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zoom RSS 朝日新聞が強制連行の記事を取り消そうと,韓国女性の生存をかけた訴えの重さは変わることはない

<<   作成日時 : 2014/08/14 01:23   >>

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戦争をなくするとはどういうことか【8】

 消費税増税になって4―6月期GDPがマイナス6.8%だってさ。当然だろうね,ダメノミクス。
 私だって新しい本はなるべく買わないことにしてるくらいだ。本棚にある古いのを丁寧に読んでみるのもいいもんだって,ヤケクソ,やせ我慢,いえ,いえ,野性的本能だい。

 平和を「守る」という発想を越えて,戦争をなくするという動的なベクトルに転換する発想。これにこだわりたいんだけど伝わってるだろか。また,戦争自体がダメだという発想にはじまらない限り,性奴隷を否定する考えについてまわる「カワイソウニ」という偽善から自由ではない。
 8月5日に朝日新聞が吉田清治氏の証言による記事を取消すと報道してから1週間以上が過ぎた。たとえ強制連行の記事を取り消そうと,韓国女性の生存をかけた訴えの重さは変わることはない。
 
 ジャーナリスト田近伸和のインタヴュによる吉本隆明 『 私の「戦争論」 』は,1999年7月付で田近氏の「あとがき」がある。ほぼ15年前にもなるけれど,ここに語られている吉本隆明の言葉こそ,曲学阿世に堕すことのない草茅危言の金字塔の一にちがいないんだね。


―    ―    ―    ―

ちくま文庫 二〇〇二年七月十日 第一刷
吉本隆明 『 私の「戦争論」 』
p.75〜117
第二章 「新しい歴史教科書をつくる会」を批判する


p.101 1〜4行目
 そういう中で、「私は元従軍慰安婦だった」と名乗り出た韓国の女性たちがいた。それは、日本流にいえば、恥を忍んで名乗り出たんですよ。 個々の兵隊さんに謝罪と賠償を求めるというのはムリな話だから、日本政府に謝罪と賠償を求めた。 彼女たちが謝罪と賠償を求めてきたなら、日本政府は四の五のいわず、それに応じるべきじゃないですか。

p.103 1行目途中 〜6行目
 ここを間違えちゃいけないんですが、日本国の政府が韓国の政府に対して、謝罪し、賠償するんじゃなく、「私は元従軍慰安婦だった」 と名乗り出た韓国の個々の女性に対して、謝罪し、賠償するんですよ。 韓国の女性たちは、韓国政府を通じて日本政府に謝罪や賠償を求めてきたんじゃない。裸のまんまのというか、一個人として、一人の民衆として、日本政府にそれを要求してきたんです。それに対して、日本政府が謝罪し、賠償するというのは、「国家としての恥」でもなんでもないんですよ

p.105 後ろから2行目の途中 〜 p.106 9行目
 強制連行があったか、なかったか、いくらデータを集めて、「ああでもない、こうでもない」と詮索してみても、決着なんかつくわけがありませんから。第三者には本当にはわからないことなんですからね。 だから、いい換えれば、そういう論議の仕方は間違いだということです。論議をそういうふうにもっていくこと自体がダメなんだ、ウソなんだと僕は思います。
 「私は元従軍慰安婦だった」と韓国の女性たちが名乗り出た。恥を忍んで名乗り出た。僕にいわせれば、そのこと自体、その人にとっては自分の生存をかけた、生死に関わるほど大変なことなんです。
 

p.106 12〜16行目
 自分の生存をかけて名乗り出たのだから、「これは本当に大変なことなんだ」という扱いを日本政府はちゃんとしなければいけないんです。 個人ではあるけれども、名乗り出たということで、彼女たちは政府大の大きさになっちゃった。 政府と対等の立場になっちゃったわけです。これは、大変、重要なことなんです。

―    ―    ―    ―

◇ 内閣府発表 GDP速報
2014(平成 26)年 4 〜 6月期四半期別GDP速報(1次速報値)

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/main_1.pdf
Quarterly Estimates of GDP: Apr. 〜 Jun. 2014 (The First Preliminary Estimates)
平成 26年8月13日 内閣府経済社会総合研究所 国民経済計算部

◇ 朝日新聞2014年8月5日05時00分一部転載
http://www.asahi.com/articles/ASG7L71S2G7LUTIL05N.html
「済州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断
■読者のみなさまへ
 吉田氏(吉田清治氏)が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。

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