森ゆうこ参議院議員/NHK日曜討論 発言記録 2012年2月3日

画像2013年2月3日(日)
NHK 日曜討論

参議院議員 森ゆうこ

生活の党・代表代行


NHK日曜討論 発言記録





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(参照)

○  政府は,平成25年度予算案を閣議決定。
   今年度の補正予算案と合わせて過去最大となる
   総額100兆円を超える財政出動で,デフレ脱却を目指す方針。

○  「アベノミクス」 強い経済を取り戻す3本の矢
    ↗ 大胆な金融政策 ↗ 機動的な財政政策↗ 民間投資を喚起する成長戦略

○  補正予算案     13兆1,054億円
  平成25年度予算案 92兆6,115億円                    
               105兆7,169億円 (過去最大規模)
国債発行残高(平成25年度末)⇒750兆円 1年後

○  民主党・海江田代表は「財政出動と公共事業に偏重した旧来型
    経済政策,今後も続けるつもりなのかどうか」と質問した。

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政府の経済政策について

 「アベノミクス」なのか「安倍のリスク」なのか,もう少しよくチェックしてみないと,評価はまだできない状況だと思っております。ただ,景気の底割れを防ぐという意味で,財政・金融一体となった政策を打つということは,否定するものではないと思っております。
 ただ、10兆円という規模の予算(=財政出動の額)を使うが,実際に本当に地域の経済が潤うのか,あるいは,生活者のたとえば給料のところに反映されてくるのか,ということは,今のところ否定的な見方をせざるを得ない。
 また今「ヒモつきの補助金」復活と言う事で,従来型の公共事業という事になりますと,これは,白アリにエサをやるだけではないか。そして,過度の金融緩和は,禿タカにエサをやるだけではないか。様々な危惧がありますので,これを国会でしっかりとチェックしていきたいと思います。


 予算の全体のフレームで,公債の発行と税収で,公債発行が下回ったと言うが,まったく違う。
 今まで公債の中に入れていたものを省いて,公債発行額を,見た目だけ抑制した。
それは何かと言うと,年金特例公債です。
 これは,来年からスタートする消費税・大増税をあてこんで「年金のための特例公債」を発行する事になった訳です。
 この「年金のための特例公債」を公債費の今のフレームの中に計算していません。
言い方は悪いが,粉飾に近いのではないかと,まず,指摘をしておきたい。これは事実です。
 公共事業は,景気の底割れを防ぐという意味では速効性があると,しかも重要なインフラの更新という所に限って言えばいいのですが,やはり使い方が「ヒモつき補助金」で必ずしも地方が望んでいないものもあるということ。
 この辺は気をつけなければいけない。


 まず,アベノミクスというのは消費税を増税させるための,その景気対策であるという事を忘れてはいけないと思います。もう一回,そもそも論,皆さん思い出して頂きたいんですけれども,社会保障制度改革を行なう,と。その財源のために消費税を増税しなければならないのだ。そして,そのためには景気を良くして,景気条項を満たして,景気を良くしないと来年の消費税・増税が判断を出来ないのだ,という所から始まっている事を,お忘れにならないようにして頂きたいと思います。

 社会保障制度改革はどうなのかは今の所,まったく見えておりませんし,そして,3本の矢の成長戦略もまったく見えておりません。
 特にわたくしが言いたいのは,エネルギー政策において,いったい原発どうするんですか,と。本当にエネルギー政策,成長戦略とするのであれば,原発をやめて新たなエネルギー政策で日本が成長して行く道筋を,我々はもう具体的に提示させていただいておりますが,そういう戦略を取るべきであって,全く成長戦略の中身がない中で,消費税増税のための景気対策というふうにしか思えません。


(参照)

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公共事業/公共事業関係費の推移http://www.cao.go.jp/sasshin/seisaku-shiwake/common/pdf/ handout /322876ac-0d37-c83e-7693-4ec90985b9c2.pdf



   当初予算  (  補 正  )
H.13 9.4兆円 ( 11.3兆円 )
H.14 8.4兆円 ( 10.0兆円 ) 小泉内閣 (H.14)
H.15 8.1兆円 ( 10.0兆円 )
H.16 7.8兆円 (  8.9兆円 )
H.17 7.5兆円  (  8.9兆円 )
H.18 7.2兆円  (  7.2兆円 )
H.19 6.9兆円  (  7.4兆円 )
H.20 6.7兆円  (  7.3兆円 ) リーマンショック(H.20)
H.21 7.1兆円  (  8.8兆円 ) リーマンショック(H.21)
H.22 5.8兆円  (  6.4兆円 ) 鳩山内閣 (H.22)
H.23 5.0兆円  (  6.2兆円 )
H.24 4.5兆円
H.25 5兆2,835億円 

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外交・安全保障について

 まず,国家の最大の使命は国民の生命と財産を守る,そして我が国の主権を守って行くことが重要なのは言うまでもありません。そして日米同盟が大変重要な基軸であることについても異論はありません。
 しかし,この間,特に衆議院総選挙の前あたりから随分勢いのいい,な威勢のいい事を言う人達を礼讃するよう雰囲気があったのではないか。

 必要な防衛力というのは粛々と確実に進めて行けばいいのであって,声高に緊張を高めるような発言,あるいは行動は慎むべきではないか。
 国際協調をきちんと構築して,平和な社会を作る,そのために日本が貢献するという事を忘れてはならない。


国会の論戦また夏の参議院選挙に向けて

 国民の生活が良くならなければ,本当の景気回復もない。そういう意味で「アベノミクス」と消費税増税とは矛盾している。凍結をもとめて行きたい。
そして,国民の命,暮らし,地域をまもるために,大胆な改革をするということをお約束してまいりたい。





◇ 参考  2013年2月3日(日) NHK 日曜討論

NHK/解説委員・島田敏男 
自民党/政務調査会長・高市早苗
民主党/政務調査会長・櫻井充
日本維新の会/政務調査会長・浅田均
公明党/政務調査会長・石井啓一
みんなの党/政策調査会長・柿沢未途
生活の党/代表代行・森ゆうこ
日本共産党/政策委員長・小池晃
社会民主党/政策審議会長・吉田忠智


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