかな。
 自分の意見と自分の立場を表明することはいいけれども,この党とこの党が連携しちゃいかんとか,この党とこの党と話し合っちゃいかんとか,そういうことを言うのは,ちょっと則(のり)を超えてるんじゃないかな。
 だけど,君の取材が必ずしも正しいかどうかは,分からんよ。<笑>
 それは,連合だって,それぐらいのことは皆分かってるはずだよ。 それで,どうしたらいいかと,少なくても建前は,働く者の味方と言っているんだから。
 そうしたら,どうしたらいいかっちゅうことは,理屈として結論は分かりきってることだから。 そこは連合自身がよく考えて,きちんとした筋のとおった判断をするんじゃないかなというふうに,私は,現時点では思ってます。

< 了 >

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◇ 参考
自 由 党
http://www.seikatsu1.jp/

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