「山本太郎氏へのバッシング」のこと(1)/心情的支持の危うさ

http://4472752.at.webry.info/201311/article_1.html
2013/11/01 18:07
参議院議員・山本太郎氏のお手紙手渡し問題
 上記メモの続きです。まず,コメント欄にいただいたメールを掲載します。そして,それにお答えする形でのメモを以下にさしあげます。

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└2013/11/13 00:04┘

◆対象記事
参議院議員・山本太郎氏のお手紙手渡し問題
http://4472752.at.webry.info/201311/article_1.html

◆コメント
《ニックネーム》
一読者

《内容》
山本太郎氏へのバッシングは理不尽な人格破壊攻撃を伴っているという点で、かつての小沢バッシングとそっくりですね。なのにあなたは、山本氏を非難中傷するのですか。私は小沢一郎氏をいまもなお支持支援していますが、山本太郎氏へのバッシングに同調する声が小沢党にあるのは悲しくも嘆かわしいことです。がっかりです。


一読者様
 私は,山本議員を「非難中傷」しているのではありませんよ。ましてやこれが「理不尽な人格破壊攻撃を伴っている」文章でしょうか。
 山本議員が天皇にお手紙を手渡したことは事実ですよね?
 「参議院議員とは何かと問う」ことと,なぜ「理不尽な人格破壊攻撃を伴っている」こととが同じという感想をお持ちになったのでしょうか。

 わたくしの書いたことは,ていねいに言うと

 (1)日本国憲法 第一章 天皇 第一条【 天皇の地位、国民主権 】の部分は,憲法学者でさえ踏み込んで言うことをためらわれる部分でもあり,しかしながら,学者,知識人,またあらゆる言葉や表現について考える人びとにとって,避けることのできない問題なのです。
 いわゆる「護憲派」の学者の中でも,この大いなる論理矛盾とも言える第1条を考えることの難しさも含めて,もう一度「日本国憲法とは何か」の検証をする必要があるということです。
 なお,わたくしは世に流通する「護憲派」「改憲派」というカテゴライズも正確だとは考えていませんし,悪法も法なりとして人を裁くことは間違いだと考えております。

 (2)原発事故が,どれほど地域や故郷を破壊したか。これについては言を俟たないはずです。今始まっている政府の右往左往,例えば一部の「除染」に税金を使うことが,トーダイ中心とするカルト的な学者やボランティアからのウラの力があってなのかは,少し知っているのですが,わたくしは怖いから今は書けません。

 (3)山本議員の東京選挙区での支持は,単なる心情的「反原発」人気だけではないはずで,今,一番不思議なのは,「山本太郎氏への」と書き始められていることです。わたくしは,飽くまで,参議院議員 山本太郎であると認識しています。 代議士(訂正)国会議員として認めていないのでしょうか。

 (4)(3)と同じことで,わたくしが衆議院議員 小沢一郎を支持する理由は,論理的帰結であり,心情的なものではまったくありません。
 このブログを始めたきっかけの一つは,世に跋扈するシンパサイザーは,あまりに自己検証が不足しているし,代議士の言葉をあまりに軽く見ていると考えたからです。
 ましてや「小沢党」という奇妙なパターナリズムとも言える括り方をする人たちは,まったく信用できません。

 (5)山本議員に常識がないとか,国会で処分する必要があるとは,わたくしはまったく考えていません。しかし,一有権者として,山本議員には民主主義の主体が誰かということを本気で考えたことがあるのかと厳しく問う必要はあると考えています。わずか1名の党で,国会活動は厳しい道だと最初から分かっていたはずの山本議員が,あまり意味のない行動をしただけと言えば,それまでかも知れませんが,参議院議員として今後の活動をするうえでの言わば器量を大きくしてもらう必要もあると考えています。

 (6)山本議員の行動は,困った時の神頼みよろしく情けないことこの上ないという感想を持ちましたが,その感想について嘆く暇があったら,あなたは自分自身が何ができるか意思表明した方がよほどマシです。心情的支持は意味がない場合が多いだけでなく,議員を育てるのは,主権者たる国民一人ひとりです。

 (7)蛇足。そしてまた,「小沢党」などというフザケた括りでラヴェリングして,ひとを貶めようとするのはお止めなさい。勝手にガッカリしていなさい。そんなだから,日本に民主主義は育たないんです。そして,こう書くとまた「ミンシュシュギ至上主義」とか,言ってくるんじゃないよ。きちんと書いているんだから,ちゃんとお読みなさい。
 なお,画面上はコメント欄が小さいですが,ワードなどで書いたものをコピー&ペーストすれば,長文でも送っていただくことはできます。無意味なものは多く来るのですが,「サイバー攻撃」とも言える部分を感じているので掲載しません。


◇ 追加
 これまでのメモでは触れていない憲法学者のことなら,たとえば芦部 信喜(あしべ のぶよし)を挙げることもできます。また,質の良い参考記事は以下となります。
 ☆ 句の無限遠点 ☆
haigujin ★俳愚人
http://d.hatena.ne.jp/haigujin/20131103/1383447474
2013-11-03
天皇手紙事件の裏にある山本太郎議員の本当の問題

この記事へのコメント

一読者(再び)
2013年11月15日 22:07
一読者です。ご丁寧なご教示をいただき、ありがとうございます。私のコメントはその短さゆえ意を尽くせぬ点がありました。その補足を兼ねて、感想を書かせていただきます。
?冒頭に「非難中傷しているのではありません」とありますが、「小学生並みの発想」「そうとう情けない」「この情けない行為」などと書くことはやはり、単なる批判を越えた表現、つまり非難中傷にほかならないと思います。小沢バッシングとネガキャンを思い出し、心を沈めた人は少なくないでしょう。
?「山本太郎氏」を代議士として認めていないのでしょうか、とのおたずねですが、市井の人間が「議員」をどう呼ぶかは、議員との距離感や親近感で決まることですから、私の勝手でしょう。不思議なことではありません。(ただし山本太郎氏を代議士としては認めません、代議士とは衆議院議員のことですから)。
?表題に心情的支持の危うさ、とありますが、上から目線の言い方には抵抗を感じます。憲法、民主主義についての言及はご高説ごもっともですが、「お手紙問題」を現憲法の天皇条項を大上段に振りかざしながら論ずることは、敵を利することにほかならず、言論の自由を否定・制限する笑止千万な言説に堕しかねない、と私は思います。
?それにしても文末の蛇足は論理ではなく心情(感情)むき出しのお下品なお説教ですね。ざらりとした違和感が消えません。また、がっかりです。「小沢党」なる表現は撤回し、「小沢一郎支持者」と訂正いたします。
以上、重ねての失礼をお許しください。日頃のお仕事に敬意と感謝を表しつつ。

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