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zoom RSS 冤罪事件そして死刑制度

<<   作成日時 : 2014/03/28 14:16   >>

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 袴田巌さんが,きのう夕方釈放されたと,報道された。
 1990年の足利事件をふたたび思いだす。菅谷利和さんの「謝って済むもんではありません」 この声を,多くの人びとは重く聞いたはずだ。
 覚えの悪い私でも,大きな冤罪事件,または冤罪ではないかと思われる事件を数多く記憶する。
 1963年 狭山事件
 1966年 袴田事件
 1998年 和歌山毒物カレー事件
 2000年 筋弛緩剤点滴事件
 もちろん,これ以外にも,あまりに多くの冤罪事件,冤罪ではないかと思われる事件は存在する。

 石川啄木は,幸徳秋水事件に「衝撃を受 け」1910(明治 43)年 8月に「 時代閉塞の現状(強権、純粋自然主義の最後及び明日の考察) 」 を著わしている。
 この中の第五段は
 「明日の考察! これ実に我々が今日に於て為(な)すべき唯一である、さうして又総(すべ)てである。」
 と始まる。
 既に21世紀。日本ではまだ死刑制度が残る。
 具体的証拠もなく,推認で死刑を宣告するという暴挙まである。
 「取り調べの可視化」も言われて久しい。
 かつて仏大統領ミッテランが1981(昭和56)年にいわば政治主導で死刑を廃止したことを現在のフランスでは大きく評価している。しかし,これを公約に掲げて大統領に当選したわけで,現在の日本を考えれば,彼我の差に愕然とする。


◇ 石川啄木 年譜(思潮社・現代詩文庫 p.124)
明治四十三年(一九一〇)  二十四歳
 六月上旬、幸徳秋水らの第逆事件発覚、啄木は大きな衝撃を受け、思想上の一大転機をむかえる。九月、朝日歌壇が設けられ選者となる。十月四日、長男真一出生、二十七日死亡。十二月、歌集『一握の砂』出版。この歳、評論「時代閉塞の現状」、「一利己主義者と友人の対話」「歌のいろ/\(うたのいろいろ)」

 「/\」は「くの字点」。(かっこ)内の読みは補足。

◇ 小沢一郎事務所 ‏@ozawa_jimusho
https://twitter.com/ozawa_jimusho
袴田さんの釈放。これだけ長期に渡って死刑が執行されなかったことが全てを物語っています。考えられません。袴田さんの時間は戻ってきませんし、ずさんな捜査で真犯人への道も閉ざされました。二度と繰り返してはならないという言葉では締めくくれないほど絶望的な事案です。強い憤りを覚えます。
 2:11 2014年 3月 27日


◇ 毎日新聞 2014年 03月26日 20時25分
http://mainichi.jp/select/news/20140327k0000m040070000c.html
筋弛緩剤混入:元准看護師の再審請求棄却 仙台地裁

東京新聞 TOKYO Web 2014年 3月28日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014032802000122.html
袴田さん48年ぶり釈放 静岡地裁 拘置、耐え難いほど正義に反する


画像

冤 罪 File No.15 2012年 1月 28日発行
S I G H T Vol.46 2011 WINTER


◇ 「原発、秘密保護法、靖国参拝に反対する私たちは少数派だとは思えない――この国の政治は誰の意思によって動いているのか」
http://ro69.jp/blog/shibuya/
渋谷陽一の 社長はつらいよ


最新号 S I G H T Vol.59 2014 SPRING は明日3月29日発売のようです。
◆ 追記 ・訂正
S I G H T Vol.59 2014 SPRING 最新号 は3月28日(金)に発売だったそうです。お詫びして訂正いたします。

◇ 参考
http://ro69.jp/blog/sight/

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