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zoom RSS 税制も中小企業対策も,数字だけに誤魔化されたくない(1)

<<   作成日時 : 2014/08/19 13:53   >>

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❒ テレビのワイドショウ化したニュース番組はあいかわらず好況感の演出をやっているようですね。朝のラジオですと,「中小企業がたいへん」みたいなのが多いんですけれど。
 で,街をお歩きなさい。 小さなスーパーでお買い物をしてごらんなさい。 地元の夏祭りで,去年とどう違うのか,よくご覧になってください。
 中企業の税制の国際比較など統計を示されても,実際の経済は,多くの人びとの暮らし向きが安定してきたかどうかを見ようとするところにしか現実はないはず。
 選択的消費を控えて近い将来に備えるという消費者の行動は,消費税増税で必需的消費の部分が物価高になれば当然すぎる帰結で,これで株価がどうの投資がどうのと考えるのがヘン。実体経済がよくならない限り,株も投資もパーじゃないんでしょーか。

 さて,吉本隆明には,じつは,まとまった経済学関係の著作はないです。経済アナリストじゃないんだから当然と言えば当然で,また,晩年の著作はインタヴュ中心のものが多いので,インタヴュアの守備範囲で情況論として,いろいろな本の中で言及はしているし,本を開くと目次の中にはこれかなとおもう部分も見つかるのですが,たいていは「超資本主義」「消費資本主義社会」という経済学に対するヒントの提出までがほとんどです。

 ロッキング・オンの渋谷陽一氏の渾身のインタヴュ「吉本隆明が最後に遺した三十万字 上巻,下巻 『 吉本隆明、時代と向き合う 』
 この本にも,目次から大きい期待とともに読んでも,それほど詳しく語られてはいない。
 でも,むりやり ☆ タカアキイワード ☆ をひろってみました。
 本の写真とメモは 2012/12/24 11:36 在庫がない?

http://4472752.at.webry.info/201212/article_15.html

『 吉本隆明、時代と向き合う 』下巻

p.207〜222第十一章「世界を席巻するグローバル資本主義について」
p.209〜214資本主義の飽和点
p.215 1行目途中から〜4行目
 それでもうひとつ僕が考えているのは、旧来型のナショナリズム、インターナショナリズム、あるいはグローバリズムでもいいですよ。そういうのと一国主義との関わりについてなんですけどね。要するにそういう旧来型の考え方っていうのは、もう本当は意味がないっていうふうに僕は考えているんですよ。

◇ 参考
ロッキング・オン SIGHT 編集部日記
http://ro69.jp/blog/sight/76424
2012.12.25 15:00
吉本隆明が最後に遺した三十万字 上下巻、発売になりました

総合誌 『 SIGHT 』 では1999年の創刊時から2009年までインタヴュー連載を掲載してきました。その全36本、11年に及ぶ計30万字以上に及ぶインタヴューを収録した決定版です。


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❒ 2014年。渋谷からギャル文化が消え,夏祭りからは屋台が消えた。

 都内でも,8月中の土日に地元でこじんまりとした盆踊りがけっこう開かれている。 昭和の昔のお祭りらしい屋台は,ほとんど出店しない。 町内会や区役所など行政主導に近い形で開催されていることが多いようで,地元企業の名前入り団扇といっしょに「小学生以下の子どもに参加賞」のお菓子セットとかドリンクセットとかが配られたりする。
 1年を通して清潔で安全で管理された大規模テーマパークと同じような祝祭空間のミニチュアとしての性格が濃い。 1年中お祭り状態の大規模テーマパークも渋谷も,カネさえあれば楽しめるところで,つまるところ,一定のフトコロ事情の人びとしか集まって来なくなっているのだろうとおもう。

 私の記憶にぼんやりと残る,お祭りが異界への入り口をしめしている感覚が,おとなになってなくなっただけとはおもえない。
 金魚すくいやヨーヨー風船つりがそれなりに継承されていても,あの異界への進入路としての祭り空間は,すでに風前の灯。
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