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zoom RSS 乳児を連れて市議会に出席しても,いいじゃないの

<<   作成日時 : 2017/11/23 18:57   >>

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§ 勤労感謝の日。皇室祭祀では新嘗祭
22日(水) 朝 晴れ,昼 曇り,午後6時過ぎから雨
23日(木) 朝 昨夜からの雨が強まる,昼からあっさりと晴れる。 祝日の仕事休みは,私には久しぶり。 なのに,ラジオ聞いて洗濯したり古い本を読み返したりグズグズ過ごす

2017/11/23 hibiscus orange

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§§ 乳児を連れて市議会に出席しても,いいじゃないの
1) 22日熊本市議会。7か月の赤ちゃんの退出を求められた緒方夕佳議員

 熊本市議会の緒方夕佳議員(無所属)が,議長の許可を得ず,赤ちゃん連れで議場に 「強行突破」 して入ったと,報道されている。
 報道をいくつか読む限りでは,市議会の規則と,事実の経緯は以下のようなものだ。


・ 市議会は,議員以外は傍聴人とみなす
・ 傍聴規則は,傍聴人はいかなる事由があっても議場に入ることができない

・ 沢田昌作議長ほかが,生後7か月の赤ちゃんの退出を求めた。 緒方夕佳議員は,傍聴席にいた友人に赤ちゃんを託した
・ 議会の開会が40分遅れた

・ 緒方議員は妊娠中から事務局に相談していたが協議はなされなかった
・ 今回のことで初めて,議長が 「議運」などで話し合うきっかけになれば」 と発言した

 まず,赤ちゃん連れで議場に参加することが,いったい誰の不利益になるというのか。 誰の不利益にも,まったくあたらない。

 言ってみれば,「マナー違反」 であるとか 「規則違反」 であるとかいう 杓子定規な 〈常識〉 論が,子育てという難問に解決の一石を投じようともしない議会運営の怠惰を容認し続けている大きな原因の1つだ。
 無思考で隠遁姑息だと言ってもいい。
 とくに市議会といった生活密着型の議会では,議員個人の信念 ・ 心情が 直截に反映されることで,より活発な議論ができることもあるだろう。
 そして,結果としてより多くの人びとにとって有益な社会システムや運営の方法が考えだされることも期待できる。


〔 隠遁姑息=古いしきたりや今までのやり方にこだわって改めようとせず,一時のがれに終始すること。また消極的で決断力に欠けてぐずぐず迷うこと 〕
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2) このニュースについての感想がひどく貧しかった『伊集院光とらじおと』
 これを,朝のラジオ番組 『 伊集院光と らじおと 』 で取りあげていた。
 伊集院光氏と柴田理恵氏は,TBSニュースと日刊スポーツの記事だけを読んでいたのだろうか。 お二人とも,議員のやり方だけを非難する感想を述べ立てていたのには,驚くしかなかった。

 伊集院氏は,問題提起するのに何でも 「強行突破」 という手法が取られることになっては まずいから,このやり方がダメだという論点での感想であった。 柴田氏は,私であれば楽屋まで連れて来ても,誰に向けた番組か考えると個人的な問題を持ち込むべきではないから本番中はダメだし,赤ちゃんを預けることのできる友達がいたなら初めからそうすればいい,託児できない環境の女性は たくさんいるんだから という論点での感想だった。

 これらを街談巷説として切り捨てるだけでは済まないと,私は考える。
 職場の特殊性などから,いわゆるプロフェッショナルとして個人的な感想をそれぞれお持ちではあるのだろう。だがしかし,いやしくも〈芸〉といういわば過激な,孤独な〈表現者〉として,活躍してきた人たちではないのか。
 言論,あるいは芸術,サブカルチャーでもいい,そういう場所にいるはずのこのパースナリティたちの言説が皮相浅薄であったことについて,また,ラジオ放送という少なからぬ影響力を持つ媒体で拡散されることの害について,私は憂慮していると,強調しておきたい。
 そして,これは,子育て世代だけの問題ではない。

3) 性についての思考,思想まで踏み込まなければ少子化問題は解決しない
 山東昭子参議院議員(自民党)が 戦前・戦中のハイパー軍国主義を彷彿とさせる 「4人以上産んだ女性を国が表彰」 と述べたというニュースも然り。

 国家,政治社会が,家族や子育てについての権利を 現実のなかで具体的に保障するべきことに,まったくもって無頓着なだけじゃあない。 子どもがあろうがなかろうが,異性間であろうが同性間であろうが結婚し家族を営むことに対して,個人の生命,個人の尊厳を尊重しようとする意思など,まったくない。
 少子化対策が必須であるなら実は尚更,個人の尊厳と自由度を拡大することにしか 未来性はない。

 女性の子育てと職業期間について考えれば,1年間の産休と育児休暇を取って 「一歳まできちっと向き合って育て」 れば,子育ての半分以上は 「合格」 という意味のことを しきりに言っていたのが,吉本隆明だった。


『 僕なら言うぞ 』
子どもを産んでも働きたい貴女へ
p.144
 産休は妊娠から出産まで、そして出産から一年くらいの間の育児期間をゆったり取れ、また職場に復帰することが、スムーズにゆくことが必須条件です。 そして精神的に言えばなぜ女性だけが自分の責任でもなく、偶然と言ってもいい契機から、子どもを生むという難行を引受けねばならないのかという疑念に、応えなくてはならないことになっています。 それは人間の性愛から子どもを産むことが自然とすれば、ますます反自然的な愛情の方向に分岐しつつあるからだと思います。 これは人間の性がその人間の選択で自由に変化しないため解決しないからです。 さしあたり解決不可能な問題と言えます。 産休の問題はそこまで踏み込むことになると思います。

蛇 足) 山本太郎参議院議員はもっと表現力をつけてほしいな
 11月4日 自由党の代表定例会見での山本太郎・共同代表の発言だが,その言わんとしている内容は,まあまあ理解できるとしても,ちょっとばかり表現力に欠けるなあという感想を,私は持った。
 それは,ゲイ・レポーター 酒井佑人記者の同性婚についての質問に答えた以下の部分。


誰が誰のことを好きになって,誰が誰と結婚しようが国家の知ったことではないと言うか,国家が関与することではないというのは当然のことだと思うんですよね。 それぞれの権利であるということは当然のことであると思うので。

 ここのところは,「国家の知ったことではない」 「国家が関与することではない」 では,あんまりなんじゃないでしょうか。
 むしろ,「たとえば結婚について,できる限りすべての人びとが自己決定する権利を,国家が保障し拡張すべき」 という表現に近づけてほしいなあと,私は思っております。


http://4472752.at.webry.info/201711/article_2.html
2017/11/02
小沢一郎代表 「 参議院選挙で自民党を過半数割れさせて安倍内閣を退陣に追い込む 」


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◇ 参 考
自 由 党
http://www.liberalparty.jp/

◇ 報道など
JIJI.COM
2017/11/22 − 15:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112200923&g=soc
市議、乳児連れて議場に=規則想定外、開会遅れる−熊本

日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/news/201711230000263.html
赤ちゃん連れ出席を熊本市議会認めず 開会遅れる
2017年11月23日11時17分
熊本市議会で22日、女性市議が

TBSラジオ
https://www.tbsradio.jp/ij/
伊集院光と らじおと

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