衆議院議員 小沢一郎  生活の党 代表 2013.7.21 記者会見

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表
 平野氏は,昨年末まで民主党内閣の国務大臣を務めていました。民主党を離党し,自民党に申し入れをしたが,断られた。このような政治家としての生き方をしている人に,岩手県で,大きな支持が集まるという事は,わたくしの,政治家として人間としての生き様から考えますと,今以って信じられません。



主権者であるわたくし達に問われたこと。
ネット選挙解禁で,伝わった情報をどのように現実の行動に繋げるか?



http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0Ges7P2JXY4
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2013年7月21日(日)
衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表
記者会見


読売新聞 ; まだ確定していないが,岩手で現職,新人ともに落選した事と,比例でも6議席獲得が難しいと言う結果が伝えられている。また,巨大になった与党に対してどの様に対峙して行くのか。野党間連携の点も含めて。

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表
 いま,現時点において大変厳しい選挙結果だと思っております。
 しかし国民皆さんの,主権者の判断ですから,それを事実としてきちんと受け入れて,今後の政治活動をして行く。そういう事だろうと思っております。
 国会を意識しての今の質問かと思いますけれども,いずれにしても自公が大きな勢力になりましたけれども,4年前は真逆の話しだったわけでありまして,有権者の・主権者の判断を素直に受け入れながら,自分達の主張を理解してもらえるように,愚直に活動を進めて行く以外にないと思います。



岩手日報 ; 岩手選挙区で,関根敏伸候補は敗れた事について。

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表 
 岩手県の結果については,わたくし,正直,たいへん驚いております。

 平野(達男)氏は,昨年末まで民主党内閣の国務大臣を務めていました。
 総選挙で,(民主党)政権が崩壊し自民党政権になりましたが,平野氏は民主党を離党して,今度は自民党に,いわゆる入党かどうかは別といたしまして自民党に申し入れをした,と。それを自民党から断られたと言う事でございますけれども,このような政治家としての生き方をしている人に,岩手県で,このような大きな支持が集まるという事は,わたくしの,政治家として人間としての生き様から考えますと,今以って信じられません。



岩手日報 ; もう1点。かねてから小沢代表は,この参院選を一つのステップにして,次の衆院選に向けて新しい受け皿を作りながら,政権交代を目指したいとする,その思いに今も変わりはないか。

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表 
 変わりません。



日本農業新聞 ; TPPをはじめとした安倍政権が進めようとしている「新自由主義」的政策を批判して闘って来たと思うが,今回の選挙結果が,農村など地方経済に及ぼす影響への懸念と,今後の野党間連携においてTPP反対の考え方で一致するという事について,どの程度重視して行くか。

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表
 TPPにつきましては,あなたは農業新聞ですから,それに関連してお話ししますと,アメリカの言うような形で関税の引き下げという事になると,農業は壊滅的な打撃を受けるという事は,誰もが分かっている事だと思います。
 ですから,農家・生産者の方々,それを代弁する,多分,農業新聞だと思いますけれども,そこは御自身で,農業団体,農業新聞御自身で,今のままで本当に農業と農家を守れるのか,その事をお考え頂くという事だろうと思います。
 わたくしは,農林漁業だけの問題ではないと。医療制度にしろ,雇用の制度にしろ,アメリカの,いわゆる構造協議の継続であって,日本社会にアメリカのルールを押し付けようとするものであると。
 それがそのままになりますと,正に色んな分野での,農業であれ医療であれ雇用であれ,日本のセィフティネットの仕組みは崩壊してしまう。したがって今,TPPに参加すべきではないという主張をして参りました。
 この事は、もちろん変わりませんし,いずれ結果が出る事ですから,その時にどうまた,国民皆さんが判断するかという事だろうと思います。



NHK ; これまで野党の再結集に言及しているが,今回参院選の各党公約を見比べても,生活の党,民主,社民,みどりの風で,雇用の問題,セィフティネットの必要性など考え方が似通っている部分もあるが,野党再結集目指して,どの様な点を重視し,どの様な形での結集を模索しているか。

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表
 選挙の開票が全部終わってもいないので,終わっていないのに次の事をどうこう言うのも,ちょっと先走り過ぎていると思いますので,一般論としては,お互い基本的な考え方で一致している政党,あるいは個人であれ,力を合わせて,自公政権とその違いを鮮明にして,国民皆さんの理解をいただくという事だろうと思います。



新潟日報 ; 開票途中だが,森ゆうこ代表代行が今敗戦の弁を述べた。新潟選挙区は2議席目を森代表代行と民主党議員とが争う構図だったが,知名度においては森さんの方が圧倒的に勝っていたと思うが,民主党の実は全国比例から鞍替えして来た選挙区初挑戦の風間直樹氏に苦戦を強いられた要因についてどの様に考えるか。

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表
 わたくしは新潟選挙区につきましては,県民皆さんは必ず,森(ゆうこ)君を支持してくれるだろうというふうに信じておりました。
 結果的に届かなかったようでありますけれども,多分,森君だけじゃなくて,私共の党全体に言える事だろうとは思いますけれども,我々の考え方が正確には,うまく伝わんなかったという事だろうと思います。
 さっき農業新聞の質問もありましたけれども,TPPという事につきましても,ほとんどの国民皆さんは,その非常な深刻さを,それ程に受け止めておられないのが,現状じゃないでしょうか。
 ですから,そういう意味において,その点もう少し県民皆さんに伝わり,理解してもらえれば,間違いなかったとは思いますけれども。
 連合はじめ色んな支持団体,大きな支持団体はない,という状況の中での闘いですから,その意味では,県民皆さん,良く,森(ゆうこ)候補を応援してくれたというふうに,僕は思っております。



インターネットメディアIWJ ; 今回初めてネット選挙解禁となった。かなりの数の街頭演説などもインターネットを通じて直接有権者に届く事もあった。ネット選挙解禁によって,選挙の戦い方に変化は生じたか。2点目。この参院選の,ネット含め一般のメディアの報じ方について,どの様な感じを持ったか。

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表
 ネットを通じて,ネットを活用している多くの皆さんに色んな形で,政党やら個人やらの考え,情報が多く伝わったという事は,大変良い事だろうと思います。
 ただ,選挙の結果と関連して言えば,情報が伝わったとは思うんだけれども,それがなかなか行動には現れて来ないという事が,現状の日本のネットの状況ではないかと。そう思っております。
 私共としては,選挙の票になって表れなかったとしても,多くのネットを活用している人たちに,現実の私たちの行動や主張が,情報として入ったという事は,間違いない事だと思いますので,今後,ネットを活用している皆さんも,情報を得て,ご自分で判断して,そして行動する,と。
 行動につなげませんと,今度の参議院の得票はどうか分かりませんが,得票数が増えなくても議席だけが一方に偏っちゃうというような現象が,今回も似たようなもんだと思いますけれども,起きちゃいますので,やはり,情報を得たら,それについてご自分で判断し,判断したら行動するという形になれば,ネットを解禁して選挙に活用した意義が出て来るのではないかと思いますので,その点は,希望としては,そう思っております。



時事通信 ; 選挙全体について,厳しい選挙戦になった事。先ほど「我々の考え方が正確にうまく伝わらなかった」というその要因が何処にあるかと,それ以外にも要因となるものがあると考えるか。

衆議院議員 小沢一郎 生活の党 代表
 1つは,皆さんにあまり報道して頂けなかったちゅう事ですね。それからもう1つは,民主党政権の失敗。もちろん,わたくしも責任逃れをするつもりはありませんけれども,それが一番大きかったんじゃないでしょうかね。
 いいかな? はい,有り難う。


上記は,YouTubeのほか
生活の党 オフィシャル・ウェブ・サイトでも。
http://www.seikatsu1.jp/activity/press/20130721ozawa_interview.html
21日、参院選結果を受けて小沢一郎代表記者会見の映像をご紹介致します。




◇ 参考と少しのオピニオン

 各種メディア,マスコミなどの,あまり正確ではない言葉遣いについて,指摘が少ないように感じるので,まとめのメモ。

新自由主義(ニュー・リベラリズム) New Liberalism
 もともとは,初期の個人主義的で自由放任主義的な古典的自由主義に対して,より社会的公正を重視し,自由な個人や市場の実現のためには政府による介入も必要と考え,社会保障などを提唱する立場。
 小沢一郎氏は,この意味での「新自由主義」を盛んに提唱していた。
 これが,1990年代以降は,ネオ・リベラリズム と一般に言われたりする。資本市場の規制緩和,貿易障壁の縮小など,特に民営化と緊縮財政などの政府による経済への影響の削減などの経済政策を指して,批判的に,つまりむしろ,イデオロギー的に言う時に使用する言葉になり,記者達は,この用法で使っていると思う。




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