国防軍ありきの自民にすり寄る橋下徹市長。原発という単語を言えない江田憲司氏。/NHK討論7.14

衆議院議員 鈴木克昌 生活の党 幹事長
「戦争のできるような流れになった時には,本当に我が国の土台が変わってしまう惧れがある」


◇ ボーイング787は“ハイテクお化け”の異名通り,ロンドン・ヒースロー空港に駐機中に発火した。バッテリー・トラブルの原因も完全には究明されていない。政府専用機2機も,見直すとか。機種変更なのか?数を増やすのか?

◇ アメリカ・ミシガン州・デトロイト市は,「過去最大規模」と言われる財政破綻をしたという。長期債務185億ドル(≒1兆8500億円)。市の人口自体は70万人でも,都市圏の人口は約445万人。広域都市圏になると約536万人。
 しかし,18日NY株式市場は,史上最高値更新とか。
 アメリカは,大きく病んでいるのかも知れない。

◇ 最新のニュースでは,東電は中核社員が逃げ出し始めてるとかで,課長クラス以上からの給料10万円上乗せして引きとめようとしているらしい。
 とても悪いほうにしか想像が働かないのは,わたくしだけでしょうか?
 さっさと脱・原発によるエネルギーの大改革をして,そして民主主義を選択できなかった昨年暮れのニッポン。無駄な足踏みをさせられているニッポン。
 「我が国に残った時間は短い」とは意味ありげな石破氏発言。
 橋下氏によると,自民党内の「改革」派とは国防軍保持,言論統制ありきの「憲法改正」強行派のことらしい。



石破氏「我が国に残った時間は短い。選択肢の幅は狭い。」
橋下氏「自民党の中でのねじれが。安倍さんや石場さんの改革派に,守旧派が対決して,改革は進まない。そのためには我々のような改革勢力が一定の力を...


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  SIGHT vol.56
  2013 SUMMER

  p.16 & 17


NHK参院選特集 争点を問う
7月14日(日)
朝9:00~10:30
テレビ & ラジオ第1 字幕なし・手話なし

文字起こし 要旨 敬称なし 【6 了】
10:18~10:30 am
お断り:(かっこ)の中は,補足です


✎    ✎    ✎    ✎    ✎

市田義忠 共産党
 憲法9条,どうしてできたかが大事だ。
 アジアで2千万人,日本国民310万人の犠牲を出した,あの侵略戦争の反省の上に立って,二度と戦争しない,軍隊持たない,そう誓って憲法定めた。
 自民党の憲法試案の「国防軍」を設ける。9条2項「戦力不保持・交戦権行使は認めない」は削除であり,単なる名称の変更ではない。
 少なくとも今の解釈は,(自衛隊は)自衛のための最小限の実力部隊であり,戦力ではない,と。これが歯止めになり,戦後憲法のおかげで日本は,戦争で一人の犠牲者も出さないという名誉ある地位を築いて来た。
 この歯止めを取り払おうと言うのが「国防軍」の創設だ。
 今の自衛隊はどこから見ても憲法違反の軍隊だ。これは段階的な解消して行くべきだ。軍縮に努めて,安保を廃棄し,9条活かした平和の外交で,自衛隊なんか要らないと,そういう状況を作って国民の合意で無くして行くのが道だ。

鈴木克昌 生活の党
 私共も,9条を変える必要はないと思っている。
ただ,時代の流れの中でいわゆる加憲という事で,例えば国連の平和維持活動に対して自衛隊が参加をするとか,それから「緊急事態法」とか,いわゆる「プライヴァシー法」「環境保護法」とか,そういうところを加憲をして行かなくてはならない所はあると思っている。
 もう1つ,言いたいのは,今,アジアでもアメリカでも,現在の安倍政権に対して非常に危惧をしている。心配をしている。
 先ほどからの話しは,日本を取り巻く環境の中で,安全保障をどうするかと言うテーマであったはずで,正にそこが問題でして,今この状況の中で,日本が「憲法(改正)」を,とか,戦争のできるような流れになった時には,本当に我が国の土台が変わってしまう惧れがある。



< 選挙戦終盤どう戦うか >

NHK 島田敏男 : 今のテーマも含めて,選挙戦終盤どう戦うか。各党40秒以内で。みどりの風,谷岡さんから。

谷岡郁子 みどりの風
 先ほど橋下さんが言った,憲法前文の「諸国民の公正と信義に信頼して」。これは,日本は,これから平和な世界を作って行きましょう。そのリーダーとして日本は動きますという宣言であって,その時たまたまベースの状況がどうだったからと言うことではない。
 これから日本が目指す世界,それを世界中に広げるということこそが,大事であった,理念であった。
 これは,日本の形としての,理念として大変重要なことであって,私達は憲法9条の改正は反対だが,やはりその平和を広げて行くんだということが,日本の国土からでなければならない。

NHK 島田敏男; それを掲げて行くということですね。

又市征治 社民党 幹事長
 平和憲法の下で抑制的に防衛政策を取って来たことが,日本の経済発展に繋がったのは,これ,誰もが認める所。この段階で,自衛隊を敢えて「国防軍」に変えて行くべきではない。今の自衛隊も専守防衛の範囲をちょっと逸脱している。領海・領空・領土を超える戦力を削る。更にはPKOであるとか,国際災害援助隊なども分割して行く。こんな事も大事なんだろう。
 TPPの問題,脱原発の問題,消費税問題。これらが問題だと,多くの国民の皆さんの声を聞く。防衛問題も含めて訴えて行く。

市田義忠 共産党 書記局長
 軍事に頼らない平和的安全保障。東アジアで,その流れが広がっているから,9条を持つ日本は,それを北東アジアにも広げる。そういう役割を果たすべきだ。暮らしの問題,原発,TPP,基地問題,憲法。どの問題でも,今の安倍政権の行き方に危うさを感じている多くの皆さんがいる。そういう自民党政治に真正面から対決軸を持つのは日本共産党だと,どんな問題でも対案を示しながら訴える。

鈴木克昌 生活の党 幹事長
 終始一貫「いのち」と「暮らし」と「地域」を守る。これに徹底しております。大変厳しい状況ではありますが,このことを愚直に訴えて,多くの支援・ご理解をいただいて,なんとか(参院選で)勝利をつかみ取って行きたい。


江田憲司 みんなの党 幹事長
 景気回復最優先。腰折れさせる消費税増税凍結。既得権益と闘って,成長分野に新規参入させて行く。法人減税,自由貿易,自由投資で持続可能な成長を実現して行く。安くもない安全でもない核のゴミの捨て場所も決まってないこういう電源は将来ゼロにして行く。LNGのコンバインドサイクルを,新生エネルギーまでつなぎ電源として行く。国会議員が我が身を切る改革。

井上義久 公明党 幹事長
 憲法改正発議をするのは国会だから,昨年末の自公の政権合意でも,憲法審査会の審議を促進して,憲法改正に向けた国民的議論を深めると合意している。それに向けて取り組む。東北の復興,福島の再生,いまだ30万人近い方が避難生活をされている。住宅再建,生活を再建して,普通の生活に戻ってもらう。実感できる景気回復を訴える。

日本維新の会 橋下徹
 日本の再生に必要なのは徹底した改革だ。自民党さんが一番良く分かってる事だろうが,衆参の「ねじれ」解消を今,自民党さんは言っているが,自民党が大勝すれば,自民党の中での改革派と守旧派のねじれが必ず出て来る。安倍さんや石場さんは改革派なんだろうが,改革派と守旧派が対決して,絶対に改革は進まない。そのためには我々のような改革勢力が一定の力を持たないと改革は進まない。

細野剛志 民主党
 我々は一度与党を経験した後再び野党になった。したがって,単に妨害をする野党には戻らない。現実に,国会では84%の法律の成立に協力をした。
 ただ,やはり,いくつかストップをかけなければならない所がある。
 憲法では,(自民草案の)21条の表現の自由を「公益及び公の秩序のために」制限をする。
これは,近代憲法の条文ではない。
 すでに,私は嫌な雰囲気を感じている。
 (総理が)気に入らないメディアには出演をしない。気に入らない研究者に対しては,総理が(言論統制と言えるような)発言する。
 こういう事に,しっかりとブレーキをかけるという意味でも,我々がここで頑張らなければならない。

◇ 途中で参考
日本国憲法 
第三章 国民の権利及び義務
 第二一条
 【集会・結社・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密】

  集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。  ② 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。



自民憲法草案(表現の自由)
第二十一条  集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。

2  前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。
3  検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。



石破茂 自民党
 ほとんど全ての選挙区に候補者を立てている。参議院だから。10か所20か所演説をしている。どれだけ聞いてもらえるか。為にする議論はもういい。我が国に残った時間は短い。まともに考えれば,選択肢の幅は狭い。それを国民の皆様方にどれだけ納得してもらえるか。私達は逃げずに,今日出た色んな論点全部国民に訴える。選挙というものはそういうもので,重いものだ。


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NHK 島田敏男 : 今回の参議院選挙の,比例代表選挙に,候補者名簿を届けている,政党・政治団体を紹介します。
投票日は,こんどの日曜日21日です。

比例代表選挙
名簿届け出政党・政治団体 12(届け出順)
みんなの党
民主党
新党大地
社会民主党
生活の党
みどりの風
自由民主党
日本共産党
公明党
緑の党グリーンズジャパン
日本維新の会
幸福実現党

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