小沢一郎 「 国益を損ない,異常な偏見に基づく丸山さんの発言を自民党はどれほど深刻に捉えているのか」

2016年02月23日(火)
定例代表会見
生活の党と山本太郎となかまたち


小沢一郎 代表
✑ 国民の支持を得るには,民主党が旗を振って全野党を鳩合し自公に替わる受け皿をつくる。ほんとうに全面的に信頼し,手を握り,力を合わせて,自公と対決しないと,単なる言葉の上だけでの協力,協調を言っても,勝てない。今後なおその目標に向かって頑張りたい
✑ 共産党の動き,民主と維新の動き,それが野党の大道団結に繋がる方向にいけば,めでたし,めでたし
✑ 丸山さんの発言は,国家的な見地からも日本の国益を損なうもので,またその意見は異常な偏見に満ちた非常に大きな問題発言だ。アメリカ国民に自民党=与党議員の1人がこういう感覚だという認識を植え付けてしまった。第一義的には,所属政党の自民党がどれほど深刻に真剣に捉えているかが一番の問題点だ


山本太郎 代表
✑ 宮崎議員辞職は,甘利隠しでもあり,その奥にあるTPPの本質隠しでもあるスピン・コントロールだ。育児休暇の議論を止めることになっては元も子もない
✑ スケジュールはまだ決まっていないが,もう少し春になったら街頭に出て会見する予定。寒いあいだは,全国をまわって屋内で会見をしている


https://www.youtube.com/watch?v=neKhPA3iQNc
16:21

【記者質疑】
NHK
 ; 今日,民主党と維新の党の合流に大きな進展が見られた。その受け止めと今後の野党再編について小沢代表のお考えを。


小沢 一郎 代表
 結論は出たのかな? まだ? 要するに,方向が伝えられるような,合併ちゅうこと?
 合併というのは2種類あってね。両党が解散して1つの新しい政党をつくることと,存続政党があって片方が解散して一緒になるいわゆる俗に言う吸収合併だな。その2つの方法があるんだけども。
 結論がまだ出ないし,維新のほうから何も経過報告も聞いていないし,確実な結果が出てからでないと論評できないけども,俗に言う吸収合併的な方法というのは,松野(頼久)君もその他の人たちも,それは絶対やらないと,意味がないということをずっと言い続けておられたから<首をかしげつつ>報道で伝えられるような,そういうことは,あるのかなあ,どうなのかなあっていうことを今感じているところでございます。
 旧来,松野グループの皆さんが主張していたように,両党とも解散してあたらしい新党をつくると。その第1歩として民主党と維新とがやるということであれば大きな前進だと思いますが,そうでなくて,伝えられるような,俗な言い方ですよ,民主に吸収合併的な形になってそのまんま民主党が存続していくということだけになりますと,じゃあ,どうするのかと。その後どうするのかという問題,その他の政党はどうなるのかというようなことも残っちゃうんで。
 そういう方法だと,今後どのようなかたちをとるかちゅうことをちょっと,推測しにくいんですけどね。だから,改めて,正式に結論が出た時点で我々もどうするか考えなくてはいけないだろう。そのように思っております。 

IWJ ; 小沢代表は,それぞれ党首が腹を割って話して,枝ではなく幹の部分で選挙協力をしないと勝てないと仰ってきた。その点,19日の党首会談ではどのような感触を得られたのか。また,今後民主党には具体的にどんなリーダーシップを期待されるかを。

小沢 一郎 代表
 今言ったことと,現状に対する結論はそういうことなんだけれど,党首会談のときは,あのメモにあった4つ,4つと言っても事実上中身は1つのことなんだけども,あれ以上のことは特別なかったですね。
 共産党が,あの会合を契機として安保法反対という前提で候補者を降ろすと言ったようですけれども,そういった共産党の動き,あるいは民主と維新の動き,それが野党の大道団結に繋がる方向にいけば,それでめでたし,めでたしなんだけれども,そこんとこの見通しがまだちょっと立ちません。明確な結論が出ていないんで。
 僕の主張は変わりありません。民主党が旗を振って全野党を鳩合し,自公に替わる受け皿をつくるということ以外に,国民の支持を得ることは不可能だと。単なる言葉だけでの協力,協調と言っても,それは自公に対抗するものにはなれない。すなわち選挙は勝てない。
 今の状況は状況として,此間,社民党大会でも(※)言いましたけれども,単なる言葉だけじゃなくて,ほんとうに全面的に信頼し,手を握り,力を合わせて,自公と対決しないと,勝てないというふうに思いますんで,今後なおその目標に向かって頑張りたいと思いますが,今の時点では,動きが最終結論出ていないので,ちょっとまだ論評はできません。
(※) http://4472752.at.webry.info/201602/article_19.html

報知新聞 ; 両代表に。自民党議員にかなり問題がある言動が多い。全部挙げれば限がないが,育休を標榜しながら不倫をして議員辞職した(宮崎謙介・衆院)議員と,丸山参院議員の問題がある発言(「日本が米の51番目の州に。黒人・奴隷」)について。

小沢 一郎 代表
 基本的には,議員の身分のことですので(辞職は)政治家本人の判断によることだと思います。
 ただ,今2つ挙げられたけど,丸山さんの発言は倫理,道徳的な問題と言うんじゃなくて,国家的な見地から,非常に大きな問題発言だと私は思います。
 アメリカ政府その後,1議員の話にとやかくはもちろん言わないでしょうけれども,非常に日本に対する自民党=与党議員の1人がこういう感覚だという認識をアメリカ国民に植え付けたことになってしまったというふうに思いまして,私は,これはもうかなり問題の発言だろうと思っております。
 辞職するかしないかつうのは,あるいは院として辞職勧告を出すか出さないかは,それは別の問題でして,第一義的には所属政党の与党=自民党が,こういう問題を,どれほど深刻に真剣に捉えているかということが,やっぱり,現状で見ると一番の問題点だろうと思ってます。
 いずれにしても結論は,この問題は非常に政治家として,あるいは日本の国益を損なう発言だし,またその意見は異常な偏見に満ちたものだろうと思います。 

山本 太郎 代表
 質問された方は今2名のお名前を出されて,小沢代表から丸山さんのお話が出たので,もう一方の方のお話をしたいと思う。そのようなことがあったけれども,育休という部分に関しての議論が止まってしまうというのは,これは元も子もない話だと思うので,そのまま継続していただきたい案件だなと。
 で,すごいなと思うのは,自民党内で数々,収賄だったり色んなことが起こっているという中で自分たちの党内から噴き出したものを,自分たちの党内の事件でかき消すような(悪質な隠蔽の意図を感じる)。この宮崎さんのことに関しては,宮崎さんとそのパートナーのあいだでのお話であって,それが議員辞職どうこうって話まで行くよりも前に,収賄の疑惑であったりとか,重要な資料にドリルで穴を開けるとか,その他たくさんある問題に関してしっかりと追及されるべきなんですけれども,すっかりマスコミのほうは違う方向にいってしまって,ということですね。だから,自分の党の中でネガティヴな部分であってもしっかりと煙幕を張れるような逸材が揃っているんだなということに感心をいたします。<会見場・笑>
 一種,甘利隠しでもあり,その奥にあるTPP隠し,本質っていう部分を語る時間を与えないという,ほんとうにすごい スピン・コントロール(=政治的自己防衛のための正当化に利用される情報操作)だなあと思います。

FRANCE10 ; 山本代表は今後,街頭記者会見の予定はおありかを。

山本 太郎 代表
 もうすっかり皆さんの記憶の中からなくなってるかもしれませんけれども,街頭記者会見というものをやってまして,でも今ちょっとあまりにも寒いじゃないですか。今外に出てしまうと,聴いてくれてる人たちの身が持たないと言いますか,喋ってる本人の身も持たないかもしれないですけれども。
 今,屋内に行ってます。全国に呼んでくださいという。全国で呼んでくださるところに色々喋りにいってます。もう少し春になったら外に出ようという予定です。スケジュール的にはまだ決まってませんけれども。寒いあいだは,全国,屋内まわってる状況です。

IWJ ; 山本代表は,街に出て市民の声を聴く機会を積極的に持たれているが,その範囲内で,野党と現政権に対する市民の反応はどんなものだと感じられているかを。

山本 太郎 代表
 街頭にも出て,寒いあいだは屋内でやらしていただくと,全国を今まわっているんですけれども,屋内に集まる人たちの多くは,政治に危機感を持っていたりという方が多いですね。おそらく7割ぐらい,8割ぐらい(の人が危機感を持っている)。 残りの2~3割の方々が,政治に興味がなかったけど友だちに連れて来られて,現在の政治がどんな状況かってことを説明すると,非常にびっくりされます。そんな酷い状況なの! と現実に(驚く)。
 実際,屋内で集まってる方々の多くはすでに危機感を持ってらっしゃる方々なので,それ以外の方々にどうやってアピールしていくかということが非常に重要なんだなと。「政治と私の生活,関係ありません」まさか関係があるとは思ってない人びとが,非常に多いんだなという印象を受けますね。
 だから早く暖かくなって,外に出て,1人でも多くの方に伝えたいなって気持ちでいっぱいなんですけれども。
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◇ 参考
生活の党と山本太郎となかまたち
http://www.seikatsu1.jp/

<追記>
2月 25日 12:10 記事タイトルを以下から変更

2016/02/24 02:32 時点でのタイトル
小沢一郎「国民の支持を得るには,野党が全面的に信頼し手を握り力を合わせて,自公と対決」

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