銅のはしご

アクセスカウンタ

zoom RSS 小沢一郎「今の野党が一緒になれば1993年細川政権誕生のときより遥かに大きい」(2/2)

<<   作成日時 : 2017/08/04 11:53   >>

トラックバック 0 / コメント 0

小沢 一郎 自由党代表
民主党(民進党)
✑ 2009年に,戦後50年以上続いてきた自民党政権を交代させた初めての本格的な野党政権であった民主党。 今度こそはちゃんとやりますよ,ちゅうところを,国民に見せればいいんです。 そうすれば必ず支持してもらえます。 僕は絶対の自信持ってますよ

新しい野党,またはベタープラン「オリーブの木」野党共闘の構想
✑ 民進党だけ,自由党だけ,社民党だけで,また共産党も,自公に替わる政権を担える政党と国民がまだ見ていない。 だから我々は大きな目標を持って,基本の政策を合意し,それで自民党に替わる受け皿をきちんと作って国民に訴えれば,絶対,国民の支持は我々に来ます
✑ 民進,自由,社民,無所属の人たちが1つになって新しいものを作りあげて国民に訴えるというのがベストなんですよ。 それができなければベター・プランとして 「オリーブの木」


小池百合子「国民ファーストの会」
✑ 仮にできても,まだ1人も国会議員がいない。 まず既存の野党がきちんとグルーピングをした上で,じゃあ小池さん,自民党に付くの? あるいはこっち野党の立場で国民サイドで頑張んの? ということ

金井 辰樹 東京新聞政治部長
✏ 国会で安倍政権の下での投票行動を振り返ると,実は,野党勢力が結集(かたま)れる政策の軸は 幾つでもあり,2009年民主党政権ができたときのような,今の政権とはまったく違う切り口での政策パッケージを示すことができれば,野党の支持率は上がっていく可能性があるのではないか

http://vod.bs11.jp/video/insideout/20170727/
36:53
文字起こし。司会者と金井辰樹氏の発言部分は要旨

BS11 報道ライブ IN side OUT
2017年07月27日(木) 放送分
司会 別所 哲也 & 中島 靜佳
金井 辰樹 東京新聞政治部長
1992〜1993 細川政権 新進党担当。米国総局勤務などを経て現職。 新生党代表幹事時代などで小沢氏を担当
小沢 一郎 自由党代表


選挙の半年前,2008〜2009年の東京地検による国策捜査での世論操作により2009年5月11日,民主党小沢代表辞任。 2009年,日本で初めての本格的な政権交代で民主党政権誕生

別所 哲也 ; あの当時は政権与党だった民主党のなかで,小沢さんに対していわゆる反・小沢的な人は,どなただったのか。

金井 辰樹
 最初のころは,別にそれほど批判があると言うよりは...ただ,昔から,民主党と自由党との合併について批判的な人たちはそのまま,ちょっと引いていたような感じはするが。
 ただ2009年は,300議席獲得して,政権獲得したという事実があったものだから,一部の週刊誌とかが書いているようなゴタゴタっていうのは,その後何年か経ってきてからっていう感じがする。


小沢 一郎
 それと,あのときに選挙の半年前に,検察が突然強制捜査をしだしたわけですよ。 国策捜査,と。
 結果的に何にもないのに,証拠もないのに強制捜査って,前代未聞のことですよ。
 ですからそれが,メディアでも何でも,もう党内的にもワァワァ,ワァワァ,検察の世論操作によって僕は批判されましたから。
 そういう意味で 「小沢けしからん」 みたいな形が出てきたことは間違いないですね。

別所 哲也 ; なるほど。

中島 靜佳 ; 民主党自体は,政権を担うだけの資質はあったということか。


小沢 一郎
 それはね,やっぱり民主党の資質の問題もあります。

中島 靜佳 ; ふうむ。

小沢 一郎
 政権に就いたことはないわけですから。 ですから結局,マニフェストをせっかく作って,そして僕は,非常にそれを国民が期待したと思うんですけど。
 これはやっぱり,できないよ,と。 官僚の抵抗に遭って,そんなこと言ったってできないよ,と言う人が出始めたんですね,党内で。
 そういうなかで結局,役所の,役人の,官僚の言うとおりになっちゃった。 これじゃ自民党よりひどいじゃないかみたいな話がね,巷に広まって <笑> それで失敗しちゃったんですけど。

 だけどね,日本人せっかちだから。 そんな簡単にすぐできませんよ。
 だからね,50年以上続いてきた自民党政権で,初めての本格的な野党政権でしょうが。 だからそれはまだまだ幼稚なとこもいっぱいあるんですよ。
 それはそれで,たぶん勉強したでしょうから。 だから今度こそはちゃんとやりますよ,ちゅうところを国民に見せればいいんです。
 そうすれば,必ず支持してもらえます。
 絶対の自信持ってますよ,僕は。

別所 哲也 ; ということは,このあと民進党と小沢さんは合流しながら新しい政権を獲れる,担える野党をという考えがおありか。

小沢 一郎
 民進党という旗ではね,今やもう,誰もね,政権を担える政党と見ていないんですよね。 それからもちろん,僕ら(自由党)も,あるいは社民党も,もちろん傍らの共産党に対しても,ほんとうに自公に替わる政権を,これが担えるかっちゅうと,そうまだ見ていない。
 だから我々は大きな目標を持って,政策的にも,もちろん基本の政策は合意しなきゃいけませんが,それで受け皿を,自民党に替わる受け皿をきちんと作って,国民に訴えれば,絶対国民の支持は我々に来ます。


急降下する安倍政権支持率と野党共闘

政党支持率 毎日新聞 (番組が放送された週の結果)
自民党   25%
公明党     3
維新の党    2
民進党    5
自由党    1
共産党    5
社民党    1
な い    52


中島 靜佳 ; 安倍政権だけでなく,自民党の支持率が25%と,急降下しているが,民進党は5%。自由党も1%。支持政党がないと答えた方が50%を超えている。野党が国民の受け皿になっていない。


小沢 一郎
 今はね。
 バラバラじゃ(受け皿には)なってませんよ。
 かつての民主党と自由党が合併したときも,自由党の普段の支持率は1〜2%でしたよ。 民主党も6〜7%かな。 今の数字よりはちょっといいくらいですよ。
 それが1つになって,「あ,これならいけるな」 と国民が思った途端に どんどんどんどん尻上がりに上がってきて,それで圧勝したということです。

別所 哲也 ; 「今はね」 という言葉は非常に強い言葉でしたので,このあと 「オリーブの木」 とか,連立野党の共闘があるのかどうか。

中島 靜佳 ; 野党がどのように連携を取っていくべきなのか,さらに詳しく。



今の野党が一緒になれば1993年細川政権誕生のときより遥かに大きい

別所 哲也 ; この先,解散総選挙があると。

小沢 一郎
 あると思いますね。

別所 哲也 ; 小沢代表が仰る「オリーブの木」という構想は,具体的にはどういったことか。 〔 「オリーブの木」; 既存の政党が存続しつつ,1つの傘のもとで選挙に挑む戦術 〕

小沢 一郎
 野党が受け皿として国民に認められるためにはね,民進党がもちろん中心ですが我々自由党も社民党も。 共産党はちょっと別ですけど。 あるいは無所属の人もいます。
 そういう人たちが,できれば1つになって新しいものを作りあげて,そして国民に訴えるというのがベストなんですよ。

 だけれども各政党,いろいろな事情があって,すぐ皆解散して1つにはなれないよねという場合は,選挙のときに,俗に言う統一名簿を使って,1つの政党としてやらなくちゃならない。

 なぜならばね,そうしないと国民が1つだと見ないし,それからテクニカルなことを言いますとね,今,衆議院にも比例選挙が入っているんですよ。
 仮に候補者1人ずつにしますね。 こっちは民進党系,自由党系,社民党系,なんて,こう割るとしますわ。 そうすっと,自分の系統の候補者については,小選挙区では一生懸命やるけど,そうでない場合は比例選は自分のほうは一生懸命やろうちゅうことになっちゃうと,必ずしも全エネルギーの結集にならない。 テクニカルに言うと,選挙戦の。

 ですから,国民が見る目と選挙の技術的なテクニカルな面があって,1つの政党になるか,あるいはそうでない場合は統一名簿で 「オリーブの木」 で1つの形でもって,選挙戦を行う,と。

別所 哲也 ; 金井さん。 考えてみると自公連立も自分のところが自民党の候補に入れて,比例で公明党に入れてという方も可能性としてはある。 「オリーブの木」は,そのような可能性ということで実現可能性はあるか。

金井 辰樹
 野党が本気で政権を獲りにいこうとしたら,それしかないと思うが,小沢さんも仰ったようにベストの道,つまり共産党を除いて それ以外の野党が1つになる可能性について,逆にお聞きしたい。
 衆議院選挙がいつになるか分からないが,早いうちに,負け幅が少ないうちに自民党を討って出ようという考えもある。 それとは別に,来年の任期満了に近いかもしれない。 さらに言うと,3分の2を(自民が)持っている間に憲法改正をできるだけ引っ張ってという考えもある。
 来年という流れになっていったときに,ベターの 「オリーブの木」 統一名簿ではなく,ベストに向けての声かけを,声を高めていくことは?


小沢 一郎
 僕は必要だと思います。 僕はずっと言ってきましたし。
 ですからあとは蓮舫さんが辞めて,新しい民進党の代表がどなたになるか。 どなたでもいいですけど,やっぱり政権獲るためにはね,民進党だけ,自由党だけ,社民党だけじゃ,獲れないですよ。 勝てっこないですよ,自民党に。
 そういう意味で,民進党が旗を振って1つにまとめていただくというのが,いちばん良いことなんです。

別所 哲也 ; それが「オリーブの木」。 それ以外に,第3極,新党を作るというお考えは?

小沢 一郎
 新しい新党ができない場合は 「オリーブの木」 で しょうがない。

別所 哲也 ; それがベター・プラン。 ベスト・プランは,金井さんが仰るような新党を作ろうという気は?

小沢 一郎
 それが,いちばん良いです。

別所 哲也 ; 小沢さんはそれに今から動こうという気はおありか?

小沢 一郎
 それはやっぱり民進党,第1党が旗を振んなきゃね,できないですよ。
 自分の選挙が近づきますと,バラバラじゃあ負けるに決まってるんですよ。 それは皆,民進党の人たちも全部,腹んなかじゃ考えてると思います。

別所 哲也 ; 小沢さん,民進党と仰っているが,もし第3極 「国民ファーストの会」 がほんとうにできるのであれば,こことの連携は視野に入っているのか。

小沢 一郎
 ああ,それはねえ,小池さんは今ちょっと思案投げ首じゃないかと僕言いましたが,そのことにどうこうちゅうよりは,まず既存の野党がね,きちんとしたグルーピングをして,その上で じゃあ小池さん,自民党に付くの? あるいはこっち野党の立場で国民サイドで頑張んの? ということを話し合わなきゃならないですね。

別所 哲也 ; この年表で言うと,かつて(93年)のように,日本新党が小池さんと動かれて,小沢さんは新生党だったが,そういった構図をお考えか。

小沢 一郎
 今の野党が一緒になりゃあ,そのときよりも遥かに大きいですけどね。 小池さんの方はまだ国会議員 いないんですから。


小沢一郎総理は誕生するか

別所 哲也 ; そうですね。そのとき想定される総理の像,リーダーはどなたになるか。 小沢さんを含めて。

小沢 一郎
 <笑いつつ> それは誰だか分かりませんがね。 国民が意外と,日本人ちゅうのは 1人のリーダーについていく,ワアッとついていくっていうタイプじゃないですよ。 皆で,皆で,っていうね,和気藹藹と。 コンセンサス社会だから,あんまり特定のリーダーにはこだわらないんですよ。
 ですからその意味で,集団できちんと政権を運営できるかどうかっちゅう姿を示すことが大事。
 それはもちろん僕は,民進党の今度選ばれるであろう代表であってもいいし,それからもしそのあとで小池さんと話して,小池さんが自民党じゃない立場・野党の立場でやるっちゅうんなら,まあ皆がいいって言うなら小池さんだっていいし。
 僕はそういうことは,誰彼ちゅうことは全然気にしません。 ただ,ほんとうに,最初から言うように議会制民主主義をより定着させるための,その意思を持ったリーダーであれば,どなたでもいいです。

別所 哲也 ; リーダー像は見えてきたが,金井さん。

金井 辰樹
 ちょっと質問を。 安倍政権が第2次政権になってから5年近くなっている。 今までは支持が高かったが,その理由が 「ほかにいい人がいないから」 という消極的支持だった。
 ここに来て,ほかにいい人がいないからと言ってた人たちが,安倍さんが信頼できないと,不支持にまわっている傾向がある。
 衆院選や参院選は(自民が)勝ち続けてきて,大きな選挙2回負けたのが 都知事選挙と都議選。 小池さんという人は,安倍さんに対する受け皿を作る天才と言うか <笑> ,みごとに2回(受け皿を)作った実績があるという意味で,もちろん小池さん及び彼女に親しい国政政党がどちらに向くかにもよるが,野党側と共同歩調を取ろうというときには,かなり有力なリーダー候補になり得るのではないか。


小沢 一郎
 僕は,人物として いけないって言ってるわけじゃなくて。
 ただ,今,国会議員も1人もいないわけですよ。 国政政党も立ち上がってないわけです。 ですから今,国政政党としてきちんとあるほうが,しっかりした受け皿を作ったうえで,あともっともっと大きくするには,どうしたらいいか。 だから,小池さんもいるね,という話になる。

別所 哲也 ; 橋下徹さんは,いかがか

小沢 一郎
 橋本さんはもう自民党サイドですから。

別所 哲也 ; なるほど。 今,連携のなかには入っていない。

小沢 一郎
 今,維新ちゅうのは,どっちかって言うと自民党とほとんど同じ歩調ですから。

別所 哲也 ; この先野党が連携をするには,政策がどうあるべきか。

中島 靜佳 ; そこがまとまるのかが気になる。



今後の展望 ・ 小沢一郎の政策提言
憲法改正 「9条改正は必要ない」
安全保障関連法の白紙化 「安倍・安保関連法制は,廃止」
エネルギー問題(原発) 「原発ゼロ」


別所 哲也 ; 野党連携ができるかどうかは政策。 具体的に1つ1つ。 まず,憲法について

小沢 一郎
 憲法論議はね,「護憲 vs. 改憲」 という何かもう型に嵌まった分け方をして議論してますがね,この日本人的な分け方っちゅうのがいちばん誤解を生むんで。
 私自身も,憲法は作ってから時代も変わってますし,いろんな環境も違ってきている。 だから必要なとこは直すのは,一向に構わないと思いますよ。

別所 哲也 ; 憲法9条は,どうされるか。

小沢 一郎
 9条は,直す必要はないと僕は思ってます。
 ただ,9条だけじゃないんですよ。 たとえば衆参の問題あるでしょ。 衆議院,参議院,何 同じことをやってるんだという。 ところがこれも憲法なんですよ。 これも考えなくちゃならない。 いろいろあるんです,考えるところが。

別所 哲也 ; いずれにしても憲法については,「護憲 vs. 改憲」 ではなく必要なところは改正するべきであると。

小沢 一郎
 それは当たり前のことですね。

別所 哲也 ; 「安全保障関連法の白紙化」 は。

小沢 一郎
 この安倍さんの安保関連法ってのは,絶対ダメですね,これは。
 集団的自衛権を閣議でもって認めるという形を取って,自衛権の行使ということでもって世界に,紛争地域に,海外に,自衛隊を派遣できるという道筋をつけた法案ですから。
 これはまったく日本国憲法に反する。 と同時に,歴史の過ちをくり返すことですね。 これは,絶対ダメです。

別所 哲也 ; 政権奪取に向けては,野党で...

小沢 一郎
 これ(安保関連法)は,廃止。

別所 哲也 ; 「エネルギー問題(原発ゼロ)」 の問題は。

小沢 一郎
 これは,私は原発ゼロにすべきだと思います。
 そしてこれ,各党とも (同じ考え)。
 民主党も2030年には廃止ということを言ってます。 それで私もそういうことで,社民党も私ども(自由党)も,ある意味で共産党も,まとまるだろうと思います
 共産党は直接一緒になる政党じゃないですけど,これはもう問題なく 我々の,国民に対する主張の大きな柱になると思います。

別所 哲也 ; 金井さん,今後内閣改造が予定されているが,改めて小沢代表に期待することは?

金井 辰樹
 政策の軸という意味では,「安保法」 の白紙化と言えば,「特定秘密保護法」 も反対とか,「共謀罪」 の問題も含めて,実は野党は投票行動では統一行動を取れている。 だけれど選挙のときになると,いろいろゴタゴタしたりすることがある。
 国会で安倍政権の下での投票行動を振り返ると,実は,結集(かたま)れる政策の軸というのは,けっこう幾つでもあるような気がする。
 そのへんが,野党勢力のなかで,どういう議論をしていくのかということと,2009年民主党政権ができたときのような,今の政権とは違う,まったく違う切り口での政策を幾つか立ててパッケージを示すということができれば,野党の(今の)支持率はけっこう悲惨なものだが,それもそれなりに上がっていく可能性があるのではないか。
 そういう意味での声かけ役として今後も小沢さんを注目していきたい。

別所 哲也 ; そうですね。 年表を改めて見ても,新しい政権交代を生み出してきた2つには,小沢さんが係わってきた。 この先,野党が連携して,次の政権奪取,政権交代が起こるかどうか。 小沢さん,今日はありがとうございました。


小沢 一郎
 ありがとうございました。<笑顔で礼>

金井 辰樹
 ありがとうございました
<礼>

中島 靜佳 ; ありがとうございました。

< 了 >

にほんブログ村 政治ブログ 議員応援・議員批判へ
にほんブログ村 政治ブログへ
お読みいただきありがとうございます。ランキングの応援をお願いいたします
ブログランキング・にほんブログ村へ


◇ 参 考
自 由 党
http://www.liberalparty.jp/

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
小沢一郎「今の野党が一緒になれば1993年細川政権誕生のときより遥かに大きい」(2/2) 銅のはしご/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる