小沢 一郎 「国民の生活,国の行く末を危うくする政権を,皆の 1票の力で変えよう」

自 由 党 神奈川県連大会
2016年12月06日


小沢 一郎 代表
✑ 自由党の基本的な理念・哲学。 政治の使命・役割とは,国民の生活を守りより良い暮らしを目指して政治を行うという考え方です
✑ 小泉内閣以来,今の安倍内閣,まったく真逆の弱肉強食の社会を是認する考え方です。 しかし,長続きするはずはない
✑ 今の日銀をトップにした金融のやり方等々,国民の生活を根本から破壊する結果になりかねない。 安倍さんは,経済大国・日本は軍事大国=軍事的にも世界に影響力を持つ国になるべきという考え方です。 政治の根本的な考え方が間違えている。 これは,国民生活を危うくし,国の行く末を危うくする
✑ 国民主権。 最終の国の決定を下すのは国民自身です。 しかしその主権を行使する,最終決定する場は,選挙しかない
✑ 年金カット法案も,多数決で強行採決で通過。 本会議も3分の2を自公が持っているから,当然通過します。 またTPPも無理矢理とおそうとしている
〔12月9日参院で可決成立〕 。 安保の法案もそうでした。 これを止める手立ては,選挙しかない。 選挙が済んでしまったら,その暴走を止める有効な手段はないんです。 国民の生活を危うくする,国の行く末を危うくする政権を,皆の1票の力で変えよう。 そのためには野党が手を握らなきゃならない
✑ 2016年7月の参議院選挙では32の1人区のうち野党が11勝ったが,言ってみれば惨敗です。 相手は3分の2獲っているんですよ。 単に候補者を1人に絞っただけでは自民党にまだ勝てない
✑ 小選挙区制の機能とは,いつでも,野党が手を結べば政権をひっくり返すことができることです。 野党4党,そしてプラス市民の皆さんの力,それがきっちりと手を結び合わせば,圧勝すること間違いない
✑ 年明け解散総選挙かと言われております。 野党の結集プラス市民の皆さんの団結で,何としても次の総選挙で政権交代を実現し,国民の皆さんのための政治を取り戻す。 私はそのことに全力を尽くしたい


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レイナ
§
 以前にも何回かお願いしましたが,自由党・小沢代表のこれらの文字起こしを twitter で拡散いただいている皆さんに再度お願い申しあげます。 このブログの名前は 「銅のはがね」 ではございません。 銅のはしごです。銅 copper の はしご ladder でございます。 はがねは,一般には鉄と炭素の合金です。 そうした形容矛盾をなさっていらっしゃるのを拝見するたびに,はしごを外されていると,私はとてもいやーな気分になっておりますことよ。 名前間違うなよ!!


https://www.youtube.com/watch?v=q27PPr8xtQg
45:53

19:51~43:50/45:53

小沢一郎代表
 皆さん,こんばんは。<会場「こんばんは」> 
 今日は,自由党の神奈川県総支部連合会,県連の設立の会合に,こうして皆さま,たいへんお疲れのところ,たいへんお忙しいとところにもかかわりませず,こんなに大勢の方々にご参加をいただきまして,ほんとうにありがとうございます。
 地元の ひだか剛(たけし)ともども,私からも,まず皆さまのご支援に心から御礼・感謝を申しあげます。 ありがとうございます。<小沢代表・礼。会場・拍手>
 私ども,旧来の党名につきまして,長過ぎるとかいろいろとご批判や不満を寄せられておりました。 私たち自身も,もちろんその点は十分考えた末だったんですけれども,やはりテレビでも新聞でもあるいは国会活動でも,政党という形を取りませんと,ほとんどそれに参加することができない状況にあります。 したがいまして私たちは,山本太郎さんの協力を得て政党を作り今日にいたったんですけれども,2年以上経ちまして,やはりこれからは,分かりやすい,そしてきちんと,その政党の理念が表れる名前にしようじゃないか。 こういうことになりまして,皆で相談した結果,期せずして自由党という名前におち着いたわけでございます。

 この自由党は,ご案内のとおり日本で初めての政党,板垣退助によって作られました明治時代の立憲自由党が最初の政党であります。 そしてまた戦後復興の政治を担当したのも吉田(茂)さん,鳩山(一郎)さんもそうですが,やはり自由党であります。私どもも以前に自由党を称しましたけれども,日本の憲政史上,非常に価値のあるこの名前を付けることによって,なおいっそう皆さまのご支援と,私たち自身の努力をさらに重ねていこうではないか。 こういう意味合いを持たせたつもりであります。
 その意味では,我々,ある意味で原点に返り,そしてきちっとその原点から政治とは何ぞやということを考えながら進んでいきたいと思います。
 
 自由党といいますと,やはりその政治思想は自由主義ということになりますけれども,昨今グローバリゼイションという言葉ともども新自由主義という言葉がよく使われます。 しかし,私たちの理念・哲学と,新自由主義なるものとの考え方とは,まったく異質のものでありまして,対極に位置するものであります。
 新自由主義と呼ばれるのは皆さんもご案内のとおり,小泉さん以来なんですが,安倍さんになりまして,さらにその傾向が強くなりました。
 何かというと,市場原理,自由取引を最優先する考え方であります。 「競争で勝った者が富を得,生き残る。それでいいじゃないか。その他の人たちは,その富のおこぼれをいずれ頂戴するだろう」
 実はこういうことを平気で言っているのが,新自由主義と呼ばれる人たちの考え方なんですね。
 私たちは,その考え方とはまったく違いまして,政治の使命とは,役割とは,何なのか。 それは,国民の生活をきちっと守り,そしてより良い暮らしを目指して,政治を行う。 それが政治の基本的な理念であり哲学だという考え方であります。

 私はときどき言うんですけれども,この哲学は我が国においては,ご存知の方もあるかと思いますが,とくに古代の仁徳天皇の逸話が物語っております。
 常に為政者は「民のかまど」の心配をしていく。 朝餉に,夕餉の時間に「民のかまど」から炊飯の煙が上がらない。 なぜだ。 それは皆がほんとうに今日食べていくのにも困窮しているからだという実態の中で,仁徳天皇は税を免除し,そして宮廷の費用という言葉で言われていますが,要するに今で言えば行政の改革を行ってムダを省いて,そして民の暮らしを安んじよう,そういう考えで政治を行ったというのが,この古代の逸話の伝えるところであります。
 私どもは,これはほんとうに政(まつりごと)の,政治の,基本の哲学であり,またそれが使命であると考えております。

 ところが,今申しあげましたように小泉内閣そして今の安倍内閣,まったくこれと真逆の弱肉強食の社会をいわば是認する考え方であります。
 しかし,こういう考え方がね,私は長続きするはずはないと思っておりますが,現実にアメリカで予想に反してトランプさんが大統領に当選しましたよね。 あの人だってほんとは大金持ちなんですよ。 何で所得の低い人が,貧乏な人がその大金持ちに投票するんだちゅうことになりますけれども。 ある意味で彼は,財界でも一匹狼みたいな存在なんでしょう,金持ちではあるけど。 そして,かなりハチャメチャと言ってもいいぐらいの思いきったことを喋る人です。 それが当選したということは何かと言いますと,アメリカ社会のひずみ,歪み,構造的な問題が,あの選挙に表れているんだと思います。 アメリカは世界一の裕福な国と言われていますけれども,その格差がたいへん大きくなっております。
 TPPで,私は1つの説明として申しておったんですが,たとえば医療保険でもアメリカは皆保険じゃありません。 それぞれの人が会社と保険契約して医療サーヴィスを受けるという形です。 ですからその収入のない人,会社と契約を結べない人は約5000万人と言われておりますが医療サーヴィスが受けられていない。 そういう国にアメリカは,なっちゃってるんですね。 いろんな難民の問題やら何やらあるでしょうけれども,そういうアメリカ社会の構造的な歪みが,何とかしてもらいたい,トランプは何だかんだ言うけれども,今までの,既成の,既存の制度や体制を打ち壊して何か新しいものを作ってくれるんじゃないかという表れだと言われております。 私もそうだと思います。
 そしてまたこの流れはヨーロッパでも(同じようにある)。 フランスの大統領選挙があります。 ドイツの総選挙もあります。 また,イギリスの選挙もいずれありますけれども,ヨーロッパでもそういう同じような流れ。 そしてそこに難民の問題等々いろいろあって,政治の流れ,そして国民の意思というのものが,違ってきている。

 日本もかつては総中流階級と呼ばれましたとおり,中産階級が最も大きくてしかも非常に平均した社会だった。 OECD先進国でも確か2~3番目の最も平等な社会と言われてたんですが,今ではむしろ下から数えるほうが早いような格差の大きい国になっちゃった。 先進国の中ではですよ,後進国入れりゃ別ですけれども。 そういう国になっちゃったんですね。
 ですからそういう意味において,ほんとうにここで本来の政治の使命,責任をきちんと果たしていく。
 政治は生活だ。 国民の生活を守り安定させていくのが,政治,政(まつりごと)の役割だ。

 私はこういう席だから大袈裟に言ってるんじゃありませんけれども,こういう考え方の政治を,もう一度実現いたしませんと,このまんまで推移いたしますと,今の日銀をトップにした金融のやり方等々,ほんとうに国民の生活を根本から破壊する結果になりかねない。
 そしてその一方で,経済大国・日本は軍事大国にもならなくてはならない,軍事的にも世界に影響力を持つ国にならなくてはならないという安倍さんの考え方なんですね。そうなんですよ。
 そのような考え方で政治を進めていきますと,国民の生活も,そしてまた将来の日本の行く末も非常に危ういものになってくると思います。
 ですから私は,安倍内閣ではダメだと言ってるんです。
 何も安倍さんにね,個人的に恨み辛みがあるから言ってるわけではありません。 私は安倍さんの親父さん安倍晋太郎先生と非常に親しく,可愛がってもらいましたから個人的心情としては晋三さんに対してもあるんですけれども,しかし,政治の根本的な考え方が間違えてる。
 これは,国民生活を危うくし,国の行く末を危うくする。 だからダメだと,こう言っているわけであります。 どうかこのことをひとつ皆さんにも正確にご理解をしていただきたい。 そのように,この場を借りてお願いをいたします。

 しかしこうは言っても,やはり民主主義ですから,多数決です。
 年金のカットの法案も多数決で強行採決で通過しました。 明日,本会議です。本会議も3分の2を(自公が)持ってるんですから,当然通過します。
 こういう法案も,またTPPも 〔12月9日参院で可決,成立〕。 これはもうアメリカが次の大統領が反対するつってるのに,無理矢理またとおそうとしている。
 皆そうですね。 安保の法案もそうです。

 ある意味で民主主義は半面,衆愚政治とも呼ばれている。 その時どきの状況でもって票が心情的に流れると言われておりますが,その最たる現象が現れていると,私は思っている。しかし,民主主義はしょうがない。
 これを止める手立ては,選挙しかないんですよ。 そうでしょ。

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 自民党が「TPP反対」とくに地方の農村なんかにね,自民党はTPP反対ですってポスター,ベタベタ,ベタベタ 一生懸命貼って,それで選挙やったんですよ。
 安保法案のことだって,具体的に何にも選挙のときに言ってないでしょ。
 だけど,選挙で勝ったら,もう,やりたい放題です。
 これね,選挙が済んじまったらね,その暴走を止める有効な手段はないんですよ。 いくら国会で我々が,野党が,ワアワア言ったって。
 民主主義は多数決じゃないか,お前は多数決を否定するのかって言われるとね,最終的にはどうしようもない。
 日本は民主主義国家です。 それは,国民主権です。最終の国の決定を下すのは,国民自身です。 しかしその主権を行使する,最終決定する場は,選挙しかないんです。

 ですから 2009年に民主党が天下取ったときは,ほぼ70%の投票率でしたが,それ以降の選挙は,民主党政権の失敗に国民の皆さんも多分がっかりしたんでしょう,投票率がほぼ20%近く皆落ちてますね。 だから自民党の票は全然増えてないんですよ。 増えてないんだけれども,投票率が低下し,野党が分かれていたから議席は3分の2になっちゃった。
小選挙区制の機能なんです。 私自身,小選挙区制を推進したんですから,それを文句言うことはできない。
 むしろ,逆なんです。 2009年のときには,民主党が100人ちょっとで,それで300議席以上取ったんです。 これは投票率が上がったせいもありますが。逆に自民党は120人になっちゃった。 その次には今度逆になっちゃった。 自民党が300以上になったわけですけどね。
 こういうふうな政権交代の機能を端的に国会の議席に反映させようちゅうのが小選挙区制なんです。
 小選挙区制,誰があんなの作ったんだってね,文句言ってる人いますけれども,小選挙区制だったから 2009年政権交代だったんですよ。 中選挙区制のままだったら,ずうっと自民党です。 ですから,あのときあれだけひっくり返った。 そしてその次もまた自民党にひっくり返った。

 ということは,一強多弱などと言われてますけれども,いつでも,野党が手を結べば政権をひっくり返すことができるんです。
 私はそういう意味でね,私も責任がありますから,何としても野党が皆で力を合わせて,この国民のためにならない,国民の生活を危うくする,国の行く末を危うくする政権を,皆の 1票の力で変えよう。 そのためには野党が手を握らなきゃならない。

 この前の参議院選挙で1人区32,そのうち11勝った。以前の参議院選挙からするといっぱい増えたつって喜んでる人いますけれども,とんでもないですね。 こんなことで喜んでたら,もうどうしようもない。
 その前は,1人区で民主党が獲ったのは2つでしたかな。 だから11になったから良かった良かったと。 何にも良いことないでしょ。
 相手は3分の2獲ってるんですよ。 3分の2獲らしておいて何が良いことだったんですか。 惨敗ですよ,言ってみれば。
 それは,1人区だけとってみると多少効果があったんですけれども,単に候補者を1人に絞っただけではね,自民党にまだ勝てない。
 ここの選挙区,神奈川県のように複数区は別ですよ。 勝負は結局1人区なんですから。 そこでは,それぞれの党がバラバラで,これは民進党系だ,これは我々自由党系だ,これは共産党系だ,とか何とかって話になりますとね,やっぱり比例区の票が割れますから,力が分散されちゃうでしょ。 自分のとこの候補者じゃない限り,一生懸命やるとは言っても,なかなか力が入んない。
 ですから,もっとしっかりした団結・連携をしなけりゃなりません。
 今,野党4党,そしてプラス市民の皆さんの力,それがきっちりと手を結んで合わさったらね,ほんとうにもう圧勝すること間違いなしですよ。

 これは現実に,選挙の票を見ても分かる。
 そして,20%近い人が投票に来なかった。2000万票ですよ。これがね,ほんとうに日本人いけないんですよね。
 野党バラバラだからまた自民党だろう,行ってもしょうがないやと,すぐそういう方向になっちゃう。これじゃいつまで経っても自民党ウハウハのまんまです。
 仮に野党が4つだったとしても,2000万人の人がそれぞれ好きな野党に入れてたらね,こんなことに絶対ならなかった。
 皆もう行かなくなっちゃうんだね。 だから,こういうことでは,ほんとうの民主主義の機能は発揮されません。

 ですから我々も一生懸命,野党の連携のために,私,最後まで頑張ります。
 年明け解散総選挙かと,言われております。
 ですから何としても,今年中に結論付けなきゃならない。 そうしないと間に合いません。
 野党の結集とプラス市民の皆さんの団結でね,何としても次の総選挙で政権交代を実現して,そして国民の皆さんのための政治を取り戻す。 私はそのことに全力を尽くしたいと思います。

 この神奈川県におきましては,まずはここにおります ひだか(剛)が,小選挙区で立候補の準備を進めております。
 もっともっと頑張れって,いつも尻叩いてんですけれども,どうか皆さん,とにかく1人でも多くそういう議員を出す以外 方法がないんですよ。
 選挙終わってからいくらブツクサブツクサ文句言ったって,どうにもならないんですよ。
 それは今日(こんにち)の安倍政治のやり方を見れば分かるでしょ。
 ですからどうか,皆さん,1人でも多くの人ご理解いただき,お誘い合わせして,そして総選挙に臨んでいきたいと思います。
 私どもも,自由党というほんとうに立派な名前を付けて新たなるスタートをするわけでございますので,皆さんのご期待に応えることができるように,全力で一生懸命頑張ります。 どうぞ皆さん,よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。<小沢代表・礼。会場・拍手> ありがとうございました。

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◇ 参 考
自 由 党
http://www.seikatsu1.jp/

ひだか剛(ひだか つよし)
http://the-hidaka.net/

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