銅のはしご

アクセスカウンタ

zoom RSS 冤罪が絶えない背景にある記者の無能 「美濃加茂市市長贈賄事件」 【3/3】

<<   作成日時 : 2014/09/24 10:23   >>

トラックバック 0 / コメント 0

2014年9月17日(水)
【美濃加茂市長収賄事件】藤井浩人市長公判後記者会見
http://live.nicovideo.jp/watch/lv193628215
08:48 〜 56:17

文字起こし 【3】  38:13〜51:35

【記者質疑続き】

記者E(中日新聞) ; 打ち合わせの内容について。

弁護士 郷原 信郎
 1つは,先ほど言った証人尋問請求に対して 採否が留保されている部分について,裁判所のほうから,先ほど言ったような証人の性格を考慮して,十分な証拠開示を行なうということを前提に,証人の採否を決めようという話があったんです。その後証拠開示が行なわれたのかどうか。それが十分なのかどうかということについて,今日打ち合わせがあったんです。聞かれて,弁護人は,昨日ようやく開示を受けて,証拠を検討することができたという段階で,我々は,これは,証拠は開示されたものの余りに不明な点が多いということで,色々,検察官の側にも求めた。もうちょっと色々,この関連する証拠について本件との関連性を明らかにするべきじゃないかということも,我々からは言ったんですが,それはもうこの次の公判までの間で検察と弁護人グループの間で協議をしてもらいたいということであって。
 とりあえず今日のところは,証人尋問請求の採否は引き続き留保になっているということです。
 それから,今後の公判期日の予定が大まかに決まった。大まかにですけど。決定しているのは,(10月)1日,2日だけなんです。 その後だいたいどの辺りに(期日などを)入れるのが適切なのかっていうことについて,検察官,弁護人両方の都合,被告人都合等を確認した上で(決まる)。 決定されているのは,この次の「中林証人尋問」1日,2日。これだけです。


記者E(中日新聞) ; ○○○○○○

弁護士 郷原 信郎
 10月中の分について調整中です。現時点で決定されているのは「中林証人尋問」だけです。で,その次の期日の証人について,次回,多分10月1日に決定されることになると思います。


記者E ; ○○○○○

弁護士 郷原 信郎
 まだ証人の採否が決まってない分があるんで,はっきりとしたことはわからないんですが,今日の打ち合わせからすると,早ければ11月中に論告・弁論ということも,あり得るかも知れない。遅くとも12月中には,論告・弁論までいくんじゃないかという感じがしますね。
 そういう意味では,かなり迅速な審理を,裁判所も目指しておられるという話です。


記者 F ; 市民の方々から激励など色々寄せられているという話があったが,一方で厳しい叱責とか指摘は市長の許に届いているか。

美濃加茂市長 藤井 浩人
 はい。当然,厳しいご意見いただいております。市役所のほうにも問い合わせ等ありますし,私が感じるには温かいご意見が本当に多いんですけれども,当然中には手厳しいご意見(は)直接じゃなくても間接的に伝わってくることありますし,先日終わりました議会のほうでも,厳しいご意見,議員さんからもいただきましたので,そこは当然承知の上で,市長としての活動を進めていこうと考えています。


記者 F ; ○○○○○○

美濃加茂市長 藤井 浩人
 厳しいご意見があるということで,できるだけ公務で外に出ないほうが良いんじゃないかという声もいただくんですが,やはりそうではなくて,自分の声でしっかりと今回の件で話せる部分はお話しして,しかしながら後は公判の結果を見ていただいて理解していただくということに尽きると思いますので,市長としてできることは,しっかり臆せず行なっていきたいと思っております。
   

記者 F ; 改めて進退については今のところ公務を続けていくという理解でよろしいか。

美濃加茂市長 藤井 浩人
 はい。


記者 E(中日新聞) ; (浄水)設備導入をめぐる中林側からの○○○について。以前の会見では請託があったと解釈していいというニュアンスの説明をしていたと記憶するが本日は請託ではなかったと明言されたがこれは○○○

弁護士 郷原 信郎
 請託に関して我々が主張してるのは,先ず事実に関しては,中林側からその雨水浄化プラントの設置に関する依頼があったこと自体は,これは別にとくに争う気はないということです。そして,被告人の藤井氏が市当局のほうに,市議会議員として雨水浄化設備の導入に向けての働きかけ,そういう方向で動いたことも別に否定はしてない。
 しかしそれが,贈収賄事件における請託と言えるようなものなのか。法的にそう評価できるものなのかって言ったら,そうではない。
 市議会議員の職務に関する請託なんていうものではない,ということを言ってるんですよ。


請託(法的にはより明確な意味規定があるかも知れませんが。意味 by レイナ)
(1) 権力のある人に,内々で私事を頼むこと。情実上の依頼。
(2) 権限を以って公務員に一定の職務行為を行うように依頼すること。


 それに関する重要な事実として,今日冒頭陳述でも述べたように,市議会での議員の質疑などの行動と,そういうような対応と,市当局の対応との関係についても,検察官の主張は,全然,的外れだと我々は考えています。
 市当局が,そういう再質問を,市議会議員から再質問を受けることをおそれて,そういうことを懸念して対応を決めるなんてことは,ないんだということ。そういうことを副市長も,はっきり言ってるわけです。
 そういったところは,我々は反証として弁護側から立証しようとしていて,その点については既に,陳述書も同意されている。そういう方向で争っていきたいということです。


記者 B (江川紹子) ; 今日は,検察側からの証拠は何点,弁護側からの証拠は何点,採用されたということになっているのか。(※1)

弁護士 郷原 信郎
 件数は後で数えてお答えします。


記者 G (毎日新聞) ; 弁護側冒頭陳述(※2)2ページ目にある,賄賂の授受があったとされたのと同時期に藤井さんの口座に入金があったというが,現金入金したのかどうかと,したのであればそれがどんな現金だったのか記憶にあるか。

弁護士 郷原 信郎
 弁護側冒頭陳述の中で,被告人の側で塾の口座に入金したという事実を以ってその頃,現金がなにか手に入ったんじゃないかというような推測に繋げようとしてるような検察官側の証明予定事実の記載があったので,それに対する反論として,これを書いたんですよ。そんなことは全然,関連性がない,と。それだけ被告人の手許には現金はあったもので,そこからわたってる可能性だって十分にあるし,現金が幾ら入ったかということと,口座に幾ら入金があったかということとは全然関係ないんだということは,我々自信を持って立証できるんですけれども。
 さすがにそれはわかったのか,検察官は冒頭陳述に書いてないんですよね,それ。 諦めたんです,その点は。関連性がないって。


記者 G (毎日新聞) ; ○○○

弁護士 郷原 信郎
 証拠請求は一応行なわれていたけども。現金の関係は関連性がないということで不同意にした証拠なんです。それについて検察官のほうで,特別それに立証をしようとしてこなかったので,もうおそらくそういう立証は,今日の冒頭陳述を見る限りでは諦めたんじゃないですかね。


記者D ; 検察官は当初,藤井さんが賄賂を受け取ってそれを銀行口座に入れてたという主張をしてたんですね。

弁護士 郷原 信郎
 そうです。


記者D ; それは(検察官の冒頭陳述から)○○と無くなってますけど。

弁護士 郷原 信郎
 それは,4月2日のガストでの昼食の2〜3日後に,それに(額が)近いようなお金が塾の口座に入ってるというようなことを検察官が主張してたんですね。ところが,さっき言ったような,弁護人から主張しているような現金の出入りを考えたら,まったくもう関連性がない。 そんなことを,現金の授受の証拠として持ち出してくるってこと自体が,私は本来全然あり得ないことだと思います。


記者 G (毎日新聞) ; 金融機関の口座に,そのときに実際に現金を出し入れした記憶はあるか。

美濃加茂市長 藤井 浩人
 正直に答えさせていただくと,具体的に覚えてない。覚えてないって言うかあれなんですけれども,覚えてないですよね。何度もお金の出し入れは行ないますので。はっきりは覚えてないということです。


記者 G (毎日新聞) ; その口座は,塾の月謝とかを取り扱っている口座なのか。

美濃加茂市長 藤井 浩人
 そうです。簡単にいえばそうなると思います。


記者 G (毎日新聞) ; 頻繁に出し入れをしている口座であったのか。

美濃加茂市長 藤井 浩人
 頻繁と言うとあれですけど,そこそこ使っていたということです


記者 G (毎日新聞) ; 検察が,まあ捜査側が言ってきたことがあったのかも知れないが,いっぱいやり取りしている口座の中の1つなので,一々具体的にはそこまでは把握してませんという藤井市長のご説明ということになるか。
 
美濃加茂市長 藤井 浩人
 そうです。そういうことは警察でも詳しくは聞かれてないですが,1つは,1年前のことなので,そのときのお金の出し入れと言われると,事実でないことを,はっきりでなく何となくで答えられないので,ちょっとそこまで覚えてないというのが正直なところです。


司会 ; 質問がないようですので,これで記者会見を終わらせていただきます。どうも有り難うございました。

美濃加茂市長 藤井 浩人
 <椅子から立ち,礼> 有り難うございました。またよろしくお願いいたします。


< 了 >
にほんブログ村 政治ブログ 議員応援・議員批判へ

◇ 今日の蛇足 by レイナ
 多くの事件性のある報道では,法の根幹である推定無罪の原則を無視し,マスコミによる「有罪視報道」が様々に行なわれてきている。
 こうした背景には,記者たちの文書読解能力の無さがあるのだと,再び思い知らされ,つくづくため息が出た会見でした。
 いい加減な立証で起訴しようとすることが汚点になることぐらい警察・検察も良く判っている。ましてや裁判官は実に頭が良い。そんないい加減な立証で審理を進めることは,普通は考えられないわけで,その中で,引っ込めた「証拠」について「賄賂の授受はあったんだろう」という強い思い込みからしつこく質問することが「記者の態度」だと勘違いしているんだろうか。
 (※2)の冒頭陳述を読んでなお,犯罪事実を立証できるはずもない銀行口座の金の出入りがどうしたこうしたという不毛な質問を繰り返した毎日新聞の記者には,ガッカリしますね。
 冤罪が絶えない日本。取り調べの可視化はもちろんにしても,マスコミ関係者の国語力はとくに問い直されたほうが良い。
 小沢一郎・冤罪事件についても,事実が何を証明するのかを考えようともしないで「有罪ありき」で事件を追いかけたマスコミ関係者が数えきれないほどいたのだろう。
 これは,マスコミの言うことを鵜呑みにして良しとする人びとをもまたバカにしたことなのだ。真面目にコツコツ働いて,高い金払って新聞・雑誌を買わされている身になってごらん。腹が立たたないほうがどうかしてるよね。
 世界では,先進民主主義国における民主主義の形を本気で追求してきている小沢一郎代議士と高く評価,理解されているにもかかわらず,いまだに日本ではそのことが多く知られていない。これは,日本にとっての大きな不幸。


(※1) 【コラム 江川紹子】 藤井美濃加茂市長収賄容疑事件:法を軽んじる裁判長に藤井市長を裁く資格はあるか  2014年09月22日 07:58 JST
http://www.sakurafinancialnews.com/news/9999/20140921_3

(※2)The HUFF POST
投稿日:2014年09月18日15時11分 JST

http://www.huffingtonpost.jp/nobuo-gohara/trial_b_5840372.html?utm_hp_ref=japan
藤井浩人美濃加茂市長事件 弁護人冒頭陳述
更新:2014年09月18日15時11分 JST

< 一部抜粋 >
2 被告人には自由に使える現金があり、金員受領の動機がない
被告人の手元には、自由に使える多額の現金があったものであり、検察官の主張は、被告人の金員受領の動機を裏付けるものではなく、また、この時期に被告人が塾の経費支払の銀行口座に現金入金した事実があったとしても、その直前に予定外の現金収入があったことの裏付けとなるものではない。

平成25年4月頃、被告人の手元には、緊急に出費する必要があれば、それに充てることができる現金が手元に30〜40万円あったことに加え、伯父が自宅に用意してくれていた現金を、必要があればいつでも持ち出して使うことが可能だったこと、年度当初で現金収入が多かったことなどから、被告人の手元には自由に使える多額の現金があったものである。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
冤罪が絶えない背景にある記者の無能 「美濃加茂市市長贈賄事件」 【3/3】 銅のはしご/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる