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zoom RSS 小沢一郎「憲法の基本的な考え方について国会の場で本質的な議論をすべき」全文転載

<<   作成日時 : 2016/10/01 21:43   >>

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機関紙 第39号 2016 10
小沢一郎代表 巻頭提言

憲法の基本的な考え方について
国会の場で本質的な議論をすべき


 近代憲法は、国民の権利と福利を増進させるための、国家と主権者との間で交わされる最高位の約束と言えます。 したがって、金科玉条のごとく憲法は何が何でも変えてはならないというものではありません 。
 一方で、主権者の権利の保障、つまり権力を制限することを規範とする憲法の理念を骨抜きにするような 「改正」 も、近代憲法の精神に反すると思います。

「極端な護憲派」 と「極端な改憲派」
の議論は 不毛な対立を生む

 今の憲法論争をみていると、条文を一字一句たりとも変えてはならないという「極端な護憲派」と、憲法の理念まで変えてしまおうとする「極端な改憲派」の対立という構図になっています。 日本人は物事をとかく極端に二分して考えがちですが、こうした考え方は憲法を議論するうえで不毛な対立を生むだけです。
 時代が変われば、新たな人権の要請も生じます。 憲法における基本的人権についても、時代の変遷とともに対応していかなければならないのは当然のことです。 そうした現実を一切無視して、憲法は絶対に変えてはならないということになると、それはもう欽定憲法と言うか、憲法は神様か君主から授かったものということになってしまいます。 憲法制定権力者はあくまでも主権者である国民です。 その意味からも、憲法論議は常にオープンに行っていくべきだと思います。

自民党改正案は
憲法の理念を根底から覆すもの

 現在の状況を言えば、憲法は絶対に変えてはならないという「護憲派」も困ったものですが、安倍首相が示す改憲論は非常に危険だと思います。 私が自民党の憲法改正草案に反対する最大の理由は、改正案が日本国憲法の基本理念を根底から覆すものだからです。 それでは、そもそも憲法の「改正」とは言えません。 本来、国民の権利を守るために存在する憲法なのに、自民党はそれとは全く異質な新たな憲法をつくろうとしているのです。
 憲法改正を国会で議論する場合、一番大切なことは個々の逐条の字面の話をするのではなく、こうした憲法に対する基本的な考え方、憲法の本質について政治の場で根本的な議論をすることだと思います。

まっとうな憲法論議をするためには
メディアが果たす役割も大きい

 そして、もう一つ危惧しているのは、たとえ国会でこうした本質的な議論を行っても、メディアがきちんとそれを取り上げ、掘り下げて、国民に伝えるだろうかという疑問です。 今までの例をみると、改憲 vs 護憲という単純な色分けをして、興味本位でしか報道していません。
 昨年の安保法制の時もそうでしたが、メディアは本来の役割を放棄して、法案の字面ばかりを追うのです。 政府 ・ 自民党があり得ないようなケースを持ち出して法案の説明をしても、野党は反対するだけで何の対案も示さない、という論調でした。 憲法論議についても多分そうなっていくのではないでしょうか。
 メディアが完全に政府ベッタリになっている現在、野党の考えを国民にどのように伝えていくか。 これはちょっと我々も工夫しながら論議をしていかなければならないと思います。

画像

画像は 2016/07/03(日) 渋谷で
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◇ 参考
生活の党と山本太郎となかまたち
http://www.seikatsu1.jp/
機関紙 第39号 2016.10
http://www.seikatsu1.jp/wp-content/uploads/20161001.pdf

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