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zoom RSS 結局,衆院選の争点は「安倍・壊憲」だと,どうせあとで露見するだろう

<<   作成日時 : 2017/10/20 16:51   >>

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ええい! 星も光を消せ! この胸底の黒ずんだ野望を照らしてくれるな、目は、手のなすところを見て見ぬふりをするのだ、どっちにしろ、やってしまえば、目は恐れて、ろくに見ることも出来はすまい。
シェイクスピア 『 マクベス 』 福田 恒存 訳


§ 10月18日(水)晴れ,夜遅くから雨。 19日(木)雨,寒い
 昨日19日の朝,田園都市線の駅で停電。最高気温は12.3℃,60年ぶりの寒さで,週末もずっと雨ばかりになりそうと天気予報がいう。
 60年前,1957年(昭和26)。
 山手線初乗り運賃が10円。(※)
 建設(屋外)労働の日雇賃金は,433円。
 国会議員歳費の月額は,7万8000円(手当等含まず)。
  小学校教員の初任給7800円が 8000円になった翌1958年,議員歳費は9万円となる。

18日夜 焼きりんご。 山形県産紅玉 直径約10cm

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§§ 結局,衆院選最大の争点は「安倍・壊憲」だと,どうせあとで露見するだろう
0) 22日は雨か...

 22日はほぼ全国的に雨で,投票率が危ぶまれる。 日経新聞がまだ自民300議席と言っているが,低投票率にしか根拠はない。
 だから,選挙が終わるまで黙っていようと思ったが,不愉快きわまりないので言う。
 自公維はもちろん,立民まで「希望叩き」で集票しているこのたびの衆院選だ。

1) ちっとも良くならない暮らし
 消費税についても,税制全般の見直しを主張しているのは,どの候補者なのか,政党なのか,明確に報道しているものが少ない。 耳障りな部分を隠して,使い道の変更だとか,教育無償化だとか,今さらアホなこと言う自公のマニフェストを読んだところで,ムダな努力になるだろう。
 税制全般の見直しを視野に入れている候補者を選ぶしかない。

2) 9条改正で,憲法全体がどう変化するのかという視点からの説得的解説はほとんど,ない
 結局,最大の目的が,安倍総理と安倍・自公政権の問題隠し,そして選挙争点が憲法「改正」だと,うすうす有権者は気づいているだろう。
 ところが,憲法についての国民的議論など,いったいどこにあるのか。
 憲法についての体系的教育も,ほぼ,ないし,小中学校あたりで,自由や人権,あるいは民主主義について,深く考える学びが重視されているようには見えない。

 今俎上に乗る9条改正では,それが憲法全体をどのように変化させるのかという視点からの説得的解説も,ほとんど,ない。

 盤石な資金力と組織力を持つ「壊憲」勢力は,ひたすら「改正ありき」「強いニッポン」というスローガンだけで,説得ではなく洗脳に励む。

 「護憲的改憲」派の9条改正論議は,その考え方の論理的整合性はあるとしても,同様だ。 改憲によって,ほんとうに基本的人権,国民主権,平和主義が揺らがないのか,今後また違憲立法が行われないのかについて,説得的ではない。 9条改正しなければ,違法な戦争を容認することになるのか?

 憲法のABC を長らくコツコツとレクチャーし続けているいわゆる護憲派は,あちらこちらに小さな集りが多くあるが 組織化もされていなければ,資金力もないのが実態だ。 情緒的な絶対平和主義が見え隠れすることが,現実的ではないという批判は多いけれど,個人が公平に尊重され自由を享受できる社会を実現するための護憲をくつがえす議論に,私はまだ出会ったことはない。

3) 日本にはびこる絶望的な人権理解
 たとえば,憲法13条(個人の尊重と公共の福祉)と 25条(生存権,国の社会保障的義務)を基盤としていなければ,ぐらつくはずの19条(思想および良心の自由)と 21条(集会・結社・表現の自由,検閲の禁止,通信の秘密)について。

 表現の自由を強く主張している人たちのなかにさえ,その構造について理解が不足していると思える発言も,多くある。
 スマホが生活必需品か贅沢品かと,まあくだらないと言えばくだらない言い争いを見た。
https://twitter.com/hirorin0015 山本 弘 )
 生活保護バッシングを諌めるつもりで 「スマホは生活必需品だが,生活保護受給者が,娯楽のためだけに何かを所有するのが問題だ」 とか,何とも情けない。
 絶対的貧困と相対的貧困とを,所与の条件として,生活必需であるモノと,娯楽目的であるモノを,線引きしようとする。
 では,それをいったい誰が決めるのか? 世間の気分で決めようと言うのか。 まさか法律で決めろとでも言うじゃないんだろうな。

 まったく分かっていない。 社会保障の対象となる絶対的貧困にあっても,個人の生活・生命すべてに係る決定権は その個人にしか属さないことが,人権の基本。 平たく言えば,生活保護受給者が娯楽のためにスマホを持つことで,いっさい私の権利を侵害していないのだから,当然その権利は保障されるのよ。
 そもそもすべての個人に決定権がないとすれば,奴隷以下だ。 人間の尊厳と自由の根源的否定だ。
 日本にはびこるのが,こうした絶望的な人権理解だ。
 しかも,表現規制に反対している表現者が,25条(生存権,国の社会保障的義務)を否定しているとは滑稽の極みであって,この程度の理解で憲法論議が始まるわけもない。

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(※) 戦後 山手線 初乗り運賃の歴史

1946(昭21)  20銭
1947(昭22)  50銭(3月)
           1円(7月)
1948(昭23)   3円
1949(昭24)   5円
1951(昭26)  10円
1966(昭41)  20円
1969(昭44)  30円
1976(昭51)  60円
1978(昭53)  80円
1979(昭54) 100円
1981(昭56) 110円
1982(昭57) 120円

1989(平 1) 120円
 消費税3%で運賃改定するも初乗り運賃は変わらず。
 その他のJR初乗り運賃は,1984(昭59)年 130円,
 1985(昭60)年 140円。

1995(平7) 120円
 その他のJR初乗り運賃は,130円。

1997(平 9) 消費税5%
2014(平26) 消費税8%

2015(平27) 140円〈 I C 133円 〉
 その他のJR初乗り運賃も,140円。

参考にしたのは 『戦後値段史年表』 週刊朝日編 ほか

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