銅のはしご

アクセスカウンタ

zoom RSS 生活の党は,なぜ研究開発力強化法・改定案に賛成したのだろう?

<<   作成日時 : 2014/01/08 15:28   >>

トラックバック 0 / コメント 0

 生活の党 小沢一郎代表は,原則的なところで,格差を拡大する政府・自民の姿勢とは一線を画すると思う。
 それでは,いわゆる研究開発力強化法・改定案に生活の党が賛成したのは,なぜなのだろう。
 大学における「非正規雇用の問題」がこぼれ落ちているようにも見えるのだけれど,昨年末から少しずつ整理しながら考え始めてみる。

 小沢一郎代表は「若い人達への支援の環境整備をするのが政治の仕事だ」と考えているにもかかわらず,一部から大きな問題提起のされたこの改定案に賛成したことは,政府の雇用政策を批判するのであれば,いささか疑問を持って取り上げたい。


 まず,以下の質疑応答。この応答から「企業のコストの論理」で格差を拡大する政策を推進することには一線を画する考えが分かる。

研究開発力強化法 : 研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律


✎    ✎    ✎    ✎    ✎    ✎

衆議院議員 小沢一郎 生活の党・代表 
特別講演「 覇道の政治から王道の政治へ 」
2013年12月19日(木)
at 早稲田大学 大隈大講堂 【 5 了】 質疑応答2


質問者 D ; < 途中まで省略 >
小沢さんが考える「若者向けの政策」小沢さんの党で今どういうことを主張されてるのかというのが1つと,あと...< 以下省略 >

衆議院議員 小沢一郎 生活の党・代表 
 < 途中まで省略 > 
 単なる企業のコストの論理だけで,全部を支配してしまうというと,まさにアメリカ的な感覚・社会になってしまうというふうに思ってます。
 少なくてもそういった面での,若い人達への支援の環境整備をするということが,政治の仕事であって,後はぜひ若い人達の力と意志とエネルギーで,道を拓いて行っていただきたいなという気がします。


✐    ✐    ✐    ✐    ✐    ✐

http://4472752.at.webry.info/201312/article_42.html
2013/12/29 12:57
【5】 小沢一郎 
「雇用政策」「新しい発想と理念に基づく国民本位の政治」
at 大隈大講堂

 次に,以下の質疑部分


✎    ✎    ✎    ✎    ✎    ✎

衆議院議員 小沢一郎 生活の党・代表
講演 第3弾「経済・雇用政策のあり方について」
2013年11月28日


衆議院議員 青木 愛 幹事長代理
 < 途中まで省略 > 中小企業で若い方々が働き甲斐を見つけていくっていうことが大事なんじゃないかなあと思います。  就職口はあるんだけれどもXXXXという考え方があります。大企業に行けば「終身雇用」も成り立つし,雇用も安定するかなという大企業志向の部分がある。あらゆる面で中小企業ではなく,XXXX
 

衆議院議員 小沢一郎 代表
 うん? 若い人が? 大企業の方を望むっちゅうこと?
 だからそれはね「安定」なんだよ。

< 途中省略 >
 そういう「安定」と「楽」この2つは無理だよな,両立させようたって。そんな良いことあったらなあ。選挙だって同じだわなあ。楽して当選できるんだったら,こんな良いことないもの。(全員・笑)そうは行かないんで。これは,若い人たち,いけないと思うけれども,社会として,システム・制度的にやっぱりきちっとしたものを作んなきゃいけないんじゃないかなと,私は思ってんだ。

動画 http://www.youtube.com/watch?v=I3I1JYuXaXQ#t=97

http://4472752.at.webry.info/201311/article_57.html
2013/11/30 19:13
衆議院議員 小沢一郎 生活の党・代表
「経済・雇用政策のあり方」【4/4】


✐    ✐    ✐    ✐    ✐    ✐

 文字面では,声の質感などが伝わりにくい。
 実はここでの衆議院議員 青木愛氏の発言は,いくぶん,若者が甘えてるんじゃないかという気分を醸し出しながらだった。
 正確には聞き取りできなかったXXXXの部分だが,若者の就職活動一般についての愚痴なのか,意見聴取なのか,そういったことについての感想のようで,氏の音声の感じからは,あまり肯定的に受け止めていないのが分かる。
 私たちが想像する以上に,霞が関・永田町は「努力した人が...」というドートクカンに雁字搦め,から抜け出せていないのでしょーか。

 すでに,あのコイズミ改革以来,進学はカネ次第。就活は単なる椅子取りゲーム。大学に自治が無くなってから幾年月でもあり,学校に多く起きるイジメ問題が,実は社会全体の同調圧力の縮図と見ていい部分についてはあまり取り上げられず,学校制度や教員の資質など重箱の隅をつつくだけという自覚もない大マスコミのいつも通りの報道姿勢。
 基本的人権の侵害でもあった「小沢一郎・人格攻撃」も,多くの冤罪も,一面では,わたくし達の無知や思考停止による処が大きいかも知れないとしても,じっさいには,そこそこ食えてるにもかかわらず,実は生活に“手一杯だなあ感”が,社会の40%くらいををヒタヒタと侵食してきているからだと思うのは,わたくしだけでしょうか。「99%」という実感が40%くらいにあるかな,と思う。これが60%以上になったら,もっと過激なことになるのかも知れないですけどね。 

 とりあえず,少なくも代表として選出した議員の狭量さ・思慮不足については,選挙民が啓蒙する義務があるだろね。
 ぶっちゃけ,ほとんどの国会議員とりわけ大臣経験者の多くは,「お代官様」になり下がる傾向がある。そうなっていないのが,実は小沢一郎代表であり,周りの議員も支持者もホントにそこ,分かってんだろかと疑問になることもある。
 社会保障政策として「高齢者」の層を見据え,雇用政策として「若年層」を見据え,国家を担う次世代として「学齢期のまたは子ども全般」「子育て世代」を見据え,国家のあり方として「地理的に全国津々浦々」を見据えて,また他にも外交などもあるし,すべてへの精緻な政策提言は困難の極みだろう。けれど,もう少し党内での政策論議をすべきではないのでしょうか。

 なお,生活の党は公式サイトで「全員参加型社会を構築する」として7項目を掲げている。しかし,これだけでは,教育もしくは現在日本の若年層が置かれている状況を正確に把握しているとは言えないと思う。教育観とか教育については“不得意科目”にも見えますが,どうなんでしょうか。
 もっとも,雇用政策について日本では真っ当な具体的な議論をしている政党は皆無とも言えるのが現状だとも,わたくしは考えますが。


◇ 全文転載

三万人のための情報誌 選択
http://www.sentaku.co.jp/category/culture/post-3187.php
社会・文化 Society/Culture
『選択』 2014年 1月号
どうした「早稲田大学」
「刑事告発」で揺れる私学の雄


 「私学の雄」早稲田大学で今、非常勤講師の雇用にかかわる前代未聞の「騒動」が続いている。一時、鎌田薫総長ら経営陣が刑事告発され、東京労働局も調査を始めた。

 背景には、二〇一三年四月に施行された改正労働契約法(労契法)を何とか逃れ、人件費を削りたいという大学側の思惑があるが、各大学の経営陣が同じ事情を抱える中、早稲田の動きはあまりに突出している。その背景として、「鎌田総長と安倍晋三首相のパイプ」を挙げる声もあるが、その政治との近さで国会を動かし、一三年末には特定秘密保護法制定の混乱のドサクサで、「脱法」にお墨付きを与えるかのような法律(改正研究開発力強化法)まで、あっという間に成立させてしまった。


◇ 一部転載
http://www.jlaf.jp/html/menu2/2013/20131202154742_5.pd
労働契約法の特例を設け、不安定雇用を温存、拡大する
研究開発力強化法等の改定案に反対し、廃案を求める声明


 自民党、公明党、民主党、日本維新の会、生活の党は、2013年11月29日、衆議院文部科学委員会で、自民・公明両党の議員提案による、労働契約法18条の特例を定める「研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律(以下「研究開発力強化法」という。)」及び「大学の教員等の任期に関する法律」の改定案を強行可決した。
< 以下省略 >

画像
    ゆず

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
生活の党は,なぜ研究開発力強化法・改定案に賛成したのだろう? 銅のはしご/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる