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zoom RSS 細川 護煕 演説 at 新宿 2月1日 【1/2】

<<   作成日時 : 2014/02/05 18:57   >>

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【東京都知事選挙】
主催者発表2万を集めた細川 護煕演説
@新宿アルタ前 2014/ 02 / 01
http://8bitnews.org/?p=1142
32:05
東京都知事選挙に出馬している細川護煕・元首相は2014年2月1日夕方,新宿駅東口に小泉純一郎・元首相と共に立ち,支持を訴えた。
駅頭には2万人(主催者発表)の聴衆が集まり演説に聴き入った。
主催者に依れば聴衆は2万人とのこと


【 細川 護煕 演説 街頭演説 新宿 2月 1日】
その1
00:00〜21:18/32:05 文字起こし

細川 護煕 元総理大臣
 皆さん,こんにちは。お忙しいところ,寒い中を,大勢の皆様方に,こうして耳を傾けていただきまして,本当に有り難うございます。
 今日も小泉さんと共々にお訴えに上がりました。この選挙もあと半分あまり残すだけでありますが全力で,今,選挙区を廻ってお訴えを続けているところです。
 私は実は15年ほど前に政治の世界を退いて田舎へ引っ込んで,画を描いたり本を読んだり草取りをしたり,のんびりと過ごしてきました。
 しかし,どうも最近,世の中が色々と,おかしい。だんだん心配になってきた。そういう中で,申し上げたいことは,色々心配になってることは沢山あるんですが,特にその中で最近気になったことが,1つ,あります。

 それは,原発をエネルギーの基幹電源としてエネルギー政策の中で位置付けていく,エネルギー基本計画の中で,そのように原発を位置付けていく。それから,原発を再稼働するという方向も打ち出しました。
 とんでもない。
 未だに事故の究明も為されていない。(汚染水の)垂れ流しも続いている。大変な災厄を,海外にも及ぼしている。
 本当にそういう中で,原発を再稼働なんかして,いいのか。核のゴミ,捨てる所だって無いんです。
 これは,原発を再稼働するなんていうことは,あるいは原発を基幹エネルギーとしてやって行くなんてことは,これは国家存亡の問題です。国家存亡にかかわる問題です。(聴衆・拍手)

 もうこんな街頭演説を宣伝カーの上に乗ってやるなんてことは,二度とやるまいと思っておりましたが,やっぱりここは仕方がない。腹を決めて立ち上がって,このおかしな世の中,不条理と闘って行かなきゃいかんのじゃないか。小泉さんも「 そうだ 」 背中を押していただいて一緒に闘って行こう。毎日,何回も街宣車に乗って。(小泉さんも)総理の時にやられたことは,ないって言うんです。こんなに沢山街宣車に乗って(街頭演説を)やられたことは。それでも,こうやって,私にホカロンまで沢山配っていただいて,ラクダの下着まで...
 ラクダの下着って,ご存知ですか。そんなもの,少し(上の)世代の,年配の方しかご存知ないかも知れない。そんなものまで色々気配りをしていただいて,ほんとに有り難いことだと思います。これはもう身体を張って命懸けで頑張らなきゃ,しょうがない。そう思って,立ち上がりました。(聴衆・拍手)  

 最初の出馬表明の記者会見に至るまで,ほんとに私は,迷いに迷いました。  のんびりした暮らしをしてて,何もこんな所へ出てきて,いい歳してボロクソに叩かれて,ロクなことはないことは分かってます。
 しかし,黙っていられない。とにかくここは,闘わなきゃいかん。そういう気持ちで出てきたわけです。(聴衆・拍手)
 その記者会見の時に聞かれました。「あなた,今度の次の時のオリンピックの時は80歳になってる」
 「いいじゃないか。それが,どうした」と,私はそう言ったんです。その時に私は,サミュエル・ウルマンという人の詩を引いて,こう言いました。
 サミュエル・ウルマンの詩というのは,多くの方,ご存知の方いらっしゃるかと思いますが,(詩 ;「青春とは」)「歳を重ねただけで 人は老いない 理想を失った時に 初めて老いがくる」 それは,その通りでしょう。私も素晴らしい言葉だと思います。

 しかし,私はそれに,もう1つ,付け加えて申し上げたい。
 世の中のおかしいと思っていること,間違ったこと,正しくないことに,不条理に対して,闘う気概を持っているかどうか。それが一番の若さを測るバロメーターだということです。(聴衆・拍手)
 18歳でも20歳でも,世の中の間違ったこと不条理なことに対 して闘う気概を持っていない若者もいる。しかし逆に80歳でも90歳でも(不条理なことに対して闘う気概を持つ人がいる)。
 昨日,(瀬戸内)寂聴さんが来られて,もう何日間か,2日か3日間,車の傍に立って街頭演説をしていただきました。
 92歳ですよ。「あなたなんか,まだ76歳。まだチンピラだ」と言われた。(聴衆・爆笑) 小泉さんも私も,チンピラ扱いだ。
 世の中の不条理に対して,断固として闘う気概を持っておられる。素晴らしい。そういうお年寄りの気力・勇気・気概。覚悟を決めておられる。
 覚悟決めなきゃ,こんな所出て来られませんよ。
 槍でも鉄砲でも,持って来い。私はそんな気持ちで,今ここに立っているんです。(聴衆・拍手)
 色んな脅かしが,ある。色んな中傷もある。色んな“あること無いこと”じゃない,無いこと無いことがほとんどなんだが,まあ,そんなことは,どうでもいい。来るなら,槍でも鉄砲でも来るがいいという感じなんですが(聴衆「頑張れ!」)それはともかくとして,そういう覚悟を持ってここに出て来ました。

 今,東京の抱えている問題というのは,言うまでもなく様々です。
 それは,1千3百万人の都民が暮らしておられるんだから。
 介護・医療あるいは教育・障がい者のこと,様々な問題があります。そういう中で,例えば都民の皆様方の大きな関心は,直下型の地震が来たらどうするか。そういうことは実は全部,東京の都の職員の方々が今まで長年かけて作り上げてこられた,練り上げてこられた「 2020年の東京 アクション・プログラム 」とか,あるいは「地域防災計画 」とか,これ素晴らしいものです。そういうものの中に,ほとんど尽きていると言ってもいい。要は,そういうものの中から優先順位を付けて,どれを選んでスピードアップしていくか。誰がやったって,ほとんど変わらないんです。

 しかし,そういうものの中で,私が少し付け加えて言うならば,例えば,災害の問題については「水と緑の回廊」ということが(上記計画に)書かれています。
 江戸時代,東京は「 水の都 」と言われました。そういう水の機能あるいは緑の機能というものを,充分併せ考えながら,この首都の災害と景観を考えていく。これはやっぱり素晴らしいことだと思います。そういうものは積極的に進めていかなければならない。もちろん,先ほど申し上げた「地域防災計画」そういうものの中に,木造密集住宅の対策,あるいは帰宅困難者の話とか不燃化の対策とか,全部そういうことが盛り込まれている。
 優先順位を付けて,そういうものはしっかりと進めて行きたいと思っている処です。(聴衆・拍手)

 あるいは高齢者,少子高齢化の問題。この問題も色々な観点から着実に進めて行かなければならない。世界の首都の中で,大きな大都市の中で,東京が一番,少子高齢化が進んでいる。これは,大至急取り組んで行かなければならない課題であることは,間違いありません。
 高齢者の方々が住む場所がない。あるいは,そういう施設が足りない。そういう問題については,都の管理している資産,そうした物の中にも活用できる場所がまだまだ色々あると思います。そうした物を精査して,できる限りそういう方々の入る所を確保していくということは,当然これは考えていかなければならないことだと思いますが,大事なことは東京砂漠と言われる所で,独りきりの寄る辺のないお年寄りが寂 しい思いで亡くなっていかれるような事態を少 しでも減らしていくためには,かつて「隣組」というものがありました。その「隣組」のようなシステムというものを,お互いに助け合って行くシステムを,行政 も支援をして,そうしたネットワークというものを作っていくことができるならば,それは,そんなにお金のかかる話じゃないと思います。そういうものを,できる限りスピードアップしてネットワークを確立をしていく。そういうことができるならば,お年寄りの方たちにも,大きな安心感を与えることができるのではないか。

 それからもう1つは,待機児童の問題が大きな問題です。今8千人とか言われますが,実数はその3倍とか4倍とか言われている。
 その問題は取りも直さず女性の社会進出の問題と裏表の問題です。安心 して子どもを預ける所が なければ,女性は社会に出て仕事に就労できない。ですから,どうやってそういう場所を増やしていくか。これも先ほど申し上げた高齢者の問題と,同じ側面もあるんですが,都の持っている資産を有効に活用 していくということもあるでしょう。 あるいは保育士などの資格を持っている人たちの就労の支援をサポートしていく,ということもあるでしょう。待遇の改善なども,その中に含まれると思います。
 とにかく,女性がどれだけ多く安心して子どもを預けて仕事に就けるか。そのことによって日本のこれからの,日本の社会の活力が全然違ってきます。
 私は,具体的に 1つ,名案として考えられるのは,今.都の担当の部局。だいたい女性が半分ぐらいは既にそういうポストに就いているんですが,もっと増やしてもいいんじゃないか。3分の2ぐらい,その担当部局の職員が,スタッフが女性になったら,身近な問題と して良いアイディアが次々と出てくるんじゃないか,と。小さなことなんですけど,私は実は,現実的にはとても良いアイディアをいただける,とても良いことではないかと思っております。(聴衆 ・拍手)そんなことも色々考えながら,これ方から進めて行きたい。

 もう 1つ,皆様方が大きな関心を持っておられるのは,おそらくオリンピックの問題だと思います。パラリンピックの問題だと思います。
 私は当初はオリンピック・パラリンピックを今,東京で開催するということついては,ちょっと気の重いものを感じておりました。
 東日本であれだけの災害があった。福島でああいう大きな事故があって,未だに仮設住宅で暮らしておられる方は30万人を超えてるんです。福島から 5万人を超える方々が県外に出て,暮らしておられる。
 家を失い,田畑を失い,仕事を失い,学校にも行けない。そんな方々の苦しみを考えた時に,東京でオリンピックをして,それで済むんだろうか。いいんだろうか。そういう重い気持ちを持ってきました。そんなに慌てることはないんじゃないかという気持ちがあったんですが,しかし,東京でとにかくオリンピック・パラリンピックをやるということが決まった。決まったからには,私は180度考え方を改めました。(聴衆・拍手)
 と言うのは,2020年までの,あと6年余りというものを1つの期限として,タイムリミットとして,これから東京が,どうやって新しい首都として発展をして行くか。また,その東京が牽引力となって日本全国を引っ張って行くか。1つの目標の期限を設定して様々な問題に取り組むということも,決して悪いことではないんじゃないか。むしろそれを良い方向に転換してやって行くことを考えた方がいい。
 今度のオリンピックは,昨日だったか一昨日だったか記者会見でも聞かれたんですが,色々な施設の問題についても尋ねられました。当然のことだと思いますが。「8万人入る代々木の施設はどんな感じがするか」と。
 私は,前回( 2012年 第30回夏季 )のロンドンのオリンピックでは,持続可能なオリンピックというものがスローガンとして採用されたんですが,東京もその精神を継承していくべきだと思っている,と申しました。
 何故か。今までのオリンピックのように,施設を,大きな贅沢なものを沢山造っていくということでは,これから後にオリンピックやる国が 出て来なくなっちゃうんです。アフリカの国や沢山色々な所でオリンピックやってない所が沢山ある。そういう国々が皆何処も此処も,8万人の大収容施設を造るというようなことは,皆財政が大変な状況なんですから,できるわけがない。
 だから,持続可能なオリンピックというスローガンを掲げて前回のロンドンは,やりました。
 私は東京も,そのスローガンそのまま引き継いだらいいんじゃないか。持続可能な,先々色んな国でオリンピックができるような,精神を引き継いでいったら良い。そしてできるだけ簡素でコンパクトで,しかし環境に配慮した,おもてなしの心に溢れた,オリンピックをしていくということが,世界の人びとにより喜んでもらえる一番良い方向ではないか。
 そして今度のオリンピック,6年間のあいだに現発の電力を一切使わない。(聴衆 ・拍手) 自然エネルギー,再生可能エネルギー,分散型のエネルギー。バイオマスとか風力とかそうした電力を使って,選手村でもあるいは競技の施設でも,全部それで賄っていくんだと。
 私は,それが決して実現不可能な夢だとは思いません。(聴衆 ・拍手)それが実現したならば,素晴らしい。世界中の国々が,日本のそのオリンピックに感動するでしょう。そして日本はこれから,それをきっかけにして世界に飛躍して行くんだということを考えたら,これは世界に衝撃を与える話だと思います。(聴衆・拍手)
 それは決して,実現不可能なものではない。絶対に確信を持って,実現できる。今の日本の技術を以ってしたら,実現できることだと私は思っております。

 それから,東北のことを,やっぱり,忘れるわけにいかない。
 私は今度のオリンピックは,“東京・東北オリンピック”という名称の下に(開催したい)。 どれだけのことができるか分かりませんが,オリンピックの3大ムーヴメントと言うのは,スポーツだけではない。文化,環境,そうしたものも,そのテーマに含まれております。色々な様々なイヴェントを通じて,あるいは環境への問題を通じて,東北やその他多くの地域とも,特に東北の地域と,恩恵を分かち合えるような,そうしたオリンピックにしていかなければならない。(聴衆・拍手)
 私は,例えば福島から風力発電の電気を持ってくることだってあると思います。今これだけ蓄電の技術が進んでいるんですから。
 色んなエネルギーを,バイオマスや(その他の技術で)東北で(つくり )東京で蓄積をして,それをそういう施設で活用することもできるでしょう。色んなことが可能だと思います。(聴衆「頑張って!」)

 もう1つ気になることは,何かどうも喧嘩腰の外交で彼方此方の国と摩擦が起こっている。平和の祭典というオリンピックが,それで上手く運べるのかどうか。 外交の問題は国の専権事項でありますから,とやかく申し上げることじゃないけれども,しかし,そこの処はどうもひとつ,くれぐれも気を付けてやっていただきたいなと,そういう強い希望を持っているところです。(聴衆・拍手)
 外交は東京の問題じゃあ ありませんが,しかし例えば,私が知事になったら,そういう(摩擦の起きている)国々とPM 2.5の話でも何でもいいんですけど,北京とかソウルとか3都市間のトップでサミットを開いて,その対策を話 し合うなんてことだって,1つの外交の良いテーマじゃないか。(聴衆・拍手)
 色んなことが考えられると思うんですね。そういうことを,ぜひ,やっていきたいものだと,そう思っております。(聴衆 「頑張れ!」) 
 

< その2 に続く >

◇ 参考

ラクダの下着
キャメル(ラクダ)毛の色は黄褐色で,織物の材料。
本物のキャメルの毛の素材が少なくなるに従い,毛織物などの素材を使用した黄褐色の防寒用の下着。 

サミュエル・ウルマン Samuel Ullman
ドイツ ヘッヒンゲン出身。アメリカの詩人。ユダヤ系。
1840(天保11)年―1924(大正13)年


*    *    *    *    *    *

サミュエル・ウルマン
「青春とは」

若くあるためには,創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり,
安易(やすき)に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。

人間は年齢(とし)を重ねた時老いるのではない。
理想をなくした時老いるのである。

歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。

悩みや疑い・不安や恐怖・失望,これらのものこそ若さを消滅させ,
雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。

六十歳になろうと十六歳であろうと人間は,
驚きへの憧憬・夜空に輝く星座の煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・
何かに挑戦する心・子供のような探究心・人生の喜びとそれに対する興味を
変わらず胸に抱くことができる。

人間は信念とともに若くあり,疑念とともに老いる。

自信とともに若くあり,恐怖とともに老いる。

希望ある限り人間は若く,失望とともに老いるのである。

自然や神仏や他者から,美しさや喜び・勇気や力などを
感じ取ることができる限り,その人は若いのだ。

感性を失い,心が皮肉に被われ,嘆きや悲しみに閉ざされる時
人間は真に老いるのである。

そのような人は神のあわれみを乞うしかない。

*    *    *    *    *    *


ロンドン・オリンピック(第30回夏季)
2012年 7月 27日〜8月 12日 
Inspire a generation:世代を超えたインスピレーション
ロンドン・パラリンピック(第14回夏季)
2012年 8月 29日〜9月 9日
Live as one:一つになろう

日本新党 Japan New Party
1992(平成4)年5月22日(金)―1994(平成6)年12月9日(金)
1992年5月細川護煕が『文藝春秋』誌上で提唱した自由社会連合を母体として,既成の政治,政党を打破して日本に新しい政治体制を作り上げるという理念のもと,結成。

東京都 2020年の東京
アクション・プログラム2013

http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/tokyo_of_2020/action_program/booklet_of_ap2013/

東京都 地域防災計画
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/japanese/tmg/plan.html
http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/tokyo_of_2020/booklet_of_pp2012/pdf/booklet_of_pp2012_05_s.pdf
【目標3】
水と緑の回廊で包まれた,美しいまち東京を復活させる

【政策の方向性】
東京に水と緑を縦横にめぐらせ,まちに潤いを取り戻すとともに,風
格のある景観を生み出し,人々が憩い,賑わう都市空間を実現する。
施策7 緑のネットワークをつなげ,自然豊かな東京を次世代へ継承する
施策

隣組
第2次大戦下,国民統制のために作られた地域組織。町内会などの下に数軒を1単位とし,食糧や生活必需品の配給などを行なった。1940(昭和15)年に制度化され,1947(昭和22)年に廃止。



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