森ゆうこ参議院議員/21日(木) 予算委員会質問

2013(平成25)年2月21日(木) 予算委員会  youtube
生活の党 代表代行・森ゆうこ参議院議員
『基本的人権の尊重について 』
冤罪は,なぜ起きるのか


 議長 ; 次に森ゆうこさんの質疑を行います。  (議場・拍手)

 森ゆうこ参議院議員 ; 生活の党の森ゆうこでございます。先日,通告しながら出来なかった問題について質問をさせて頂きます。
 まず,法務大臣。本日死刑確定者3名に対して死刑を執行されたという事を伺いました。重い決断をされ,職責を全うされた事に対して敬意を表するものでございます。本日の死刑執行について,その大臣の死刑についての考え方を合わせてコメントを頂ければと思います。


 法務大臣・谷垣禎一 ; 今,森委員からおたずねがございました様に,今日3名の死刑を執行いたしました。
 死刑は言うまでもなく人の命を奪うという極めて峻厳な刑罰でございます。従いましてこれを取り扱うについては,慎重の上にも慎重を期す必要がございます。
 それと同時に,法治国におきましては裁判所が判断をして確定した判決については,これを厳正に執行して行く事も,これは申すまでもございません。特に死刑においては,厳正に判断をしながら執行をして行く。裁判所も,慎重に判断をされた上での結論でございます。従いまして,法務省におきましても充検討いたさせ,私としても記録等丁寧に読ませていただきました。その上で,このような判断をした訳でございます。今後とも,こういう死刑に対しては,極めて慎重に厳正に対応して行く,という気持ちを持ってやって参りたいと思っております。

 議長 ; 谷ゆうこさん。(うっかりしている)

 森ゆうこ参議院議員 ; はい。ありがとうございました。本日はですね...なんか違う人の名前呼ばれたように......(笑) (議場・笑)
 本日は,基本的な人権の尊重について,先般から質問を通告させていただいてございました。本日の死刑執行を受けて今,大臣の考えをお聞きした訳でございますが,私が先般から投げかけさせていただいていた質問は,「冤罪はなぜ後を絶たないのか?」
 死刑という極刑がございます。当然その罪を犯した人は,その刑に服さなければならない訳ですけれども,ここに,やはり冤罪が起きているという事実がございます。これを原因を究明し,そして冤罪が起きないようにしなければ,無実の人が裁かれることにもなる。
 この司法,そして刑事行政,これがしっかりと執行される事が必要だと思いますが,冤罪はなぜ発生するんでしょうか。


 法務大臣・谷垣禎一 ; 犯人でない人が処罰を受け,実行行為をしていない人が刑の執行を受ける,こういう事はあってならない事は,当然でございます。そこで無罪判決というのは極めてこれは多い訳ではありませんが,無罪判決が出る事はございます。無罪判決が出る理由ってのはこれは,極めて色んな場合がございまして,一律にこうだと言う事は,私は申し上げるのは難しいと思っております。従いまして,これは検察にしてみますと,捜査それから公判の基本に立ち返って,法と証拠に照らして対応して行くという事が必要だろうと思います。他方,今,冤罪というふうにおっしゃいましたが,要するに実行行為をしていない人が罪に問われる事がないように,日本の訴訟法,日本の訴訟のシステムは,いわゆる三審制というようなもの,或いは確定した後も再審等々の道も有る訳でございます。そういったものを,やはり十全に活用して行くという事が必要ではないか,こう思っております。

 森ゆうこ参議院議員 ;  そうなんですけれども,それは当り前の事なんですが,しかし最近ですね,具体例を上げますが「遠隔操作ウィルス事件」について。
 これ(に対する答弁は)政府参考人で良いんですけれども。
 まず最初に,無実の4名の方が誤認逮捕されたわけです。そのうちの2名の方は「自白」をしております。そういう(自白)調書が出来ております。
 なぜ,まったく無実の人が,「自白」をする,というような事が有るんでしょうか。


 参考人・警察庁・高綱直良刑事局長 ; お答え申し上げます。御指摘の誤認逮捕事案におきましては,4名の,犯人ではない方々を誤認逮捕し,関係者の方々に多大な御迷惑と御負担をおかけした事を誠に遺憾に存じております。
 これらの方々の内,供述に変遷は有るものの確かに2名の方が犯行を「自供」した事がございますが,これらの方々から釈放後の再聴取をいたした所によれば,その内1名の方にあっては同居の方の犯行であると思い,この方を庇うために「自白」をしてしまった。またもう1名の方については,早く「社会復帰」をしたいとの思いから「自白」をしてしまった,と其々説明をされておりまして,警察といたしましては,捜査側の遠隔操作等の可能性に対する認識不足や,供述内容についての吟味・検討というものが不足していた。そのために結果的に「虚偽の自白」を見抜けなかったものと認識をしております。
 これらの反省・教訓事項を踏まえまして,昨年の12月,捜査段階に於ける当面の再発防止策といたしまして,証拠あるいは供述の総合的な評価・吟味等の徹底を全国警察に指示をした所でありますが,引き続きこの種の誤認逮捕事案の絶無を期して行くよう都道府県警察を指導して参る所存でございます。

 森ゆうこ参議院議員 ; やってない人が「自白」をするわけですね。その「供述調書」ってのは,それは「作文」だったという事なんでしょうか。

 参考人・警察庁・高綱直良刑事局長 ; これら2人の方々はですね,取り調べの過程におきまして自ら犯行を認める上申書を作成したり,その供述を録取して捜査側で供述調書を作成をしておりますが,いずれにいたしましても本人の供述内容が記載されたものと承知をしております。本人の供述内容と無関係に取調官が勝手に作ったという意味での「作文」ではないものと認識をいたしております。

 森ゆうこ参議院議員 ; 私は,弁護士資格を持っている訳でもございませんし,ごく一般の市民の感覚と近いと思います。やってもいない事を「自白」をする。そういう「供述調書」がある。
 これは,どう考えても捜査した側が「作文」をしたとしか考えられないんじゃないでしょうか。


 参考人・警察庁・高綱直良刑事局長 ; これらの真犯人でない方が取り調べの段階で「自白」をした事案も含めて,ですね,4つの誤認逮捕事案につきましては,検証を行っております。捜査上の問題点等につきまして。取調官等につきましても厳しく徹底的に事情を聞いております。
 また,取り調べを受けた,誤認逮捕された方々からもお話を先ほど申し上げました様に聞いておりますけれども,ただ今申し上げました様に,「自白」自体は真犯人ではございませんので「虚偽の自白」ではありますけれども,それらを中心に上申書あるいは調書が作成されたものというふうに承知をいたしております。

 森ゆうこ参議院議員 ; まあ,到底,理解が得られる答弁ではないと思いますけれども。そうは言いつつですね,今,皆さんの所に1枚紙で配らせて頂いている資料なんですけれども,『警察による捜査報告書』「証拠等の捏造事案」というものが発生いたしております。
 この経過,それにたいする対応について伺います。


 参考人・警察庁・高綱直良刑事局長 ; お答え申し上げます。捜査員が供述調書を始めとする捜査書類や証拠等を偽造する,こういった行為は当然ながらあってはならないものと認識を致しております。お示し頂きましたような事案,これらについては,いずれにつきましても,関係都道府県警察におきまして厳正に調査等を行ないまして,そうした調査等の結果,不適正な行為が認められた事案につきましては,明らかになった事実に基づいて,虚偽有印公文書作成罪あるいは証拠隠滅罪等の刑事事件として取り上げますとともに,関係職員に対する懲戒処分等を行なうなど厳正に対処して来ているものでございます。
 警察庁におきましては,捜査員に対する指導の充実,捜査幹部によるチェック機能の強化等につきまして全国警察に指示するなど,こうした不適正事案の再発防止を図っている所でありますが,引き続きこの種不適正事案の絶無を期すよう都道府県警察を強力に指導して参りたいと存じております。

 森ゆうこ参議院議員 ; 法務大臣に伺います。今は警察の話です。この後,検察の話もやりますが,「捜査機関が,証拠を捏造する。調書を偽造する。供述調書を捏造する。捜査報告書を捏造する」 こういう事をしたら,どういうことになりますか?

 法務大臣・谷垣禎一 ; 今おっしゃるような,証拠書類あるいは捜査報告書を捏造する,これは当然あってはならない事でございます。その為にやはりきちっとした先ほど申し上げた捜査の基礎に立ち返るという事が大事でございますが,同時に,検察あるいは捜査機関というものが非常に思い職責を担っているという事を十分自覚して,そして原点に立ち返って仕事をして行く,この事が一番大事ではないかと思います。

 森ゆうこ参議院議員 ; (語気鋭く)捜査機関が,証拠を捏造する,供述調書を捏造する,捜査報告書を捏造すれば,まったく何の身に覚えのない無辜の市民が「犯罪者」にされてしまう訳です。あってはならない事なんです。
 警察いおいては,今政府参考人がご答弁されましたが,虚偽有印公文書作成罪,これは刑罰,どれぐらいでしたっけ?


 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; ただ今御指摘の虚偽有印公文書作成罪は,1年以上10年以下の懲役刑であると承知しております。

 森ゆうこ参議院議員 ; 10年以下の懲役刑。たいへん重い罪でございます。
 警察においては,先ほどそのような厳正な対処がされているとお聞きしました。
 それでは,検察について,このような事があった場合に,どのような対応をされたのか確認させて頂きたいと思います。
 (資料を示しながら)この田代正弘さんの報告書がございますけれども。
平成24年6月27日付に最高検察庁の調査報告書が作成されました。
 この経緯について,概略を簡単にお願いをいたします。


 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; お尋ねの件は,検察審査会によっていわゆる強制起訴がなされた「政治資金規制法違反事件」の第1回の検察審査会による起訴議決の後に,検察官が取り調べを行なった際の取り調べ状況について,担当の検察官が取り調べを行なった状況について,報告した文書をお指しになっておられるんだろうと思います。
 これにつきましては,えーっ,この取り調べ自体について,公判の過程等におきまして裁判所から指摘を受けるなどして,した事もございまして,検察官の捜査活動に係る問題について最高検察庁において観察調査を行ない,さらに一般の方から刑事告発を受けておりましたことから捜査を行ない,その結果,昨年の6月27日に,この調査報告書を発表し,またその際,この検事に対して懲戒処分を行なった上で,当該検察官が辞職をしたという経緯でございます。

 森ゆうこ参議院議員 ; これについては,今のお話は,皆さんもうお分かりになると思いますが,検察審査会によって強制起訴をされました小沢一郎「裁判」。
 その中で,その公判の中で明らかになり,昨年4月26日の東京地方裁判所「無罪判決」の判決文・判決要旨の中で厳しく指弾をされております。
 裁判所は,どのようにこの問題について見解を述べ,そして厳しくその問題点を指摘されたんでしょうか?


 参考人・今崎幸彦・最高裁判所刑事局長 ; お答え申し上げます。ただ今議員ご指摘の事件につきましては,個別の事件でございますので,事務当局からその事件についてコメントを申し上げるのは差し控えさせていただきたいと存じます。
 しかしながら,裁判所といたしましては,無実の方が有罪判決を受けるというような事が決してあってはならないという事はまことにその通りでございます。
 そのような事のないように,如何なる事件におきましても裁判所としては当事者双方の主張に十分耳を傾けまして,当事者双方から提出された証拠について充分にこれを吟味いたします。
 最終的には刑事裁判でございますので,検察官におかれて諸責任を負っている訳でございますので,検察官が合理的な疑いを超えた( 不明 )程度の立証を尽くしたかどうかと,これを慎重に見極めて判断しているものと考えております。以上でございます。

 森ゆうこ参議院議員 ; 資料の6ページをご覧ください。これが判決文の要旨でございます。下線部分を読み上げます。

 「このように検察官が公判に於いて証人となる可能性の高い重要な人物に対し,任意性に疑いのある方法で取り調べて供述調書を作成し,その取り調べ状況について事実に反する内容の捜査報告書を作成した上で,これらを検察審査会に送付するなどという事は,あってはならない事である。」 とされております。

 次のページをお捲り下さい。下線部。


  「検察官が任意性の疑いがある方法で取り調べをし供述調書を作成し,また,事実に反する内容の捜査報告書を作成し,これらを送付して検察審査会の判断を誤らせるような事は,決して許されない事である。
 本件の証拠取調べによれば,本件の捜査に於いて特捜部で事件の見立てを立て,取調べ担当検察官はその見立てに沿う供述を獲得する事に力を注いでいた状況を伺う事ができ,このような捜査状況がその背景になっているとも考えられる。」


 このように厳しく指弾されました。この嘘の捜査報告書を検察審査会に提出し,そして検察審査委員を騙して,強制起訴させた田代政弘検事に対する対応はどうなりましたか。

 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; 先ほども申し上げましたように,田代元検事に対しては,減給と懲戒処分を科した所でございますが,えーっ,その日に同人は辞職をいたしました。なお,同人につきまして為されておりました告訴につきましては嫌疑不十分で不起訴にしたものと承知しております。

  (議場内から「甘いな,甘い」という声)

 森ゆうこ参議院議員 ; 警察は先ほど,嘘の供述調書等を作成した者に対して10年以下の懲役刑を伴う有印公文書偽造という事で,厳しい処分をしておりますけれども,なぜ,田代さんにはこんなに甘い処分だったんですか。

 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; 当該事件につきまして,刑事事件として起訴をしなかった点につきましては,えーっ,えーっ,当該捜査報告書が虚偽公文書に当たり得るとは認定はいたしましたものの,当該被疑者であります(田代)元検事が故意にこれを作成したとまでは認定するだけの証拠が十分ではなかったというふうに判断したものと承知しております。

 森ゆうこ参議院議員 ; (資料を示しながら)皆さん,これが資料の一番最初,これが田代さんが提出した捜査報告書です。日付は平成22年5月17日となっております。公文書の作成日は何を意味しますか。

 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; あの,公文書一般につきましてお答え申し上げられる立場にはございませんが,検察官が作成するものという事でお答えを申し上げますが,検察官が作成する捜査関係書類などの公文書につきましては,刑事訴訟規則によりまして,「特別の定めのある場合を除いては年月日を記載して署名押印をし,その所属の官公所を表示する」というふうにされております。
 この規定に基づきまして,えーっ,当該文書には年月日が記載される事になっております。で,これは一般に文書の特定に資するため,というふうに言われている所でございます。

 森ゆうこ参議院議員 ; この5月17日というのは,この捜査報告書を作成した日付ということで,よろしいですね。

 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; お答え申し上げます。先ほど私の方から申し上げました,平成24年6月27日付で最高検察庁が公表した資料によりますと,えー,当該検事は平成22年5月17日の夕刻から当該報告書の作成を開始し,日を跨ぎまして同月19日夜までには当該報告書を完成させたというふうに承知している所でございます。

 森ゆうこ参議院議員 ; 作成した日と,この5月17日と違うのは何故ですか。

 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; 先ほど申し上げましたのの繰り返しになりますが,あの,当該報告書を作成を開始したのが5月17日でございまして,その後,2日後までかかって完成をさせたというふうに承知しております。
 えー,このように複数日にまたがった場合に,文書作成を開始した日を作成日にするという事が,誤りであるとまで言い切れるのかどうか,私共としては良く分かりませんし,一般に,あの,完成した日に書く場合が多いとも言われますが,あのう,私共として網羅的に承知しているわけではございません。
 先ほども申しました様に,あの,根拠となります規則上も「年月日を記載する」とされております所から,この書き方につきまして,今どちらが正しいとか言うのは,ちょっと申し上げにくい所がございます。

 森ゆうこ参議院議員 ; (苦笑しつつ)法務省,法務大臣,こんな答弁で良いんですか。
 捜査当局の公文書の日付というものは,極めて重用な,そのアリバイとか,事件の事実関係とか,そういうものを特定する日でしょ。
 捜査報告書の日付が,実際にできた5月19日,最高検のこの問題の調査報告書の資料を付けていますけれども,4ページにそう書いてあるんですよ。5月19日なんです。でも,これ,報告書5月17日でしょ。
 期ズレじゃないですか。


 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; 先ほど申し上げましたように,あのう,文書の作成日ってのをいつにするかってのは,結局の所,その文書がどういう性質のものであるか,内容はどういうものであるかにより,で。やっぱり,個別に,ある程度判断される要素が有り得るんだろうというふうに思っておりまして,えーっ,この場合につきましても,どの日にすべきであるかという事を,一概に申し上げるのは,私としては困難であると思っております。

 森ゆうこ参議院議員 ; そんなバカな。そんなバカな事ありますか。

  (議場・笑)

 議長 ; 速記を止めて。  (音声も中断)  約1分間

 議長 ;  世間常識的には,あのー,その報告書を受理し,既に公表する時と言うのは当然だと思うんですが,もう一度簡潔に御質問いただいて,そして政府参考人の御答弁を求めます。
 質問に率直に答えて下さい。


 森ゆうこ参議院議員 ;  5月に,石川智裕衆議院議員に対して5時間にわたる取り調べを行なったんですけれども,一切メモを取らずに,この捜査報告書を書いた。
 で,その捜査報告書の正当性を強調するために,その当日作ったかのように,この日付を書いた。
 この最高検の調査報告書からすると,この経緯は書いてありますけれども,ここに書いてあるものと明らかに矛盾をしますし,私はこの質問に至った経緯はですね,検察の中にも,「この問題はこのままで良いのか」良識的な人がいらっしゃるんですよ。 もう一遍きちんと答えて下さい。
 捜査機関の行なう調査,捜査の結果作る公文書。その日付,これは期ズレだと。 これはおかしいですよ,どう考えても。


 参考人・稲田伸夫・法務省刑事局長 ; 先ほども申し上げました通りでございまして,この件につきましては,5月17日から作成を開始し,最終的に出来上がったのは2日後の5月19日であった,という事でございます。
 で,えーっ,そのような事実関係を踏まえて,えーっ,当該作成者は,えーっ,作成日と言うか,当該報告書の日付を5月17日とした,というふうに承知をしている所でございまして,まあ,あのー,どちらにするべきなのかっていうのは,私も,ここで,こちらでなければならない,あのお,5月19日にするべきであったのかと言われれば,そういうやり方が当然ある,というふうには承知は致しておりますけれども,えーっ,5月17日であってはマズイという理由も,私共としては充分には理解し難い所も有るという所であります。

 (議場から多くの怒りの声が上がる)

 森ゆうこ参議院議員 ; この問題については,小川元法務大臣が指揮権発動。
 これ当局に任せておいてもダメですから,「きちんとやりなさい」と,当然のことながら,その指示を出された。
 それ(=指示)を出そうとして,野田元総理に相談したけれども,まあ事実上,更迭された言う問題でございます。
 法務大臣,こういう事はあってはいけないと思いますし,もう一回,再調査を指示するおつもりはありませんか。


 谷垣法務大臣 ; あのうー,すでに,検察部内でですね,この問題にどう対応するかっていう検討もいたしまして,捜査報告書等の扱いについては,あのう,安易に使わないようにすると。きちっと,取り調べをして,取り調べ対象者の,調書っていうのは当然取り調べ対象者の同意が要りますので,そういった運用に改めるような議論をいたしております。

 森ゆうこ参議院議員 ; 時間ですので,引き続き次回,やらせて頂きます

 議長 ; 以上で,森ゆうこさんの質疑は終了致しました。(議場・拍手)

この記事へのコメント

よっちら
2013年02月22日 14:12
アーカイブ見ました。何故「期ずれ」が問題なのか、次回は検察の「組織」にまで切り込んでくれるのでしょうか。それにしても池田刑事局長の答弁は必死でしたね。何かを隠し通したい、組織を守りたいという一念でw
レイナ
2013年02月22日 15:31
よっちら様
いつも,鋭い部分にご意見をいただき,ありがとうございます。
お礼とともに,もっとベンキョーしなくっちゃと冷や汗タラタラです。
小沢一郎議員の冤罪事件は,そもそも事務所経費だったかの,期ズレ記入を問題にして大騒ぎされたと記憶しています。こうした帳簿上の事は基本的に違法性はありません。他の権利侵害がないからと思います。
しかし,これは,検察の「刑事事件の証拠たる有印公文書」の期ズレです。
私は刑法ほとんど分かりませんが,刑事訴訟を提起できるのは,検察だけですよね。
「ハイそこの満員電車に乗っていたイケメンの貴方,オネエチャンのどっかにぶつかった?わざと触った?」なんて事があれば,アリバイやら,供述やら,日付もグチャグチャのまま起訴されて有罪を立証される恐れもあるんですよ,ってことですよね。
訴訟で,裁判所に提出する証拠の公文書の日付がデタラメなら,全ての国民の権利侵害も起き得ると,厳しく監視すべきことです。
少しずつですが「国家権力」が何をして来たのか,明らかになって来るのではと思います。
よっちら
2013年02月22日 18:03
森さんは、そもそもの嫌疑である「期ずれ」にひっかけてこう質問したんですね。検察にとってはけっこう痛かったと思うw
レイナ
2013年02月22日 18:59
よっちら様
私も,ご意見のとおりではないかと想像しています。
「てめえら,年月日書いてありさえすりゃあ,別に違法じゃねえって,なに白々しい言い訳してやがんだよ,おいっ,ふざけんな,このスットコドッコイ」
私なら,きっと,こう捲し立てた所ですが,参議院予算委員会なので,こうした消耗する答弁に我慢するしかないのでしょうね。でも,最後には議長までそうとうブチキレて,面白かったですよね。「ダラダラ同じことばっか言ってんじゃねえよっ!真面目に答えやがれっ!」こんな感じです。
小沢一郎議員が「お天道さまが見ている」と言って,御自身では参考人招致して時間を使わずに“国民のために前を見ている”ことは凄いなあと,つくづく感じています。

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