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<<   作成日時 : 2014/05/29 16:22   >>

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戦争をなくするとは,どういうことか【5】
2014年05月29日(木)
自立した国家を目指す気はない安倍総理

 播磨灘でのタンカーの事故が報道されている。
 政府の危機管理は,現在の世界では多岐にわたり,難しい事故などにも敏捷に対応することが,現在の世界ではとりわけ求められているのは,今さら言うまでもないはずだ。
 この期に及んで「集団的自衛権」の範囲がどうのというような安倍政権は,とろい,間抜けだ,時代錯誤だ。
 しかも,反対する国民が半数以上と考えられる「憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認」をそれも「閣議決定して解釈変更」するのも,毎日新聞報道を読むと,けっきょくは「日米防衛協力の指針(ガイドライン)の改定までに閣議決定」とか言ってるようだ。
 自立してない日本。自立する気のない安倍・自民。

 やれやれと思いつつも,「戦争論」につながる,私がすぐに思いだせる発言を一部だけ,時間順には新しいものからメモをする。

<1> 衆議院議員 小沢一郎の発言。最近 5月12日 定例記者会見で,,読売新聞記者の質問に答えたときと,5月7日「小沢一郎代表と堀茂樹教授のちょっと硬派な対談 Vol.4 」での発言。
<2> フランスの外相ドミニク・ド・ヴィルパンの2003年2月14日 国連安全保障理事会における演説。
 このすぐあと 2003年 3月 20日から,米・英・濠などがイラクに軍事攻撃をして開戦された「イラク戦争」に強く反対する発言。
<3> ぶんか社より1999年9月30日に刊行された,田近伸和氏が吉本隆明にインタヴュした『 私の「戦争論」』の文庫版から。

 以下の引用はすべて一部分のみ。出典はそれぞれの末尾に。


<1> 衆議院議員 小沢一郎 生活の党・代表の発言

(1) 2014年5月12日定例記者会見

 少し,まあ,諸君も議論してみたら?
 なんか,言葉の遊びみたいになっちゃってるな。うん。
 (たいへんに厳しい面持ちになって)それで,軍を動かすっちゅうのは,政治の最終の手段なんだよ。
 人を殺すことができるわけでしょ。
 政治の最終の手段を,そういう,いい加減なことで決定してはいけないと,俺は思うよ。
 だから,戦前の昭和史の悲劇ができたんでしょ,それがね。
 だから,武力で平和を乱す人間に対して,武力で以って鎮圧できるちゅうのは国連の憲章に書かれてあるから,国連でもって決定してやるということに日本が参加することについて,私は大いに積極的に考えるべきだと思ってはいるけれども,国連ではなくて,アメリカなりどこでもいいけど,オーストラリアでもカナダでもどこでもいいけど,その一国が「けしからん。武力を使ってでも,やる」って言ったら,それに同調するっちゅうことになるだろ,「集団的自衛権」。
 違うの? (記者に向かってニヤッっと笑いかけて)読売のは,違うのか?
 そうだろ。 論理的には。違うか?
 

衆議院議員 小沢一郎 生活の党代表 定例記者会見 2014年5月12日(月)
http://4472752.at.webry.info/201405/article_12.html
2014/05/14 10:57


(2) 5月7日「小沢一郎代表と堀茂樹教授のちょっと硬派な対談 Vol.4 」

小沢 一郎
 だから僕は,核武装ちゅうのは,そういう意味で軍事的にもあまり意味ないし,政治的にも意味ないし。それでアメリカだのなんだの,いっぱい持ってんだから。それは,それらに任しときゃあいい,というふうに思いますし,重ねて言いますけど,他に方法は幾らでもある,と。


小沢一郎代表 vs 堀茂樹教授「世界の中の日本を考える」(4)
http://4472752.at.webry.info/201405/article_10.html
2014/05/11 22:58 【 未定稿 】


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<2> ドミニク・ド・ヴィルパンの演説
 今日、誰も戦争という方法が査察より簡単だと主張することは出来ない。戦争がより安全で、正しく、安定した世界に我々を導くのだと主張することも出来ない。というのは、戦争は常に失敗した者の制裁だからだ。現在、多くの挑戦がなされているにも関わらず、これが我々の唯一の手段なのだろうか?

 この国連という殿堂では、我々は理想の守護者であり、良心の守護者である。我々が持っている厄介な責任と巨大な特権を使って、平和のうちに軍縮することを優先しなければならない。
 これは、戦争と占領、そしてそれに伴う残虐行為を知っている、地雷のような大陸であるヨーロッパの古い国 ・フランスからのメッセージだ。フランスがあるのはアメリカや他の地域から来た自由の戦士のおかげであることを、何もかも忘れたわけではないし、全てを知ってもいる。そしてフランスは、歴史に照らして、そして人類の前で、公正でなくなったことはない。フランスは、自国の価値観に忠実に、国際社会の全てのメンバーと共に行動することを強く望む。フランスは、我々が共により良い世界を築くことが出来ると信じている。


The Novels World
http://silversteel.s4.xrea.com/Essay/devillepin.html
国連安全保障理事会における
ドミニク・ド・ヴィルパンの演説
(フランス政府公式英語訳からの重訳)
上記引用は,この重訳から。

堀茂樹のブログ、あるいは不敬の義務
rrespect.txt-nifty.com
2010年8月18日 (水)
国連安全保障理事会における
ドミニク・ド・ヴィルパンの演説


<3> 吉本隆明「力の論理はダメだ」という理念

吉本 隆明・田近 伸和 『 私の「戦争論」』
ちくま文庫 二〇〇二年七月十日 第一刷

p.193〜244 第五章 人類は「戦争」を克服できるか
p.213〜217 「安保反対」をお題目のように唱えるだけでは意味がない

p.215 10行目 〜 p.216 3行目
 そこで、「戦争自体がダメだ」という戦争観の手前の理念、段階として、「力の論理はダメだ」という理念が出てくるわけです。「力の論理」でもって、国際問題や、人類の未来の問題を解決しようという考え方には、僕は「すべて反対だ」というのがあります。たとえば、核兵器を保有している国と、保有していない国があって、保有している国が、保有していない国に対して、「核兵器を持ってはいけない」という「力の論理」には「反対だ」ってのがあります。
 核保有国が、核兵器を保有していない国に対して「核兵器を持ってはいけない」というなら、核保有国は、同時に、核兵器の削減・廃棄まで義務づけられるべきです。僕は、一介の国民としては、国家間で取り決めた条約には従うという敗北者にすぎませんが、個人としては「力の論理」には「すべて反対だ」という主張をし続けます。


✐    ✐    ✐    ✐    ✐    ✐

画像


   吉本 隆明・田近 伸和 『 私の「戦争論」』
   ちくま文庫 
二〇〇二年七月十日 第一刷
   定価(本体価格 700円+税 買ったとき 735円)


◇ 今日の蛇足

 There’s nothing quite like a real book.


◇ 参考

吉本 隆明
1924(大正13)年11月25日― 2012(平成24)年3月 16日

田近 伸和
1953(昭和28)年〜

ドミニク・ド・ヴィルパンDominique de Villepin
1953年11月14日〜

小沢 一郎
1942(昭和17)年5月24日 〜


◇ 今日見たニュース
THE WALL STREET JOURNAL
HTTP://JP.WSJ.COM/NEWS/ARTICLES/
社会(時事通信)
 姫路港沖でタンカー爆発=4人重傷、船長が不明―兵庫
2014 年 5 月 29 日 12:59 JST 更新

日経Web刊
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG29019_Z20C14A5CC0000/
 船長が行方不明、1人意識不明 姫路港沖タンカー爆発
2014/5/29 12:19

毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20140529k0000e010255000c.html
 集団的自衛権 : 解釈変更「防衛協力指針改定前に閣議決定」
毎日新聞 2014年05月29日 13時03分

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