小沢一郎「その政策には反対でも,安倍政権を支持する日本人の不思議さ」

( 1/2 )小沢一郎「その政策には反対でも,安倍政権を支持する日本人の不思議さ」

小沢 一郎 代表
総選挙,野党共闘
✑ 自由党だけでできるわけじゃない。国民の期待が盛り上がるには,自公に変わり得る受け皿を作り,棄権していた大衆を投票所に呼び戻す
✑ 年明け選挙とすれば,年内にどういう体制で戦うかを決めないと,とても勝てない
✑ しっかりした連携ができれば,逆に野党は圧勝する。ちゃんとした連携が取れれば単純換算の5割増し,倍の票が入る。眠っている2000万票の7~8割は野党に入れていた人たちだから,全部勝つ
✑ 国民が投票所へ足を運ぼうという気持ちになるための我々の体制づくりが何が何でも必要だ


国会運営,IR法案,カジノ
✑ 最終的には数で決めるからしょうがないが,今の政府・自民党のやり方は横暴かつ稚拙だ
✑ IR,カジノ法案。僕は今の法案には賛成しない。 役人のポストをまた増やすためのような仕組みで,政府が主導して総理大臣まで出てくる。 何だか知らんがヘンチクリンな法案だ
✑ 国民自身がきちんと判断できる社会になれば,賭け事であれ何であれ,プライヴェィトの領域は,自由にして良い。賭けごとも,オープンであったら何の問題もない。たとえば,パチンコではシステムを大きなコンピュータに全部,全国1本に繋げるなどすれば脱税の問題も起きないし,暴力団の資金源にもならない


我々のフリー,フェア,オープン
✑ フリーだけじゃない,公平・公正と,そしてオープンと。これが付いていかないと自由社会は弱肉強食,暗黒社会になってしまう。そういう意味でもっとオープンにすべきだ


玉城 デニー 幹事長
沖縄
✒ 日本の安全保障,75%の米軍基地が沖縄に集中しているという事実から起こる事件,事故について,本土のメディアは地元のメディアよりも詳しくは伝えていないところに,隠されている沖縄の実態がある
✒ 沖縄の問題が解決できれば,全国の問題解決のひな型になると,私は常々考えています。しかし今,国会で行なわれていることは,そのまま沖縄に丸写しして国民が考えれば,今の国会の異常な状況も,沖縄の異常な状況も,すべて選んだ人たちの責任になるということも浮かび上がってくると思います


https://www.youtube.com/watch?v=EQC5Hnce5L0
39:44
2016年11月30日(水)
定例共同記者会見 自 由 党


00:00~18:50/39:44
【 記者質疑 】
光文社FLASH
 ; アメリカ次期大統領トランプ氏の外交安全保障政策について。選挙中の発言からアメリカの一極覇権から身を引きたいというメッセージが読み取れる気がするが,アメリカがこれまで果たしてきた世界の警察官としてのの役割から降りたがっているのではないかという見方がある。それがにわかに実現するとは思えないが,ご見解を。
 

小沢 一郎 代表
 アメリカが一人で世界の警察官の役割をするというのは,もう時代も変わりましたし,いろんな意味で無理だと思います。 ですから,そういう発言もたまたまトランプ氏から出ましたけれどもアメリカの中でも,あるんじゃないかと思います。
 私は,これはある意味良いきっかけだと思っています。 アメリカ一人が世界の警察官の役割はできないよ,と。 けども,世界の平和を守らなくちゃいけないだろ,と。それまで否定することではないだろうと思います。
 そうすると,じゃあ,どうするんだと。僕は,持論である国連中心で皆で分かち合おうという形に日本はもっていければ,その意味では良い機会になるんじゃないかと思いますが,だけど,そういうことにアメリカも参加しろとアメリカを引っ張り出すためには,やっぱり日本自身が積極的な役割を果たす覚悟がないとできませんので,私は良いチャンスだと思うんで,本来ならば日本が腹を決めて,きちんと国連の平和のための機能を発揮できるような仕組みにもっていったら,私は良いと思ってます。

山本 太郎 代表
 世界の警察官と名乗りながらも,大義なき戦争をくり返してきたのも明らかなことだと思う。 その中でトランプさん,日本に駐留する米軍,全部停止しなきゃ出て行くぜみたいなことを仰ってるが,じゃあもうちょっと払うから居てくださいという話になるのか,軍備を減らしていきながら,もっと新しい協調の枠組み,とくに日本の自衛隊は災害のプロフェッショナルでもあるから,そういう部分を活用しながら,ほんとうに地域の安定に貢献していけるような同盟関係が必要になんだろうなと思います。

フリーランス・田中隆作 ; TPPだけではないが国会会期延長によるTPP法案の自然成立,可決成立をどうご覧になるか。 また,霞が関,民進党によるほとんどすべての省庁とのヒアリングを私は聞いてきたが,こんなものにまでと言うほど,あれば何にでも予算を付けている。 発効するはずもないのに,予算執行している。 役所の姿勢と,安倍政権の姿勢をどうご覧になるか

小沢 一郎 代表
 安倍さんが,もう何が何でもという姿勢できたものですから,役所としてはそれに付き合わざるを得ないということだろうと思います。
 ただ,ここに至ってね,アメリカのいないTPPなんて,何やってきたんだと。 役所の役人の中には,この間,2年か3年何してきたんだ,と。 バカバカしくて,ムダな努力をしてきた,みたいな,そういう意識を,多分,腹ん中じゃ持ってると思いますよ。
 予算ちゅうのは,形式のところのあれだから,内閣が言うとおりしなきゃならないけれども,腹ん中では挫折感ちゅうかな,バカバカしさちゅうかな,そういうのを役人は感じてんじゃないですかね。 

山本 太郎 代表
 発効するかどうか分からないものに対して,もう予算が付いていて,それも執行されている状況だと思うんですよね。 2015年の補正予算と2016年の当初予算でも,TPPは付いてるわけだし。 いったい何やってんだって話です。 TPPが発効することが前提で,その効果を生むための予算付けだったと思うが,そうではないってことがもう明らかになってきている。
ここで,誰が責任取るんですか。 おそらく,このまま続けたいのは,バラマキを止めるわけにいかないからということだと思うんですよね。 はっきり言って,それはもう停止しなきゃいけない状況にあると思うんですけど。
 TPPの12か国の中で,日本との経済のやり取りでアメリカがどれぐらいの割合なのかと考えると,TPP域内で考えるとだいたい日本の輸出の60%がアメリカ。 そこがいなくなったということになると,この効果の試算をもう一度やり直さなきゃいけなくなるけれども,そのまま進もうとしている。
 だから,アメリカなしのTPPは意味がないと言っていたのが,まさにその本音だと思う。
 このままTPPを押し進めようとすれば,やってやると向こうに言わせるだけの,選挙公約を掌返させるだけのお土産を渡さなきゃいけないわけだし。 それをしないんだったら2国間FTAだって話だが,アメリカとのFTAなんかやられたときには,全部持ってかれちゃいますよ。 このけじめ,誰が取るんでしょう。 付ける薬もないとしか言いようがない。

田中隆作ジャーナル ; 個々の法案での支持率が悪いのに係わらず,安倍内閣の支持率が高いことに関してどうお考えでしょうか。 

小沢 一郎 代表
 そこが日本人の不思議さなんですよ。あのう...差別用語を使っちゃいけないって一度注意されたことがあるんだけれども,日本人のちょっと精神分裂的なね,二重心理っちゅうかな,建前と本音と,意思の無さと,いろんなことを全部含んだような複雑な日本人の心境ですよ。
 安倍政権のやっている仕事,主な政策については,ほとんど皆,反対だって言ってるでしょ。
 反対だっつうのに安倍政権を支持しますかっつうと,支持しますって言って,選挙になると自民党に入れるというね。
 ふつうの国,普通の人では,信じられない日本人のビヘイヴィア,行動なんですよね。 あるいは心理状況なんですよ。 だからそこをあなたが不思議に思うのは,そのとおり。 僕も不思議でならないんだ。 もうちょっと,やっぱりね,きちんと自分の意思というものを,自立した日本人としての意思表示を,しっかりしないとね。 その時その時の,何とはなしのイメージやムードにね,流される。 今,安倍さんが我が世の春だからと,世論調査したら,まあまあ安倍さんって言っときゃあいいや,みたいな感じの話が,心理の中にあるんだよね。
 もちろん,メディアの世論調査が必ずしも真実ではないけれども,日本人ちゅうのは そういう傾向があるの。 反対だって言いながら,支持するというね。 そこは,私は最も日本人のいけない性格だと思ってますんで。 その点は,いろんな機会に私は喋ってますけどもね。
 何だかんだ言いながら,皆そういう心理を持ってるんだ,うん。 だからそういう意味で,日本社会をとらえるときに,とくに外国の人から見ると,ものすごい不思議だろうね。 どうなってるんだ,これ,日本人は? って,頭おかしいんじゃないかっていうようなことになっちゃうよね。 それを平然とやってるんだよね。 おかしいと思わないんだ。
 そこはまだ日本社会の非常に未熟な,自立していない国民性の一端を表していると思ってます。 だけど,現実は,そうですね。 

山本 太郎 代表
 小沢代表が言われた,未成熟な部分というのも存在していると思います。 ほかに理由は何があるんだろうと考えたら,いくつか出てくる。 たとえば,(安倍総理の)マスコミとの会食も,効いているのかなあとか穿った目で見ちゃったり。 しょっちゅう(安倍総理とマスコミは一緒に)食べてるもんなあ,とか。
 アンケートの取り方にも,それが繋がってくるのかなあとか...分かんないですよ,それは。 選択肢として,4つあって,そのうちの3つが肯定的な選択肢で,否定的な選択肢は 1つしかないとか,たとえばそういう恣意的なことも可能になってきますよね。 原因は何かは分からないけれども,1人ひとりの考える力,その訓練,その未成熟さという部分も,大いにあると思います。 私自身にもある部分だと思いますし。 

光文社FLASH ; 囲碁の趙治勲(ちょうちくん)名誉名人が人口知能A I(ディープ・ゼン・ゴDeep Zen Go )に対局で敗れました。初めて敗れたということだが,小沢代表は以前コンピュータ・ソフトも打たれたこともあると伺う。囲碁は勝敗だけではなく精神文化の面があると思うが,囲碁からどういったことを学んでこられたのでしょうか。勝敗でコンピュータに圧倒される時代になっても人間でなければ打てない囲碁があるとお考えでしょうか。将来的に,政治でも人工知能が何らかの役割を果たす時代がくるとお考えですか。

小沢 一郎 代表
 可能性と選択,だからね。 19路19路で,選択肢は猛烈に多いわけだけれど,そりゃあコンピュータだから,容量が大きければ大きいほど全部分かるっちゅうことで。 いずれ負けるときがくることはね。 将棋なんかもっと前に負けてたわね。 チェスだってね。
 碁は,まだ人間のほうが当分勝つんじゃないかと思われてたけど,趙治勲の前に,もう 1人負けたな。 そりゃあ,しょうがない。
 ただ,好きなものとして,碁からは非常に人間が学ぶべきと言うか,ためにになるところも多い。 将棋ってのは,王様と歩兵と,位があるけれども,碁は皆 一兵卒だからね。 それで広いから,局地戦よりも,もっと天下広く見て,その戦いの構想をね,鳥瞰図的に,俯瞰する。そういうことをきちっと掴んでやらなくちゃならないから。 局地戦の戦いは,もうこれはプロに適わんよ。 だけど,全体の構想を頭に描きながら打つという点では,僕は碁は非常に良いと思うね。  

ベルギー・A記者 ; 小沢さんが仰ったことに関してですが,ほかの国でも日本と同じような矛盾が起っています。日本だけで矛盾が起っているとは思いません。 山本代表に質問します。 沖縄で今起こっていることについて,なぜ 今 このような強い弾圧が,沖縄や辺野古で起っているのですか。 

山本 太郎 代表
 すいません。沖縄のプロフェッショナルではないです。ローカルの方がいらっしゃるので,後ほど玉城デニー先生,よろしいですか。
 私が思うに,おそらくその弾圧されいてる人たちや現場にいる人たちの話を聞くと,機動隊の乱暴狼藉と言いますか,全国から集められた機動隊。沖縄だけ数が足りるはずですけれども,それをわざわざ全国から集めてるのは,これから起こることに対する予行演習をしてるんじゃないかなとも見えてしまう。 と言うのは,もう来るとこまで来てますよね,この国は。 破綻寸前じゃないかと,人びとの生活も。 そういった上で,これからどんどん政府に都合の悪いような大きな声が上がってくる可能性があると。 それをどんどん潰していけるような最前線の訓練をしてんじゃないかなと,穿ったものの見方しちゃうんですよ。 たとえば,とんでもない弾圧が行えるような治安立法がどんどんとおってます。 私 1人しか反対しないような法案でも,とおってました。
 だからそういうことを引きで見てみると,全体主義っていう方向に向かっていってる。 その最前線として今,沖縄が踏ん張っているとこなんじゃないかなと見えるんですけども。 すいません,ザックリ過ぎて。 デニー先生,高江のこととか教えていただけますか。 

玉城 デニー 幹事長
 今,山本代表がまさに仰ったとおりだと思います。
 国民の目から離れている場所で,国民に見せないように行われていること。 これが明らかになっている姿が,今の沖縄に現れていると思います。
 つまり沖縄は,観光で遊びに行く島,修学旅行で遊びに行く島,家族旅行,レジャーで遊びに行く島,という体裁をとりつつも,しかし日本の安全保障,75%の米軍基地が沖縄に集中しているという,その事実から起っているさまざまな事件,事故について,本土のメディアは地元のメディアよりも詳しくは伝えていないところに,やはり隠されている沖縄の実態があると思います。
 そこで権力がはたらいている今の状況は,非常に国民にとっても将来危ういものになるのではないかという姿を,山本代表が示している。まさにその内容だと,私も感じています。

< 続く >
(2/2) 自公に変わり得る受け皿を作り,棄権していた大衆を投票所に呼び戻す
http://4472752.at.webry.info/201612/article_8.html

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◇ 参考
自 由 党
http://www.seikatsu1.jp/

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