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zoom RSS 「大阪入れ墨調査」二審での個人の尊厳を脅かす判決

<<   作成日時 : 2015/10/15 23:56   >>

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§ 個人の尊厳を脅かす「全体の奉仕者としてふさわしくない非行」という「大阪入れ墨調査」二審でのとんでもない判決

 おそらく一審での判決に書かれていたことを単に否定しただけの二審判決だったのではないか。
 「大阪入れ墨調査」二審・山田知司裁判長の判決。報道では以下のようになっている。


(1)「市条例が禁じる『社会的差別の原因となる個人情報収集』に当たらない」
(2) 調査手法について「個人の信条や宗教を制限しておらず、プライバシーの観点からも相当だ」
(3) その上で回答拒否を「全体の奉仕者としてふさわしくない非行で、職場の秩序を乱したのは明らかだ」


(1) 日本では「入れ墨」がいまだ社会的差別の対象であることはほぼ間違いない事実だと考えるが,どういう判決文なのか大いに気になるところだ。
 歌手の安室奈美恵さんがNHK出演の際,腕のタトゥーをファンデーションで消して,という例を思い出す。好みの問題はあるにしろ,個人が自分の身体をデザインすることに対する無理解,すなわち意味のないタブーを容認したままの後進的な日本社会の問題は根深い。

(2) つまり,直ちに社会的に容認されていると言い難い「入れ墨」は,現在のところ極めてプライヴァシー性の高い個人の身体の選択に他ならない。プライヴァシー保護の観点とともに,それが個人の信条である可能性は否定できない。
 個人のその信条を否定するための調査手法が取られたのかどうかは,マスコミ報道だけでは,分からないが。

(3) 市職員は公務員であり「全体の奉仕者」であるとは,公務において特定の一部に利益供与することと,特定の一部の権利侵害をすることを禁止することであり,回答拒否自体はそのいずれにも当たらないはずだ。
 むしろ,橋下市長主導での調査実施は,進んで回答することが「橋下人気」を支える何かしら下心として働いたとも考えられるだろう。
 そして,たとえ選挙された市長であれ,トップの号令のすべてに従うことを「全体の奉仕者としてふさわしく」,従わないことを「非行」とすることは,全体主義的なシステムを容認するだけでなく,個人の尊厳を脅かす危険を容認しているとしか見えない。


◇ 報道
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015101501001536.html
大阪市の入れ墨調査、二審は適法 「差別情報に当たらず」
2015年10月15日 18時49分  (共同)
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1015/jj_151015_7958522760.html
大阪市の入れ墨調査は適法=処分の職員、逆転敗訴—高裁
時事通信10月15日(木)18時49分


§§ カウントダウン・橋下市長

 ところで,橋下市長はあと2か月半で政治を辞めるんだったよね。
 こっちは,自民のウソツキにも飽き飽きしているところだからな。せめて,そのくらいは言葉どおりに実行しな


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◇ 関連 以前のメモ。菅官房長官は橋下シンパなんだってば
http://4472752.at.webry.info/201306/article_11.html
思いつき安倍首相と実は橋下シンパの菅官房長官/橋下共同代表は,カツドウカ?
<< 作成日時 : 2013/06/06 17:29 >>
http://4472752.at.webry.info/201306/article_15.html
在日米軍基地/橋下シンパの菅官房長官【2】
<< 作成日時 : 2013/06/08 22:18 >>

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