小沢一郎 「 7月以降は,選挙勝つから心配しなくてもいいよ 」

この文字起こしを拡散なさっている方々にお願い
 
 ブログ名は 『 銅の はしご 』 です。「銅のはがね」ではありません。
 なにごとでもよく確かめもせずに騒いでいるだけの“応援団”は,むしろマイナスのヴェクトルを生むことになるかと危惧しております。
 過ちを正すに遅いということはありません。 レイナ 2016年 5月 14日

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2016年5月10日(火)定例代表会見
生活の党と山本太郎となかまたち


小沢一郎 代表

野党共闘
✑ 現実に選挙戦を闘って国民の支持を得ることは,そう簡単な話ではありません
✑ 安倍政権ではいけない,ダメだ,国民のためにはならない,今の政治を変えなくてはいけないという思いを結集させ,政党,団体,立候補を志す人たちが, 1つの旗の下で闘えば国民は本気になる


参院比例区「生活」略称
✑ 私が年来申し上げてきた1つの方法としての「オリーブ(の木)」が実現するかもしれない。そうすれば,その名前でやる

参院・岩手選挙区
✑ 皆が期待していた主濱了君が已むを得ざる事情で引退するのは,県民皆さんも私自身もたいへん残念に思っている
✑ 岩手においては,野党統一候補で闘えば絶対負けない


参院・佐賀選挙区,中村哲治氏が民進党から立候補
✑ 変わらずの気持ちでやってくれるだろうと期待します。志が変わらずに政治活動を続けることであり私は別に党派にこだわってはおりません

小林節「国民怒りの声」
✑ その主張・趣旨等については私も同感です。素直に国民の皆さんの心情を表したネーミングだろうと思います

北海道5区
✑ 北海道5区での投票率は2009年第45回総選挙では76%。今回20%も少ない57%と棄権が多くなってしまったことが決定的な敗因
✑ 善く闘ったけれども負けたんじゃ意味がない。負けは負け。しかも1万票余の差はたいへんな差だと,自覚しなくてはいけない
✑ 形の上での野党共闘を,実際の国民の感触では完全な野党の統一体制として受け止めていてない,自公に替わる受け皿として考えていないことに尽きる


山本 太郎 代表
北海道5区
✒ ある自民党の方が「千歳と恵庭で勝っただけだ」と言った。非常にしっかりとその総括,反省をそれぞれがしている。野党は,組織化された選挙ではなくそれぞれの思いを持った市民が集まって自由な選挙をという部分も多少はあったが,どう心ひとつにしていくのかも,これからの課題だろう


https://www.youtube.com/watch?v=C_N5iyW0GUw
25:26

【記者質疑】
光文社FLASH
 ; 4月24日北海道5区衆院議員・補欠選挙の結果について伺います。投票率が57% 〔57.63% 前回比 -0.8ポイント〕 と当初予想より高くは出たが,もともと自民党の地盤が強くなくてTPPで逆風と言われていた選挙区で,1万票差で野党候補が敗れました。
 投票行動を見ると,40代以下は自公が負け越ししている。50代以上に野党の支持が多いといったような傾向も見てとれる。両代表はこの選挙結果についてどう思われますか。参議院選に向けてどういった戦い方を予想されていますか。


小沢 一郎 代表
 北海道5区の補欠選挙につきましては,僕も直接入る機会がなかったんで現場の雰囲気はわかりませんけれども,結果の数字を見てみますと,2009年のあのとき(第45回総選挙)の投票率は,たしか5区で75%か76%になったはずなんですね。〔76.32% 前回比 +3.14ポイント〕
 それから比べるともう,20%も低い,ということでして。
 メディアは無党派という言葉遣いしますけれども,選挙する身にとっては浮動票ですね。これがやはり,棄権する人が多くなってしまったということが決定的な敗因だろうと思います。数字で言うとね。
 それで,浮動票の中身を見ますと,ほぼ 7 対 3 ぐらいで野党支持が多いんですね。だけれども,20%も少ないという,そのほとんどの浮動票の,多分無党派の人だろうと思いますけれど,トータルのそれが,投票に行った人が少なかったもんですから,結局勝てなかった。

 なぜ少ないのか,ということになりますが,それはやはり自公に替わる,今のたとえば5区の体制が,自公に替わり得る野党の体制,受け皿としてまだ国民から受け止められていないということに尽きるんだろうと思います。
 ですから,形の上で野党共闘ちゅうことになりましたけれども,実際の国民の感触としては,今の状況ではまだ完全な野党の統一体制として受け止められていない。自公に替わる受け皿としては考えられていない,ということですので。
 「善く戦った」なんて言う人も一部いますけれども,良く闘ったってって,負けは負けですから。しかも1万票余の差ちゅうことは,選挙ちゅうことから見るとたいへんな差ですから。

 ですからやはりそのことを少し自覚してかからないと,来たるべき参議院選挙も,良く闘ったけれど負けたっつう話になったんでは<笑いながら>何言ったり,やってんだか,訳わかりませんから。
 良く闘ったかどうかは別にしても,勝ったということにならないとね,いけないんで。そういう意味でお互い野党の者として,ここは少し学んで。
 あと1か月余りですが,選挙に臨む体制をもう一段しっかりしたものにしていかなくちゃならない,国民に受け入れられない。そう思っております。

山本 太郎 代表
 今小沢代表が言われたとおりだと思います。選挙が終わった次の日,月曜日,国会・永田町に来て,同じエレヴェータに自民党のそこそこポジションのある方とご一緒したんですよね,たまたま。地下1階から3階までのあいだに何か会話しなきゃいけないと思って「自民党,強いですね」っていう話をしたんですけれども,そうしたら「千歳と恵庭で勝っただけだ」と。
 非常に,勝ってはいるけれども,しっかりとその総括というか反省みたいなものや,それぞれがしているというような印象を受けました。
 実際に何度か私も応援に入ったんですけれども,やはりビッチリと組織化された選挙ではなく市民が集まってそれぞれの思いを持った自由な選挙という部分も多少はあったと思うので,そこをどう心ひとつにしていくのかということも,これからの課題なのかなと。たまにしか行かなかった者が言うことじゃないかもしれないですけれども,そのように感じました。

フリー記者・ホッタ ; 小沢さんの今の一言は,とても良いと思います。負けは負けなんです。皆,野党の連中は何か接戦だとかどうのこうの言ってます。土曜日,私横浜にいたら古賀茂明さんが「実際,鈴木宗男の票で自民党が勝った」なんて言うんですが,1万2500票差って,大差ですよね。はっきり言って鈴木宗男さんがやれと言っても。5区には鈴木宗男さんの票が3万あると本人は言うが,二男の行二(こうじ)君は2万だと。私は言ってやった。3万のうちの10分の1はお前の票だろうけれど,あとは松山千春の票だと。松山千春も最後のときは向こう側に応援に来ました。
 それで,小沢さんが応援に行くということが,突如としてダメになったわけですよね。
 そういったことで,野党はまだ一緒じゃないと。市民は一緒じゃないと思ったんですけれどね。これは,どう思いますか。突如として,来てくれという向こうからの招聘が(反故にされたこと)。
 市民は一体でやってるということも,負けた野党の連中は言ってんですけれどね。そうじゃないとは思うんですけれども,どうですか。


小沢 一郎 代表
 僕自身どうのこうのちゅうことじゃなくて,やっぱり今の野党の状況について,ほんとうにしっかりとした力合わせができたものではないというふうに受け止めている。自公に替わる受け皿にはまだなり得ていない,というふうに皆が受け止めているから,結局,浮動票も棄権にまわるほうが多くなっちゃうということだと思いますね。
 だからそこをもうちょっと,然るべくそれぞれの人が反省しないと,また7月の選挙も負けっていうことになりかねないんで。そこはちょっと僕としては自分自身含めてもう少し真面目に真剣に考えないといけないと,そう思ってます。

月刊誌FACTA ; 「ニコニコ超会議」は,山本さんのを僕はいちばん面白く見ました。昨日の小林節先生の「怒りの旗」〔国民怒りの声〕これについて山本さんはどんな感想を持っているかを伺いたい。

山本 太郎 代表
 小林節先生の「国民の怒りの声」〔国民怒りの声〕でしたか。
 立候補の自由は,すべての人,被選挙権年齢を迎えた人たちは全員が持っている権利なので,それについてどうこうって言う気持ちはないんですけれども,やはり,政党,今の政党には任せてられないというような色んな局面というものを見て来られたのかなっていうふうに感じます。
 それがどのように作用するのかというのは,私にはわかりませんけれども,でも会見で言われていたことの内容というのは,ほんとうに頷ける内容が非常に多いと,非常にシンプルなことを目指されようとしているってことは,理解しますけれども。(聞きたいことは)そういうことではなく,ですか?

月刊誌FACTA ; それで結構です。小沢先生いかがですか。小林先生の志については。 

小沢 一郎 代表
 小林(節)先生とは何度か話もしたことありますし,たいへん立派な方だと敬意を表している1人です。
 今回のことにつきましても,その主張・趣旨等については,もうまったく私も同感です。
 ただ,まだ我々には,今後どういうふうにして,じゃあこの安倍政権がダメだっちゅうなら,どうやって安倍政権を交代させ倒すのか,という道筋等については,ちょっとわかりませんので,いずれ機会があればご本人にお伺いしなくちゃならないとは思いますけれども。
 現実に選挙戦を闘って,国民の支持を得るっちゅうのは,そう簡単な話ではありません。
 ですからやはり,多くの皆さんと力を合わせて,今の政治を変えなくてはいけないという思い,それを結集させないとですね。5区の話と同じで,国民は本気になってくれませんので。
 どういうふうにして今後どういう道筋でもって,じゃあ安倍政権を替えていくのかと,打倒するのかということについて,もうひとつ具体的には私はわかりませんので,今そういうことについての論評をすることはできません。ただ,言ってるご趣旨については,同感でございます。

河北新報 ; 小沢代表に,参院選の岩手選挙区の対応について伺います。これまで野党統一候補として有力視されていた主濱(了)さんが,今期で引退を表明され,後任には,小沢代表や達増知事の秘書も務められた木戸口(英司)さんを推すという考えを示されました。一方で,民進党は元衆議院議員の畑浩二さんを推したいという考えを表明されていますが,岩手の野党統一候補の人選をどのように進めればよろしいか,お考えをお聞かせください。

小沢 一郎 代表
 今もう,今日5時から...あっ,もう(5時を)過ぎたか? 4党が集まって協議してるはずです。
 統一候補で闘おうという原則は,まったく変わってないと思いますんで,いずれ皆さんのもとに統一候補がきちんと届くことと思います。

河北新報 ; 名前の挙がっている お2人(木戸口英司,畑浩二)のうちでは,どちらのほうがよろしいか現時点でお考えでしょうか。

小沢 一郎 代表
 どちらが良いって,私個人の問題じゃありませんから。
 党として,幹事長が代表して今日の公示に臨んでるはずですので,それをどうぞ,結果を聞いていただきたいと思います。

読売新聞 ; 当初,その討議が午後1時からということだったが5時からに延びてかなり水面下での調整が難航しているものと思われます。公示日が想定されるまで時間がない中で調整が難航しているという点についてはどのようにお考えでしょうか。〔15日再協議〕

小沢 一郎 代表
 別に難航してるわけじゃなくて,主濱(了)君を皆が期待しておったんだけれども,已むを得ざる事情で引退せざるをえないという彼の話で,私自身もたいへん残念に思ってるし,県民皆さんも残念に思ってるとおもいます。
 もう時間がありませんので,そんなに長く4党でグジュグジュグジュグジュしてるわけにはいきませんから,今申し上げたとおり,いずれそう遅くなく皆さんの耳に統一候補の名前が届くことと思います。
 岩手においては,野党統一候補で闘えば絶対負けないと私は信じております。

時事通信 ; 総務省での比例代表議員の選出選挙に係わる政党,団体の名称等の届け出について,生活の党が届け出をされていなくて,これに何か理由があるのかを,小沢代表にお伺いしたい。生活の党として届け出ていない理由について。

小沢 一郎 代表
 別に今まだ届けなきゃいけないっちゅうわけじゃないでしょ。

時事通信 ; 届け出期間は5月2日まででして。生活の党の略称は?

小沢 一郎 代表
 ああ,その件か。略称はもう決まってますから。略称は「生活」ですから,最初っから。

時事通信 ; 届け出ないと,もしかしたら類似した政治団体とかが出てきて,その...

小沢 一郎 代表
 ああ,そういうことでね。それは,知ってますよ。

時事通信 ; 届け出ななかった理由は何かあるのかを。

小沢 一郎 代表
 別に理由ちゅうわけはありません,うん。今,色々,小林(節)先生の話も出ましたけれども,そういうこともあるし。また,「生活」ということを,同じ略称であれ(その)党名を使ってやる政党があれば,あったで結構だし。多分ないだろうという思いもありますし。そんなこんなのことで,別にそんな慌ててやる必要ないだろうということだったと思います。

時事通信 ; 少し脱線になってしまうが,参院選で生活の党の党名について変更されるとか,そういったお考えがあるということではないですか。

小沢 一郎 代表
 変更でなくて,今言ったように,野党全体が集まんなきゃならない,力を合わせなきゃいけないってこと,僕はずっと言っているわけでしょ。
 それで,その1つの方法として「オリーブ(の木)」のことを私がずうっと年来申し上げてきたところですから。それが実現するかもしれないし。
 そうすれば,その「オリーブの木」の党の名前でやるわけですから。
 だから,それだけじゃないですけど,そういうことも,これあり。また,今言ったようなこともあって,多分,届け出なかったのじゃないかなと思います。

共同通信 ; 参議院の佐賀選挙区で,今日,中村哲治さんが出馬の意向を表明した。かつて消費税に反対され小沢代表と行動を共にされた方が,中村さんに限らず民進党から参議院なり衆議院なりということで,国政復帰を目指されたり,あるいは国政復帰を果たされた方が相次いでいらっしゃる。御所感を伺えますか。

小沢 一郎 代表
 志が変わらずに政治活動を続けるということであれば,別に党派に私はこだわっておりません。
 ただまあ,中村(哲治)君の話については,実は僕も聞いたばかりなんで,本人の気持ちを確かめたわけでもなんでもないんで,良くわかりませんけれども,多分,変わらずの気持ちでやってくれるんだろうと期待しております。

光文社FLASH ; 両代表に,参議院選に向けて野党共闘の形について改めてお尋ねしたい。以前,小沢代表は,日本人は一夜漬けが得意なので選挙前までには必ず何らかの形がまとまるだろうというふうに仰っていました。改めて,いつ頃までに,どういった形の共闘体制ができれば,参議院選にプラスに働くとお考えでしょうか。

小沢 一郎 代表
 それはやっぱり,今存在する安倍政権ではいけない,ダメだ,国民のためにはならない,というふうに考えている政党,団体,立候補を志す人たち,そういう人たちが,やっぱり1つの旗の下に闘わないと,また言いますが北海道5区のこともこれあり,ですね,なかなか国民の納得,期待を得ることができない。そう思っておりますので,その気持ちはまったく今も変わっておりません。
 ただ,このことは,時間が非常になくて窮屈ではありますけれども,私は選挙直前までその努力をして,それが実現できれば良いと思っております。
 国民の意識は,投票日まで時間がなかったとしても,それができ上がって選挙に臨めば,必ず受け入れられると,私は思ってます。

山本 太郎 代表
 今小沢代表が言われたとおりだと思うんですけれども,早いに越したことはないと思うんですよね。周知期間が長いと有利になると思うんですけれども。でも,早く集まったけれども中身が今一グダグダだったら余計イメージとして悪いと言いますか,何の役にも立たないことになってしまうと困りますので,やはり,今の安倍政権と何が違うかということが明確にわかるような旗を上げるということは非常に重要になってくるんだろうと。
 とにかく,そのような固まりができれば,有権者の皆さんに対して投票する先というのをわかりやすくお伝えすることができることが可能になるという意味で,やはり皆で力合わせていくという方向は,このまま進めていくという感じなんだと思います。

読売新聞 ; 岩手選挙区の話に戻りますが,野党統一候補へ生活公認で出すのか,無所属で出すのか,生活の政党要件の問題とも大きく係わってくるところだと思う。仮に統一候補が畑(浩二)さんに決まった場合,生活公認というのはかなり難しくなると思う。小沢代表はどのようにお考えでしょうか。

小沢 一郎 代表
 統一候補ちゅうと,まあ多くの人は選挙は無所属で闘ってほしいというふうに各党そう思ってんじゃないですか。ですから私としても,統一候補が決まった場合には,各党の意向がそうであれば,そういうことでやるということで一向に構わないと思います。

読売新聞 ; 政党要件についてとの絡みではどうでしょうか。

小沢 一郎 代表
 政党要件,関係ない。何が?

読売新聞 ; 減ってしまう。5人から4人になってしまうことについては?

小沢 一郎 代表
 主濱(了)君の任期は,まだ7月いっぱいある。

読売新聞 ; それ以降は?

小沢 一郎 代表
 それ以降は,選挙勝つから心配しなくてもいいよ。<山本代表・大笑。会見場・笑>

月刊誌FACTA ; 小沢先生のずっと長いキャリアの中で,この「国民の怒りの声」〔国民・怒りの声〕ってネーミングは,印象を含めてどんな評価になるのか。今週土曜日に設立のようだが,ネーミングなどについての感想を。

小沢 一郎 代表
 いやもう,他人様のことだから,良いの悪いの言う話じゃないですけれども。それも素直に国民の皆さんの心情を表したネーミングだろうと思います。
 あとはそれが,名前はどうであってもね,何回も言うように,選挙は,それが国民に受け入れられるかどうかという問題でね。だから名前そのものについては決して悪い名前ではないと思ってますし,その意味ではとくべつなあれはありません。

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◇ 参考
生活の党と山本太郎となかまたち
http://www.seikatsu1.jp/

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