銅のはしご

アクセスカウンタ

zoom RSS 岡田・民進党代表 ( 3月30日 on TBSラジオ 5/6)

<<   作成日時 : 2016/04/04 00:19   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 私はたとえ1票を投ずることになっても,民進党に期待してではないことになりそうだ。ラジオを聴いての感想は,1〜4までにメモしてある。
 以下,およその文字起こし〔1/2〕。1万字の制限があるので続く。


にほんブログ村 政治ブログ 議員応援・議員批判へ
にほんブログ村 政治ブログへ

ブログランキング・にほんブログ村へ

SESSION 22 2016年3月30日(水)
民進党・岡田代表に聞く。民進党とはいかなる政党なのか

TBSラジオ
http://www.tbsradio.jp/ss954/
http://podcast.tbsradio.jp/ss954/files/20160330main.mp3
【Podcast】 民進党・岡田克也代表「政治の目的は、経済を大きくすることではない」 「みんしゅ君の今後は・・・」 荻上チキ・神保哲生・武田一顕が問う
▼ 3月30日(水)TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」


およその文字起こし〔1/2〕
00:13:42〜 00:28:18/01:00:20


荻上チキ ; 民進党がこれからさらに分裂というのは,まったく想定されないのか。

岡田克也代表
 私は,それまったく考えていないし,それやったらもう終わりだと。ラスト・チャンスだと僕は思ってる。政権交代ある政治,色んな失敗してきて,有権者の皆さんも呆れつつ,でもやっぱり期待してくれている。最後のチャンスだと僕は思ってるんです。 

荻上チキ ; 江田さんも,橋下さんと袂を分かつような可能性はあるのかとこの番組で聞いたら,「それをやったら議員辞める」と言いながら,まだ議員やっているが。<笑>江田さんの人を見る目が今度は正解なのか。
 今日は安倍政権の批判というよりは,民進党がどんな政党なのかという関心のある方から質問が来ている。それをぶつけていく。民進党と自民党との最大の違いはどこにあるか。結党の理念は?


岡田克也代表
 我々の理念,3つの言葉で表している「自由。共生。未来への責任」。
 「共生」は従来の民主党もずいぶん強く言ってきたことで,誰も排除しない,そしてお互いに支えあっていく社会を目指す。政治的に言うと,格差の少ない社会を作るということ。これは従来の民主党の延長線でお考えいただける。
 「自由」はちょっと毛色が違うが,今まで非常に息苦しくなってきていると思う。本来,憲法は権力者の違法な権力行使から守るためにあるものが,勝手に政権がそれを変えてしまう。「知る権利」。権力を持った大臣が停波について発言した。

荻上チキ ; 高市さん。

岡田克也代表
 はい。高市大臣。
 我々は,多様な価値観,それぞれの考え方,これをお互い認め合う。自分の自由も尊重するとともに他の人の意見,違う意見も尊重する,そういう世の中にしたい。それを「自由」という言葉で表している。

荻上チキ ; 言いかえれば,多様性の尊重。

岡田克也代表
 はい。「未来への責任」は,今さえ良ければいいやというような政治が横行していないか。たとえば財政健全化1つ取っても、これ何年持つのか? 地球温暖化はどうか? 社会保障だって,このまま持続可能なのか? そういうことについてきちんと改革していくのが政治の役割ではないか。

荻上チキ ; 「未来への責任」の中に,原発は含まれているか。

岡田克也代表
 原発は,新しいものは造らない。これは明言している。
 今あるものについては,安全性が確認できれば動かすこともある。
ただ,今の動かし方は,避難計画を市町村任せにしていて国が責任を取る形になっていない。ここは非常に問題がある。我々は,避難計画を国の範囲の下で行なうべきだという法律案も作って国会には提出してある。残念ながら審議はされていない。  

荻上チキ ; 今の規制基準に「避難」を加える。あるいは政府主導で避難の基準を満たさないと再稼働を許さないという厳しい縛りにしていくのか。

岡田克也代表
 避難計画を国の関与の下でちゃんと作る。自治体任せにしない。
 本当の足もとの自治体になると色んな利害関係がそこにあって,きちんとした避難計画は果たしてできてるのかどうかと,かなり疑問がある。

荻上チキ ; 今までの民主党との最大の違いは何か。

岡田克也代表
 さっき3つの言葉を言ったが,「共生」は民主党が今まで言ってきたこと。
 「自由」ということで改めて強調したことと,「未来への責任」は,民主党も未来志向の改革政党であると綱領に書いてきた。だけど,これは率直な反省だが,与党を経験する中で少しそれが薄れてしまった。改革政党という色彩が薄れてしまった。与党をやってみて世の中がわかっただけに切れ味が鈍くなってる。他方で,維新の党の皆さんは改革志向の非常に強い方が江田さん始め,多い。彼らが入ってくれ一緒になることでお互いヴァージョン・アップして,新しい民進党を作れると思っている。 

荻上チキ ; 改革志向が,政権を担ったときになぜ鈍ってしまったのか。

岡田克也代表
 野党のときに色々主張しているのと,現実を見て,51対49であっても決めなきゃいけないというのとは,やっぱり違うところがある。

荻上チキ ; それは普遍的な違いだと思うが,たとえば民主党のときに「これだけはやる」という改革のコアの部分が果たせなかった部分がもしあるとすれば,どういった点で,それをどうリヴェンジしていきたいと思うか。

岡田克也代表
 たとえば「人への投資」。そういうところはできた。たとえば35人学級,高校授業料無償化など。
 できなかったこともたくさんある。たとえば野党時代に言ってきた高速道路の無償化。子ども手当も額は相当圧縮せざるを得なかった。この辺が非常に大きな反省で,やはりマニフェストを作るときに財源が甘過ぎた。過大な要求をマニフェストに書いてしまった。期待された分,失望も大きかったということだ。もっと正直に,そしてきちんと検証してマニフェストを作るべきだった。今度はそうしたい。 

荻上チキ ; 財源として「埋蔵金」とよく出していたが。

岡田克也代表
 あるていどは出したが,やっぱり十分出せなかったことと,もう1つは,直前にリーマン・ショックがあり,その分をまったくカウントできてなかった。
 麻生政権が別に悪いわけじゃないが,リーマン・ショックが麻生政権のときに来て,どん底に落ちて,そこから(民主党が)政権を担っている。税収もガーンと落ちている。
 だから,選挙の直前にマニフェストを見直せばよかったが,そのまま突入しているので,そこに書いた色んなことができるだけの財源がとても確保できない。もともと課題があったところに加えて,そういうことだから,かなり悲惨なことになったというのが現実だと思う。
 そうしょっちゅう起こる状況の変化ではないが,もう少しそういったことをしっかりわかっているべきだったとは思う。

荻上チキ ; 民進党綱領の「未来への責任」でイの一番に挙げたのが財政の健全化。消費税あるいは経済パッケージは,税制健全化を主軸に立てて考えているのか。

岡田克也代表
 我々は法案も国会に出しているが,財政健全化,目標値は2020年プライマリー・バランス黒字化で,これは今の安倍政権と同じ。元はと言えば,これは菅政権のときに作ったものだ。
 もともと旧自民党時代に「2010年PB黒字化」と言っていた。それがリーマン・ショックとか色々あって10年遅れてしまっている。
 これはやらなきゃいけないと思っている。現状では届かない。ここをちゃんとやることを第一歩に,さらに財政の赤字を減らしていかなきゃいけない。
 そのためには歳出も重点化しなきゃいけないし,同時に歳入も増やしていかなければいけない。
 景気が良ければ税収が増えて何とかなるという話では,もちろんない。したがって,増税も避けられない。 

神保哲夫 ; 「自由」で,ちょっと僕は心配していることがある。今の岡田さんの説明では,権利としての自由を保障するんだという側に重きがあるように聞こえるが,一方で,たとえば政府が介入しない,市場に任せる,新自由主義的な意味での「自由」もある。気を付けないと同床異夢になってしまう可能性がある。みんなの党はどちらかというと新自由主義的な政策を掲げる人が多かったので,あまり政府は余計なことはしないという意味での「自由」なのか,いや,しっかりと権利を保障する「自由」を保障するという意味での「自由」なのかは,要注意だと思ったが。 

岡田克也代表
 それはもちろん権利を保障するための「自由」がメインだが,私は,今の安倍政権は,市場にも介入し過ぎていると思う。
 たとえば,年金の積立金を使って株式市場に巨大な損害を生んでしまった。場合によっては政府で気に入らない企業の株をボーンと売るとか,逆に買うとか,そういうことを通じて企業に対して政府が非常に力を持つ余地を生んでしまっている。私は問題だと思う。
 軽減税率なんてのも,どの範囲で軽減税率を入れるか。今はとりあえず食料品と新聞。でもこれから毎回,毎回,税率を上げるたびに「うちも入れてください」という話になるに決まっている。
 そうすると政府に対してものが言えなくなってしまう。
 今の新聞だって果たして影響がないのかどうか,色んな議論があり得る。この辺も非常に問題があると思っている。

荻上チキ ; 自民党の綱領では,「小さな政府を」と謳っている。これは市場の自由に委ねるほうの「自由」で,民進党は「小さな政府」とは路線は違うのか。それともある程度「小さな政府」にするのか。

岡田克也代表
 効率的な政府でしょうね。
 この前スティグリッツが日本に来て,消費税を上げるのはおかしいとか報じられている。
 我々も話を聞いたが,彼が言ったことで私が非常に興味を持ったのは,レーガン政権以降の新自由主義,この政策は間違っていた,だから今これだけ格差の大きな社会ができてしまっているんじゃないかと。
 日本だってそうで,所得税の最高税率は一昔前は75%という時代があった。これは極端だが,今は45%。野田政権のとき40を45%に上げたが,(累進課税の税率を)ずっと下げてきた。格差が広がるに決まっている。
 株式については,野田政権で10から20%にしたが,それでも20%にしか過ぎない。
 1億円以上の所得のある人の,所得税の負担率は低いわけだ。
 仕組みで,そういうふうに作ってしまっている。
 働き方の規制緩和も20年間やってきて,非正規(雇用)の割合が2割から4割になった。これも規制緩和の結果であるわけだ。
 そういうことをもう1回きちんと見直して,格差のなるべく少ない社会を作っていく。「人を大事にする社会」そのことが,経済成長にもまた良い影響を及ぼすと認識しなければいけない。 

荻上チキ ; 累進的な税率にするという意味で,増税は視野に入れている?

岡田克也代表
 それも,当然ある。

荻上チキ ; 消費税については。

岡田克也代表
 消費税については,今,色んな憶測が飛んでいる。
 安倍さんは,聞かれれば「リーマン・ショックのような大きな変化がない限りは(消費税を)ちゃんと上げます」と答弁されている。
 だから,それを前提に議論すべきだ。
 一部のメディアが「安倍総理は必ず(増税を)先送りする」「それで解散して選挙を有利に運ぼうとする」と言っている。その可能性は現実にある。前に1回やっているから。
 ただ,総理がそうは言っていないときに(消費税・増税)先送りになるんだという前提で議論しないほうがいい。
 我々のスタンスは,消費税を上げるときの約束がある。行革ちゃんとやること。社会保障を充実すること。
 そういうことが今,なされていない。軽減税率もおかしいと,我々は言っている。そういうことをきちんと改めてください。軽減税率も撤回してください。そのことをまずしっかりと言わなきゃいけない。
 そういったことがこれから変わるのか変わらないのかということで,安倍政権は消費税を上げることについての賛否を決めていかなければいけない。

< 続く >

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
岡田・民進党代表 ( 3月30日 on TBSラジオ 5/6)  銅のはしご/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる